★(⌒杰⌒)AMAG'Yです

　すんごく久しぶりにまともな日本酒を飲んだよ。

夏にカミさんの実家に帰省した。
約500キロ走って到着。

高速道路を走ったので、いやいや実に楽だった。
この秋には、未開通部分も開通するので、
実家まで行くのにとても便利になる。

実家の父さんが親戚から頂いた
桐の箱入りの大吟醸酒を、娘婿(オレのことね)に
惜しげもなく「持って帰りな」と言ったくれたのだ。

いやはや、
親ってのはありがたいものだ。

一時期、まずまずの美味さの日本酒を飲み続けていたが、
アコギ関連の経費がかかるので、
ずっと紙パックの安酒（それでも、純米酒ではあったが）で
我慢していた。

そんな折り、
親父から「埼玉：武蔵鶴酒造」の大吟醸をもらったのだ。

そっそく、
魚屋の刺身三点盛り（鮪・鯛・鰤）でいただきました。

濃い、ルビー色というより、ゆでた枝豆みたいな色合い。
ううー久しぶりにまともな酒の匂いを嗅いだね。

もちろん、冷やしてなんて邪道なことはせず
（一昨年逝った実兄の教えに従い）きっちり常温で
頂きましたよ。

ま、やや辛口ではあるけれど、
口当たりはさらりとしてちょうど良い。
なんといっても、水の良さが感じられるな。

いやね、
地元の酒蔵があるんだが、
そこは残念なことにいい湧水を得られずに
仕込みに水道水使ってるんだよね。

地元じゃずっと有名な酒蔵なんだが
オレはずっとここのはなぜか粗くて好きな酒ではなかった。

「地産地消」がもてはやされているけどね、
いいものはやはり高いなんてのは、愚の骨頂だと思う。

いいものが高いのは当たり前で、それをいかに企業努力で
手ごろな価格に抑えられるかが大事なんじゃないのか？
と思うね。

原価が高騰したから価格に転嫁する、
経費がかさむから人件費を削る、
そんな当たり前のことばかりで、
なんの工夫も努力もしない。

オレは相変わらず、
Netオークションを利用しているが、
良いものが安く手に入る、
出会いとタイミングと運とによって、
けっこういいものを落札しているんだ。

横道にそれたが、
久しぶりの大吟醸は…やはり美味しかった。
関東地方は、千葉や埼玉にいい酒蔵があって、
美味い日本酒も多い。

やはり水のいい土地の日本酒は…美味い。

さて、今日も会社帰りに魚屋によって
いい刺身を贖いて、「武蔵鶴：大吟醸」を飲むべし！