「Re:2012年１月　東北旅レポ」

携帯から画像アップします。

名古屋空港に着いてすぐに次のフライトに向けて作業中の図。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
前回から１か月以上開けて、ようやく最後だぞ〜

まぁ、ことあるごとに被災地の状況がどうこう、とは言われていますが、やっぱり実際に様子をご覧になってみてください。

とはいっても、ここからは最終日の八幡平から帰着までのことで被災地の厳しい有様を出すわけではありません。
厳しかったのは毎度毎度のスケジュールの組み方でして(^^ゞ

さて、スキーをしたいっていう気持ちを抑えつつ八幡平を発ったのは９時過ぎ。駐車場に停めていたデミオに積もった雪を払いデミオを返す花巻空港に向かおうという傍らではスキー実習の学生ちゃんがバスからゾロゾロ…
そんな彼らを横目に見つつ、おおむね前日に通った道をひた走り八幡平ICから東北道を南下。素直に花巻に向かえば良かったんですが、どうも盛岡にも寄れそうな…？
ということで滝沢ICで降りて国道４号線に。とりあえず給油もしておかないといけないので（花巻空港のあたりにはエネオスが無いのよ、これが）道沿いにあるエネオスに寄ってデミオのお腹を満たして、それから向かったのが市内にある藤原養蜂場さんのお店。こちらも今回のイベントではスタンプ対象店になっていました。ナビに住所を入力して、意外と通りづらい市街地の道を走って到着。
はちみつのほかにもいろいろと扱っていて、それを見ているだけでもけっこう興味深いのですが、そうしている余裕まではさすがになかったので、はちみつ３種類にお店のコロカをゲットして、今度こそ花巻空港に…
って、もう時間がヤバす！先ほど給油した時点で11時前、藤原さんで買ったのも11時半ぐらい。返却は13時。飛行機のチェックインのこともあるので焦るぅ〜！オマケに、こういうときに限ってどういうわけかトイレで用を足したくなるし…。ナビの時刻ではいい感じに間に合いそうではあったのですが。
実際には藤原さんを出てから国道4号線に戻ってから盛岡南IC手前のコンビニでトイレ＆食糧調達、盛岡南ICから花巻空港ICまで高速を使い、近くのコスモさんのスタンドで再給油。花巻空港には12時50分着…
って、あれ!?どこにクルマを停めたらいいの？
実は雪で駐車場が埋まってて（っていうか、除雪されてなかった）、入口の場所なんかもあまりよくわかっていなかったので駐車場の周りを1周して、駐車場に入っても雪を踏みながら指定場所に進むなんていう状態でした。荷物をちゃんと降ろしてデミオの鍵も持ってカウンターに行き、返却の手続きは完了。
あとは飛行機のチェックイン。花巻空港にはFDA（フジ・ドリーム・エアライン）が名古屋空港から1日1往復（現在は2往復に増えてます）飛んでいて、名古屋空港からなら自宅まで楽に帰れます。ただ、今回は雪が邪魔をしてくれました。
カウンターには欠航の可能性もという旨の掲示もあるし、心配したものの、名古屋から飛んできた飛行機は滑走路の除雪で30分ぐらい上空で待って着陸。折り返しになる搭乗便にしても雪が主翼につきっぱなしにならないように空港の職員さんが作業してくれたので、少々の遅れがあったものの無事に離陸。名古屋に帰って来れました。
今回ワタシを乗せてくれたのは、こちら。

…あれ？
画像がPCから載せられない。

ピンクがイメージカラーになっているエンブライルERJ-175。FDAはコミューター航空であっても最近流行のLCCではないので飲み物は普通に出してもらえましたし、窮屈さを感じることもなく快適に過ごせました。
豊田市の南部で一気に右にバンクして針路を北にとって着陸態勢っていうのはヤラレましたけどね（もちろんいい意味で）。

