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大好き、日本酒

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月25日 18時12分25秒

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    酒飲み人生四十年(非公式)、振り返ればそこに何もない…。


    =========上戸か下戸かで人生なんて変わるもんか=====
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    酒は気分良く飲むのが一番よいが
    四十年ほどの(非公式)酒飲み人生のあちこちでは
    〝悪酔の醜態〟も数限りなくさらしてきた。

    酒癖がいいか悪いかといわれれば
    時と場合による。

    たいていは気分良く陽気に飲むが
    酔いが回れば気が大きくなり、下品にもなる。
    体調が悪くてもどして、記憶がなくなくることも。

    酒飲みが味わう一通りの〝イヤな気分〟は味わってきた。

    まったく自慢にもなんにもならない。

    「百薬の長」たる酒に飲まれたはての失態は
    今でも苦い記憶として頭の隅に澱のようにとどまっている。

    何かから逃れたくて飲んでも
    朝になれば再びその呪縛がからみつき
    なんの解決にもならずに悔やんだりした。

    世の中に〝恋の歌〟は多いが
    〝酒の歌〟もまたたくさんある。

    恋を知らない人間は、恋の歌をどんな気持ちで聴くのか。
    酒の味をしらない下戸たちは、酒の歌を聴いて何を感じるのか。

    かつて、
    酒が人間関係の潤滑油になると考えていた時代があったが
    やがて、それは間違いだと気づいた。
    人は酒を飲んだからといって本音を語るとは限らず
    一緒に馬鹿話をしたからといって親友にはなれない。

    酒は神がもたらした魔法の水ではあるけれど
    その力を過信してはいけない。
    麻薬にもなれば毒薬にもなるし、水にも劣るたんなる液体であることも事実だ。

    酒から何かを学んだかと聞かれても
    正直なところ思いつかない。

    傍らに酒があったからこそ乗り切れたこともあっただろう。
    酒を介して取り持てた人との関わりもあっただろう。
    酒ゆえの過ちから教訓を学んだといえば、言えないこともない。

    酒を初めて知る前の時までたち帰り
    私がもしも下戸だったら
    それからの四十年はどんな彩りの人生になっていただろうか。

    あの時にもそこに酒はなく
    あの人との間にも酒はない。
    それで何がどうなったかと想像しても
    乾いたイメージしか湧いてこない。

    「子供がいない親と酒の飲めない人間を信用しない」
    …乱暴な言いぐさだが半分は正解だろう。
    だが、酒飲みほど信用のおけない者もない。

    私の人生は、
    アコギを知り十倍楽しくなり
    結婚をして百倍幸せになり
    子供を授かり千倍深いものになった。

    酒を知ったことを不幸だと思ったことがないのは幸いだ。

    二年前、
    長い飲酒経歴が年老いた父の脳を萎縮させ
    できた頭蓋骨との隙間から漏れた血液が
    一時、父を呆けさせたことがあった。

    二度の手術から生還した父の頭脳は
    以前よりすっきりとして、普通の暮らしを蘇らせた。

    監視役の孫から、半ば公認で
    一日に一合半のコップ酒を許されている。

    飲める人間が飲めない状況に置かれるのは辛いものだ。
    歩ける人間が座位を余儀なくされるのも
    語れる人間が無言を強要されるのと同じように。

    いまこの時代と時空を共用している
    親しい人たちと、一杯でも多くの酒を酌み交わしたい。
    飲めなくなるその日まで。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月19日 18時18分38秒

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    想い出の縁側、戻らないあの頃を偲んで、猪口を傾けた。

    春の気配は日暮れからの、一人で早めの晩酌…。
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    窓から差し込む陽の光の感じが変わってきたのは
    まちがいなく季節が移ったからだ。

    蘇った太陽の暖かさはいつのまにやら
    舗道の雪を解かして、長かった冬がもう少しで終わることを告げている。

    四季がはっきりしているといわれる日本も
    東西南北、住む所によって、そのはっきりさ加減は大いに違う。

    かれこれ三十年も暮らすこの街は
    移ろう四季のカレンダーのメリハリがよくきいていて
    酒飲みのシチュエーションも変化があって実に愉快だ。

    随分と昔、
    学校を卒業して就職したての頃、
    社会人としての小さな望みがあった。

    「あぁ〜、いつかもっと稼げる身分になったら
    土曜の昼間からお酒を飲み、ご飯を食べたいものだ」

    なんのことはない。
    まだ週休二日にもなっておらず、
    土曜も普通勤務の新卒サラリーマンが
    昼飯を食べに立ち寄った店でみかけた
    お金のありそうなどこかの会社員のぜいたくな昼飯風景を
    うらやんでのぼやきだったのだ。

