「Re:名護３日目！」
暗くなってきたのに、せっかくだからと茅打ち（かやうち）バンタにも行ってきました。
だって、辺戸岬からすぐなので･･･



束にした茅を落としてもそれがバラバラになってしまう、というのが名前の由来だとか。
確かに、ここも風が強かった。

家屋がなかなか見受けられないところです。
でも、この一帯にも住民がいるようで(小学校もありますから)、海岸にも集落が見えました。
先の書き込みでも名前があった宜名真の集落です。



歴史的にも地政学的にも、まさに”おいしい”場所にある沖縄。
その辛さの面が消えるのはいつの日か･･･
泣いて笑って楽しんで、でも考えさせられる１日でした。
･･･って、もう午前２時ですが！

え？あしたはどこに行くって？
一応考えてますが、ど〜でしょ〜か？

「Re:名護３日目！」
ダイビングの講習もほんとにどうにか修了し（特に、最後の「緊急浮上」ではあの世にまで浮上するんじゃないか、と本気で思いました）、普通ならそれでとっとと帰ったら良いものの、今度はホテルの前をすっ飛ばし、本島最北端にある辺戸岬（へどみさき）へ行っちゃいましたf(~~;)
やれやれ、だわね。



かつての本土復帰闘争の舞台にもなった場所で、その碑が建てられています。



この下にはこのような文章が記されています。
全文、出してみますね。


全国の　そして全世界の友人へ贈る

鳴き渡る風の音に　耳を傾けよ
権力に抗し　復帰をなし遂げた　大衆の乾杯の声だ
打ち寄せる　波濤の響を聞け
戦争を拒み平和と人間開放と闘う大衆の雄叫びだ
　　鉄の暴風やみ　平和のおとずれを信じた沖縄県民は
　　軍事占領に引き続き　一九五二年四月二八日
　　サンフランシスコ「平和」条約第三条により
　　屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた
米国の支配は傲慢で　県民の自由と人権を蹂躙した
祖国日本は海の彼方に遠く　沖縄県民の声は空しく消えた
われわれの闘いは　蟷螂の斧に擬された
　　しかし独立と平和を闘う世界の人々との連帯であることを信じ
　　全国民に呼びかけ　全世界の人々に訴えた
見よ　平和にたたずまう宜名真の里から
二七度線を断つ小舟は船出し
舷々相寄り勝利を誓う大海上大会に発展したのだ
　　今踏まえている　土こそ
　　辺戸住民の真心によって成る沖天の大焚火の大地なのだ
一九七二年五月一五日　沖縄の祖国復帰は実現した
しかし県民の平和への願いは叶えられず
日米国家権力の恣意のまま軍事強化に逆用された
　　しかるが故に　　この碑は
　　喜びを表明するためにあるのでもなく
　　ましてや勝利を記念するためにあるのでもない
闘いをふり返り　大衆が信じ会い
自らの力を確め会い決意を新たにし会うためにこそあり
　　人類が永遠に生存し
　　生きとし生けるものが　自然の摂理の下に
　　生きながら得るために警鐘を鳴らさんとしてある


図らずも、沖縄の過去と現状を考える歴史ツアーのような雰囲気になりました。






辺戸岬には、こういう国体記念（このときの国体で全国を一巡したはずです）の碑や対岸同士の与論島と国頭村をの友好碑などもあります。

「Re:名護３日目！」
もうちょっとここの分の続きを。

この平和祈念公園には、沖縄戦で命を散らせた全国の方を追悼する施設が府県別にあります（東京都や北海道など、一部のものは別の場所にあります、とのことです）。

私個人にゆかりのあるものを･･･





両親の先祖の出身地になる新潟と徳島の碑。







東海３県の碑。
愛知県のものは海がよく見える場所にあります。
ここがアメリカの無数の艦艇や将兵によって埋め尽くされ、砲弾と屍に溢れていたとは考えられないほど、海は綺麗でした。





最後に、この地を守り、壊滅した32軍を祀る「黎明の塔」と、牛島司令官以下その司令部の将校たちを慰霊する「勇魂の碑」。
画像には出しませんが、「勇魂の碑」の脇には牛島司令官・長参謀長の墓の跡もあります。

近隣にある「ひめゆりの塔」のほうにも行きたかったのですが、タイムアップ･･･

「Re:名護３日目！」
ちょっと気が抜けて、テキトーに買出ししてホテルで食らってたら･･･
眠りこけてしまいましただぁ〜！
なので、更新は日付が変わったいまから(笑)。

ダイビングの講習の前に行っていたのは、糸満市にある平和記念公園。
広島の方のは就職活動のときに立ち寄っていますが、こちらのほうはちょうどそのころ、1995年にできた施設。



高速で１時間少々、車を停めて最初に目に入ってきたのは平和祈念塔。



この中も眺めてみたかったのですが、時間の都合で結局外だけ、ということに。
その奥にあるのが平和資料祈念館。
こちらも時間の都合で中を見学できませんでしたが、入り口の前を抜けると、戦争の傷跡が。



アメリカ軍の戦車（M4のでしょうか？）のキャタピラとどちらのほうかは分かりませんけど魚雷？が錆びて展示されています。
これらの残骸の向こうには







平和の礎（いしじ）がたたずんでいます。



追い詰められた住民が身を投げたという慶座（ギーザ）バンタを向こうに臨む場所で、このモニュメントが訴えるのは？などと考えるうちになんだか泣けてきてしまいました。

「Re:名護３日目！」
講習は３時間くらい前にどうにか修了となりました。更新、遅い！なんて言うのは抜きね(^_-)

貧乏性につき、修了直後からダッシュで更に突っ走っています。
時間次第では行きたいところで、こんな夕刻になってはしまいましたが、たどり着けました。
さすがに暗くなってきたので、戻りますねん。

「Re:名護３日目！」
またも午前中には１か所ですが出かけてきました。
間もなく、２日目の講習が始まるので、あわせて後ほど〜