で、名古屋空港に着いてからは悪い意味でやられました。
乗るはずのバスがどうも定刻よりも早く出てしまったみたい。遅くなるのならともかく、始発からこれっておかしいだろ？と思いつつもきっちりと確認できないのがもどかしかった！電話で運行しているあおい交通に聞いても埒が開かないので仕方なく遠回り。西春駅まで名鉄バス、あとは電車。犬山経由で戻りました。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
え〜、次っていう前に訂正。
岩手での出発地、一ノ関じゃなくて北上でした。
最初は一ノ関を予定していたんですが、時間的な都合以上に乗り捨て料金のことで北上にしてたんだった。
北上のマツダレンタカーさんを12時半ぐらいに出発、国道107号と340号線を通って陸前高田に入ったのでした。
ここからは国道45号線をひた走っていったのですが、釜石に入って港に面していた警察署（建物は残っていたものの全壊状態）の駐車場に津波で流されてだろうと思われる潰れたりへこんでいた車がずらっと並べられていた様子や大槌町の吉里吉里地区での住宅の土台を残してまるっとさらわれてしまっていた惨状には、これも遅々として進められないでいる復興の現実を垣間見た思いがしました。
なお、画像で出した四十八坂は吉里吉里からさらに5㎞ぐらい宮古市のほうに走っていくとあります（地域としては山田町になります）。

さて、訂正ついでに補足もしたところで、宮古からの道のりを書いていきましょう。
とっとと盛岡に行かないといけない（最終目的地はその北にある八幡平市）のにもかかわらず、素直に西に行かないで北に向かうワタシ。もう少しで北隣の田野畑村に入ろうかという岩泉町小本で国道455号線にスイッチ、ようやく西に向かいました。とはいっても、こうしたのはお土産スタンプがもらえるお店がこの道沿いにあるから。
そのお店は早野商店さん。ほおずきスイーツソースでエントリーされているお店で、いくつかあるセットのなかから4000円のもの（このセットに入っている魚醤ベースだったかな？めっちゃからいモノの瓶詰があります。デスソースといい勝負だわ）と近くにある龍泉洞のお水でできたビールを買いました。この時点で18時を回っていて暗くなっていまして、これでお店が見つからなかったらど〜しよう？と思わずにはいられませんでしたが、フツーに道沿いですので迷うことはまずありません…と言いたいところでしたが、ナビで住所検索していたのに通り過ぎそうになってました(^^;
ここからは雪道でも関係なくすっ飛ばしていきました。少しでも早くホテルに入らないと迷惑かけてしまいますから。国道340号線との重複区間を含めて455号線を何度かかる〜く後ろを滑らせながらも走り抜け（岩手でも乗らせてもらったのがパートタイム4WDのデミオだったから助かったわぁ〜）、19時半の時点では一応盛岡市に入ってはいたものの明神山とか高帽山という山あいの中。
ホテルのほうからこの時間に一度連絡をと言われていたので電話をかけようとしたら向こうからかかってきました。現在地とナビでの予想到着時間を話したら、夕食を取り置きしてくれることが確定に。そりゃ仕方ないわな〜。
ここから県道16号線を経て東北道の滝沢ICから北へ。松尾八幡平ICで降りて速度超過気味（ってぇ〜か、思いっきり速度超過でした）で走ること20分ほど、八幡平リゾ－トホテルにやっと着いた！
チェックインを終えて、すぐに取り置きしてもらった夕食を部屋に持ってきていただきました。



実際には二重になっていて、この下にはお肉やら揚げ物の入った箱。さらにおでんに豚汁、デザートも。お肉はさすがのホテル料理っていう感じで柔らかくてしっかりとした味付け。ちゃんと時間内にインできてたらこればっかり喰らってたかも。
ただ、食事とは別に残念だったのがスキーができるところだったっていうこと！そうとわかっていたら早野さんには悪いけど遠回りしないでこっちにすぐに向かって滑ってた！！
でも、このことは朝食をいただくときに判ったんだなぁ、これが。レストランの目の前に広がるゲレンデ…。朝スキーをしてくれたら良かったんだけど。
ちなみに、お風呂は源泉100％のかけ流し温泉。硫黄の臭いが最初だけはちょっと気になるかもしれませんが、あがったあとの爽快さはけっこうなものです。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
どうにか仙台に戻って、ここからは岩手のほうに向かうことになるのですが、その前に自宅に送ってどうにかしないといけない荷物を送りにホテルから仙台駅に向かう道すがらでクロネコさんのお店に立ち寄り。朝食をの〜んびりいただいていたこともあってちょっとばっかり時間的に押してしまったのはご愛嬌。箱に洗濯物となった衣類に笹の川さんで買ったお酒などを詰め込んで発送。
そして仙台駅へ。仙台から岩手県は一ノ関まではJRで移動。これもスタンプをゲットする関係上の都合。旅程の都合ということもありますけどね。下車してから近くのマツダレンタカーさんへ。スタンプをもらっていざ出発！というのが12:30。