    そんな私も今は
    数年後には定年を迎える身。
    週休二日の休みも普通に取れて
    その気になれば、〝昼酒〟だって可能になった。

    実際、
    カミさんが出勤日の土曜には
    数少ない料理のレパートリーから
    スパゲティなど茹でて、ニンニク・鷹の爪・タマネギ・シメジ・ソーセージと
    炒め合わせれば、暢気なにわか独身の午餐となる。

    スパゲティに合わせて、
    買い置きの安いワインを100円ショップのワイングラスに注ぎ
    取り置きのビデオを見ながら、ゆったりとひとりご飯なのだ。

    故郷の家には、昔ながらの縁側というものがあった。
    南に向かって庭があり、父が作った葡萄棚がほどよく日差しを
    遮ってくれていた。

    縁側に座れば吹いてくる風は心地良く
    家のすぐ横を流れる小川のせせらぎが涼味を誘う。
    あのころ、まだ十代だった自分に
    その縁側で夕暮れ時の晩酌をセッティングする甲斐性はない。

    夏ならば、
    夜になっても昼間の熱気が鎮まらなかった。
    街灯一つ無い、田舎の暗闇の中にゆらゆらと飛ぶ蛍の火。

    夕涼みがてら、縁側に出る。
    親父の畑からもいできた香り高いトマトと
    幼なじみの親が営む雑貨屋から買い求めた地酒を
    本家である隣家の井戸水で冷やす。

    仕事帰りに弟が買い求めてきた魚を
    東京で寿司職人だった兄が手際よく捌く。
    畑から戻った親父が外の水道で顔を洗っている音がする。

    母が台所で夕飯の支度を始めたようだ。

    一番幸せだったあの頃…。
    家族5人で過ごした故郷のあの家に、
    父は今、兄の忘れ形見の孫と2人で暮らしている。

    母も兄も逝ってしまった…。

    日暮れが遅くなれば、
    まだ明るさの残った夕暮れ時から
    一杯飲み出すこともできたりする。

    息子達は学校とバイト。
    カミさんは仕事帰りの買い物で
    家に一人の気楽さよ。

    鮪の短冊をぶつ切りに
    奴は生姜と刻みネギで。
    ふろふき大根とはいえないような大根をただ出し汁で炊いたもの。

    お盆に載せてこれら肴を居間まで運び
    早めの晩酌の場を設える。
    窓越しに見える庭の栗の木に雀が留まる。

    鎌刃のような月が輝きを増せば
    黄昏が深くなりつつあるしるし。
    街の中心街の喧騒から離れた住宅街だから
    聞こえるのは鳥や隣家の駄犬の声くらい。

    家族が帰って来るまでの
    ほんの小一時間の、一人だけの早めの晩酌が
    こんなにも豊かな気持ちにさせてくれるとは…。

    家族があってはじめての、ささやかな幸せなのだ。
    ハナから一人暮らしの侘びしさからはけっして生まれ得ない
    人生の妙味とでもいいたいような…。

    こうして、
    猪口を傾けながら、心地良い酔いのふわふわとなりながら
    少しづつ深くなってゆく外の景色に
    ダイダイ色の街灯が灯る頃、ひとり二人と家族が家に帰ってくるのだ。

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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2010年03月10日 18時25分32秒

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    息子達が、純米酒の美味さを知る日が来るだろうか?


    魅力の新潟1500円で飲み放題の日本酒イベント!
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    若い人たち……、たとえば息子達の世代などは
    日本酒が苦手なようだ。

    その代わりに「缶チューハイ」のような
    低アルコールで甘めのものは良く飲んでいる。

    彼らの意識の中にも
    「日本酒=悪酔いの元凶」がしっかりと刷り込まれているのは
    日本酒好きの親父としては、もったいないとしかいいようがない。

    ま、しかし、
    コンパや友だちとの飲み会で
    ワシらのように、片口から猪口に純米酒を注いで
    ちくちくと飲るわけにはいかないから
    仕方のないことではある。

    居酒屋の熱燗はとても飲めたものじゃないし
    チャンポンの組合せで、日本酒はいつも悪役だ。

    度数としては、日本酒とワインは似たようなものだが
    飲み方や良いの回り方、酔い心地はまったく違う。

    日本酒が好きなワシとて、
    パスタやハンバーグの時には、安くてもよいから
    断然ワインが飲みたくなる。

    息子達は、ワインもまたあまり飲まないようだ。
    理由は、ワインのあの渋みや酸味が苦手なのだろう。

    たしかに、
    いわゆる〝缶チューハイもの〟の商品バリエーションはものすごく多いし、
    カクテル系なども含めると
    実にオシャレで粋な感じがして、若者にはウケがいい。

