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脚長裕子の華麗な冒険

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  • from: Dr. Slipさん

    2025/11/26 23:39:56

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    Stanfordの2年目 21歳の裕子 (1)  ダーク成分の裕子 脚長裕子


    「Stanford に来て3年目になるんだけど、2年目でPh.D すなわち博士号を取っちゃった。裕子のお陰でダークマター(DM)やダークエネルギー(DE)を捕まえることが出来たっていう業績なのよ。裕子はお兄ちゃんと一緒に脚をアンテナにしてこれら暗黒素粒子を捕まえて頂かなんだけど。そしてこの研究は次のphase に入ったって言うのよ。多元宇宙構造を解明する班と特殊生命体を研究する班とに分かれてやるんだって。裕子とお兄ちゃんは特殊生命体班に組み込まれたわ。二人とも特殊生命体そのものなんだから、当たり前のことなのよね。だけど自分のことって言ったて、何にも知らないのよね。先ずは裕子の体からダーク成分を分離するとどうなるのか調べてみようなんて主任教授が言い出したわ。そんなことしたら裕子死んじゃうかもしれないのに、いとも平然と言ってくれるわね。でも裕子にも興味あるわ。ダーク成分を裕子の体から分離する方法は裕子の意思次第だってことがすぐに分かっちゃったの。裕子の興味が大きすぎたせいか、自然に分離してくれたの。ダーク成分の分離体は何かボーっとした裕子の投影体のような感じだったわ。等身大の時はボーっとしてたけど、小さくなるほど鮮明になって行く感じ。意識は不思議と2つに分かれたりしないで統一されているんだけど。ダーク成分が見ている像はどんどん巨大化していく感じで2元体験をしてるみたいね。このまま小さくなったら目に見えなくなっちゃいそう。だけどそこで止まらなかったわ。顕微鏡で見える世界を通り越して、電子顕微鏡でようやく見える程度まで小さくなっちゃった。でも超不思議なことに、ミクロの世界を目で見ている、しっかりとした意識はあるのよ。そして遂に1ミクロン以下、ウイルスと同じくらいになって漸く小さくなるのが止まったみたい。」

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