岩手での宿泊先は八幡平グランドホテル。こちらは夕食・朝食ともにバイキングの宿なんですが、夕食の時間が異様に!?早いんです。18時から19時半のあいだに食堂に入っていただくことになっています。
普通に考えたら素直に盛岡のほうに行ってお土産スタンプをゲットして（このお店のほうには翌日の帰りしなに寄らせていただきましたけど）ホテルに向かうものなのに、ワタシが向かったのは陸前高田！思いっきり反対方向です。だって、奇跡の一本松を撮ってみたかったんだもん。
ま、結果を先に言いますと、とても車を置いて時間を取って撮れる状況にはなく、そもそも近づいていくこともはばかられました。
一ノ関を発って1時間半ほど（ということはけっこうすっ飛ばしてきたということなんですが、大目に見てください）、仮の陸前高田市役所の前を通って進んだ先には更地と瓦礫の山とかろうじて踏ん張って残ったわずかな建物。数メートルにまで積み上げられた瓦礫の上をダンプや重機が走り回り、港一帯はまさに壊滅。道の駅の建物には津波で叩き込まれた泥に瓦礫が詰め込まれていました。震災から10か月あまり過ぎてもこの有様、百聞は一見にしかず、とはこのことか？と思えてきました。
こういった瓦礫の広域処理の受け入れをどうだのこうだのと言う方が少なからずおりますが、いまでもそれほど状況は変わっていないはず。一度その目と体で現場を見て、それからよく考えてほしいものだと思わずにはいられません。

時間的にはすでに高田を回ったことで十分すぎるぐらいに押しまくっていたので、この先もずっとぶっ飛ばしていく羽目に。途中の大船渡にある道の駅で名物お土産の「かもめのたまご」を買って三陸海岸を北上。三陸鉄道の線路…があったはずのところにも転がる瓦礫も目に留まり、復興の歩みの遅さをさらに実感しつつ



途中の四十八坂にての一枚。ここでもあの瞬間があったんでしょうね。

意外に距離のある岩手の海岸を横目にしながら宮古市に達したのは16:30.もうこの時点で八幡平には思いっきりの大遅刻が確定したのでホテルに連絡。夕食は取り置きしてもらえる、ということなのでしたが、さて、実際には何時ぐらいに着くんでしょ〜か？

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
…あ、途中で思わず送信しちゃった。

給油のほうはナビで探せる限り最後のENEOSさんが開いていたのでそこでしました。時刻は19時半！ナビをセットしてお店にたどり着いたのはその10分後。

荷物を降ろして仙台駅を通り抜けて商店街のほうに。宿はホテルグリーンプラスさん。荷物を持って階段を上がらないといけないところはさすがに考えてしまうところなんですが、不満といえるのはそこぐらい。バイキング形式の朝食は程よい感じでした。ちゃんとスタンプをいただいて、これで宮城県分の応援コロカもゲット。
もっとも、晩御飯のほうはそれなりに探していただくことになるのもお約束。ホテルに来る途中で気になったお店があったので、チェックインしてから改めて伺いました。



なぜが左側のほうが暗くなってますが、お気になさらぬよう。
牛たん炭焼利久名掛町店さんでいただいた「まる得極セット」。仙台といったら牛たん、というお約束に従ってみました。画像にはお通しにお酒（ウイスキー）も収まってますが、これで合わせて2835円…って、細かいなぁ！
もちろん、ほろ酔いでホテルに帰って、バタン。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
喜多方を出発したのは11時半ぐらい。それからはとにかく仙台のほうに向かって戻ります。クルマを20時までに返さないといけませんから。