    レストランなどで
    格好つけて、銘柄を指定するなど、
    いかにも分かったような顔をしている男女の多くが
    ワインについてほとんど知らないのと同じく
    若い世代は日本酒の違いには無関心だし無知だ。

    ワインのことはまったく分からないので
    3千円も5千円もするものより、
    500円前後のカリフォルニアワインで充分満足。

    いまのところ、
    息子達と、ぬる燗の銚子で、差しつ差されつという
    構図は無理なようだが、
    妙なもので
    息子も、食べ物に合わせて酒の種類を選ぶように
    なっているから、飲み助のDNAはしっかり受け継がれているようだ。

    我が家の台所の地下収納には
    いつも数種の酒をストックしている。

    純米酒の一升瓶、麦焼酎の1.8L紙パック、
    テネシーバーボン、第3のビール、カリフォルニアワインなど
    一応、晩ご飯のメニューに合わせて
    酒が選べる。

    在庫切れがないように
    残り少なくなればせっせと補給する。
    一家の父親が酒飲みだと
    下戸ではない子供も自然と
    酒をたしなむようになる。

    息子達が日本酒を飲む機会に恵まれないのは
    日本酒に合うおかずやつまみを食べないからかもしれない。

    ワシのように週に2〜3回も刺身食べるわけでもないし
    夕飯のメインが出来上がるまでに
    ちょいと一杯やってる子供はいないだろう。

    やがて、息子達が独立して
    一家を構えて、嫁をもらい
    仕事から帰って晩酌をするようになれば
    きっと、日本酒=純米酒の美味しさが分かるようになるだろう。

    夕飯の支度ができるまでの
    あの短いひと時に、軽くつまんで軽く酔うには
    日本酒が一番。

    親元を離れ、やがてあの頃の親の年齢に
    自分自身が到達してはじめて、父や母がたしなんでいた
    あれこれの事どもの意味が分かるようになる。

    人は、肉親であっても相手の気持ちと同じになることは不可能だ。
    叩かれた傷みは、同じことをされてはじめて同感できるものであり
    いくら体裁の良いことを声だかにわめいても
    「おまえが同じ目に遭ってから、そのセリフを吐けよ」
    といいたくなるような場面はよくある。

    「百聞は一口に如かず」=美味いと噂の
    純米酒も一口飲んでみれば、たちどころに美味さを理解する。

    先日、TVの「ケンミンショー」で
    酒どころ「新潟」の話題が取り上げられていて
    1500円のチケットで、出店の酒蔵の日本酒銘柄が全て
     2日間飲み放題というイベントが紹介されていた。

    なんともうらやましいイベントだ。
    さすが、米どころ、酒どころ〝新潟〟ならではの
    太っ腹なことこの上なく、新潟の若者たちは
    おそらく、早い時期から、正しい日本酒飲みなんだろうな。

    ワインで有名な、山梨のワイナリーにいけば
    同様に、安い入場料で
    酒蔵(カーブというのかな)酒樽の中の全ての銘柄ワインが飲み放題だ。
    ワインの場合は利き酒猪口ではなく
    シェラカップのもう少し平たいようなカップを首からぶら下げておいて
    あちこち徘徊しながら飲み歩くのだ。

    飲み放題を意味もなく喜ぶような年齢ではなくなったが
    「全銘柄飲み放題」にはさすがに心が躍る。

    ワシの住む街の近郊には、
    ビールメーカー各社の製造工場があり
    見学にゆけば無料でビールの試飲ができる。

    たいていはみんな遠慮して1、2杯くらいしか飲まないが
    ずうずうしく何杯もお代わりをして、よくカミさんににらまれたものだ。

    料理でもそうだが、
    一番のぜいたくは、「多くの種類を少しづつたくさん」だろう。

    利き酒猪口で、何種類もの地酒純米酒が味わえたら最高。
    毎晩日替わりでいろんな銘柄の純米酒が飲めたら至高。
    試飲をしてから純米酒が選べるような酒店はないものか。

    ♪おまえが大きくなったなら〜♪
    70年代フォーク、かぐや姫の南こうせつが唄う
    こんな歌詞の歌がある。

    おまえ達が今の俺くらいの年になって
    俺がまだ酒飲みの現役だったら
    美味い肴を前に、純米大吟醸を一緒に飲もうや。

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