「Re:ぐるっと東海エコめぐり　20100123(vol.95)　」
＜東海エコめぐり＞(続き)

下川：あぁ〜。あの、その廃材を生かした作品とかもいろいろね、あるということなんですけれども、あの、アクセサリーでこう、ロック･･･というのがあるということなんですけれども、これはどんなものなんでしょうか？
都築：え〜とあの〜、だいたい9mm角ぐらいの、え〜、ヒノキで出来てるものに、えっと〜、仏壇で使う塗りですね、え〜、梨地（なしじ）塗りっていうキラキラちょっとラメが入ったものであったり、え〜と、泊蒔（はくまき）っていって、え〜、金箔をちょっと乗っけて豪華にしたものだったりっていうような、ほんとに仏壇で使う技術をそのままアクセサリーに転用してるっていうようなものですね。
下川：え〜。なんかすごい、カッコ良さそう。
都築：そうですね。はい。
下川：うん。ちなみにあの、これは入手するところっていうのは･･･
都築：え〜と、いま、「アートマンジャパン」のHPと、え〜と、うちの店「都築仏壇店」っていうのがあるんですけれども、そちらで店頭で並べてはおりますんで、HPの場合はメール等で、えっと、注文していただければいいですし、あの〜、直接うちのほうに来てもらえれば、えぇ、商品、ものが･･･あの、一つ一つやっぱり違いますのであの、、見れもらえればいいかな、と思いますけれども。
下川：この「都築仏壇店」さんはえっと、幸田町（こうたちょう）の町民会館のすぐ近くに。
都築：そうですね。はい。（国道）248号線沿いにありますので、あの〜、けっこう簡単だとは思いますけれども。
下川：う〜ん。じゃあもう、こう、購入に行くというか見るだけでもちょっとやっぱり、あの〜、一度リスナーの皆さんもねぇ、来ていただきたいですよね。
都築：そうですね、はい。あの〜、変わった仏壇ばっかりありますんで(笑、下川も苦笑)、あの、楽しいとは思いますよ。
下川：え〜。でも、こうしたその、伝統工芸品をアレンジするっていうことでね、その、いろいろな意見もあると思うんですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか？
都築：え〜とですね、あの〜、やっぱり伝統っていうもの、名前が付くだけで守りに入っちゃうんですよね。
下川：そうですねぇ〜、うん。
都築：あの〜、はっきり言えばあの、なにもモデルチェンジしないで注目を浴びようっていうのはなかなか･･･虫のいい話で、やっぱりそこにあの、新たな僕たちが自分たちが欲しくなるものだったり、え〜、いろんな活動をすることによってやっぱり活性化が図れるわけであって、いまこういうふうなあの、なんか（物が）売れないとか嘆くよりも、まずやってみて、あの〜、判断して、もういろいろ意見は･･･実際あるんですけども、あの〜、そういうことを気にして動けないっていうのがあの〜、伝統のいちばん悪いところなので、まずやってみて、その･･･評価っていうものは皆さんに聞いて、またキックバックして新しいものを作っていくっていうような。
やっぱりその〜、前に向かっていけば、あの、三河仏壇っていうものが、え〜、海外に持っていっても評価してもらえたり、え〜、日本だけじゃとどまらずにいろんなことが、可能性が、あの、広がっていくので･･･
下川：う〜ん。
都築：あの〜、大きな視野を持っていければいいんじゃないかなぁ、と思ってますけどもねぇ。
下川：いまどうですか？あの、都築さん、こう、構想を練っている作品とかあるんですか？
都築：え〜と、今後はねぇ、いろんな展開をやっぱり考えてはいますけども、あの〜、もっと馴染みになってもらいたいなぁ、と実際のところは思ってまして、あの、いままではほんとに大きなものを作ってましたよね。あの〜、ドイツでやったりニューヨークでやってりっていうような個展用のものを、やっぱりスケールのデカいものをちょっと考えていたんですけども、逆に今後はあの、えっと、こういったあの、エコロジーみたいなところをよく考えて、あの、もっとあの〜、大事にしてもらえるような、あの、簡単なものでいいのかな？と実は思ってまして、鉛筆みたいなものだったり、もっとほんとに身近に接してもらえるような仏壇の技術っていうのがいま考えているところですかねぇ。
下川：あぁ〜、じゃ、ちょっとわたしたちもちょっと斬新なアレンジとかは目を引きますので、新しい作品、期待しています。
都築：はい、よろしくお願いします。
下川：都築さん、ありがとうございました。
都築：いえ、こちらこそ、どうもありがとうございました。
･･･