とはいっても、通った道の先にあるのは山形県は米沢市。雪が時折舞う国道121号線を北上していったわけなので。
今回の東北旅のコンセプトとは直接には関係ありませんが、米沢にもコロカ店があります。三奥屋（さんおうや）さんというお漬物のお店。このお店の近くにあるイオンに立ち寄って靴を買い求め（靴底がボロボロだったそれまでの靴で来てたので、いい具合に安くなっていたのをゲットしちゃいました）、そのあとにせっかく米沢に抜けてきたのだからとナビをセットして寄らせていただきまして、ちょこっとばかりお買いものしました。帰宅してからいただきましたが、けっこうご飯に合いました。

米沢からはわたし自身は国道13号線を北上、山形市内から山形自動車道経由で、と考えていたものの、ナビのほうは国道13号線でも福島市に回ってから東北道、というルートを提示。再び雪道の中をひた走り仙台に…と素直にはいきません。スタンプをゲットしないといけませんので対象店にダッシュ！そのお店があるのは松島ですもん。ナビの言うことをアテにしないとどうなるか…
東北道から仙台南部道路・仙台東部道路を経て三陸自動車道の松島海岸ICへ…と思ったもののそのひとつ前の利府中ICのあたりから本線が詰まり気味になっていたので利府中ICで下道。
高速を降りてすぐに仮設住宅がどうにか場所を確保したのではないかという土地にあり、その隣や道向かいには普通に住宅も。お互いに暮らしにくさを感じているのではないかなぁ、などと思いました。片やすべてを失って身一つで仮住まい、片や潰れずに残った家屋でどうにか暮らしていけている、その状況にどちらについてもわたしなら耐えきれるのだろうか？

さて、松島に到着。



この海があの日、あんなになるなんて思えと言われても難しいよなぁ。

目的地は松島海岸駅の近くにある むう さん。笹かまぼこのほかに豆腐かまぼこもあって、もちろんそれなりに買わせていただきました。16時閉店のはずが来店時ですでに16時半ぐらい。まだ買っていけるということだったのであれもこれもと言ってたら5000円ちょっと。これはさすがに持っていけないのでクール便で自宅に送ることに。



そういう時刻に押しかけてしまったのに試食のかまぼことお茶まで出していただき、ありがとうございました。
画像はその試食の時に店内から外を撮った一枚。

むう さんを発ってからも追い込みコロプラーになっちゃいました。20時返車なのに、残りが3時間ぐらいしかないのに、クルマを仙台とは反対方向に向けてしまうなんて往生際の悪いこと(^^;
三陸道とその一部である国道45号線を55㎞ぐらい走って登米ICに到達したのが18時過ぎ。降りてＵターンして飛ばします。長町ICには19時ぐらいに到着、そのままマツダレンタカーに…って、給油！JALマイラーとしてはENEOSで入れたいのでナビを頼りに廻ってみたものの、どうも19時を過ぎると軒並み閉店してしまうようでなかなか給油できないし時刻は迫る。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
芦ノ牧温泉駅を発ってからは途中までは元の道を戻り、会津若松ICへの案内看板を見つけてからはそれに従って県道64号から国道49号・121号を進みました。目指すは喜多方市。
まぁ、とりあえず喜多方に行ってラーメンをかっ食らうつもりではいたものの、あえて事前情報は何も得ずに行きました。あまり芸能人御用達とかいうのをネタにして、というのは性に合わないんです。
国道121号線を進み喜多方に入ってから何軒かのラーメン屋さんが目に入りました。でも、どうもピンと来ない。こういう幹線道路に沿ったお店を選んでも大丈夫なんだろうけど、気乗りしないまま喜多方駅にまで行っていました。
駅前の駐車場に車を停めて駅に近いところに狙いを絞ったわけ。こういう場所（駅という人の集まりやすそうなところ）にあるお店ならきっとハズレはないだろう、と。
でも、いない。人が。いくら真冬のオフシーズンとはいっても、日曜のお昼前ですから”人っ子一人いない”を地で行く状況にフクシマの風評被害を思い知らされました。
で、ラーメンですけど、すぐにお店を見つけてそちらでいただきました。



駅前も駅前、駅を出て歩き出したら30秒の場所にある「喜多方ラーメン桜井食堂」さん。こちらのお店にもご多分に漏れず芸能人のサイン色紙がいっぱい貼ってありましたが、そんなことを承知の上でお邪魔したわけはもちろんありません。それこそいちど車を降りて探してみたときに最初に目に入ったのがこちらだったという次第。
いただいたのは画像にある蔵味噌ラーメン。値段は…えっと、いくらだったっけ？750円か850円ぐらいだったと記憶しております。
それなりに有名なはずのお店としてはなんとも寡黙なご主人がこしらえてくれたラーメン、なかなか掴みはOK！でした。ゆで卵にあったかさが最初から入っていたら完璧だったなぁ、という覚えがありますが、スープまで完食いたしました。それだけ美味しかったということ。
本音を言えば、ご主人さんとちょっとだけでもお話ししたかったなぁ。さすがにこの人の少なさはひどすぎますし、いわばナマの声を聞けたらよかったのですけど、そうできるだけの押しがワタシにありませんでした。また喜多方を訪れることがあったら、また寄らせていただきますね。

桜井食堂さんについては、こちらをご参照ください。
http://www.gurutto-aizu.com/detail/index_53.html

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
もともとの予定としては9時位に出発、喜多方でラーメンをいただいて仙台に戻る前に松島を回る、ということでした。
ただ、予定が変わった理由はホテルのエレベーターに貼ってあった観光地図でした。

スーパー銭湯から戻って部屋のカギをもらってエレベーターに乗って…

あ！

そうだ、このニャンコがいたんだった！



会津鉄道芦ノ牧温泉駅の名物駅長のばすにゃん！
猫の駅長といったら和歌山電鐡のたま駅長が有名ですが、同じ猫駅長つながりでこのたま駅長とも盟友!?のようになっているばす駅長のことはなんとなぁ〜く聞いたことがあったようななかったような…
貼ってあった観光地図にばす駅長のことが記されてあったので、危うく取りこぼさずに済みました。

とはいってもどうせだからこちらもとりあえず眺めてみたくなり



雪化粧した鶴ヶ城にも立ち寄ってきました。まだ8時前ぐらいでしたので、こうやって外面を眺めてきただけですが。順番としては鶴ヶ城のほうが先、そしてばす駅長に会いに行きました。
これもたまたまですけど、きょうのNHK総合「歴史ヒストリア」で土方歳三が取り上げられていて会津のことも触れられてましたね。

で、車を南に走らせること約30分、到着。



会津鉄道芦ノ牧温泉駅。普通に住宅の中に紛れ込んでいるっていう感じでしたので最後に国道118号線から曲がって入らないといけなかったのが出来なんだ(--;)
看板もあったのに。
すぐに戻って車を停めて、駅舎の中に行くと…
いないぞ〜！と思ったらいつの間にか待合室の真ん中にあるダルマストーブの脇にいるし。
カメラを持っていなかったので取ってきて待合室に入りなおすと、もういない。
どこに行った〜!?と思いきや



事務室の窓からお外を眺めてました。
基本的にこのばす駅長のほうが立場は上のようで、隙さえあれば…じゃなかった、入口の引き戸に隙間があれば外に出ちゃいます。
雪だろ〜が関係ありません。



歩いてみるし



たたずむし



ベンチに寝っころがって「にゃに見てるのよ？」

ほんと、猫って自由だわ〜。
ま、ちゃんと給仕さんがいるからこそ、なんだろうけどね〜。

ちょっぴり癒されてこちらを後にしたのでした。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
若松方面に向かってはいましたが、寄るところというのは郡山市内。決して小野ICからほど近いリカちゃんキャッスルではありません!!
今回のコロプラのキャンペーンの趣旨に沿う限りスタンプを押してくれるお店に寄らないといけませんが、時間的な都合で行けるお店が郡山にある笹の川酒造さんだけだったのです。
今回のキャンペーンでは乗り物(バス・鉄道・レンタカー)・宿泊・物品購入をひとまとめとしてこれを3セットこなすことが必要で、称号としての「東北応援団長」を得るためには福島・宮城・岩手の各県の専用カードであるコロカが必要でした。まずは初日に福島のコロカを得るべく、乗り物については新宿ではウィラーさん、そして仙台ではマツダレンタカーでスタンプをゲットしていた、ということはスタンプ台紙はこの時点で2枚持っていたわけなのでそのうちの1枚に購入分のスタンプを押してもらい、若松の宿泊先でのスタンプで福島県の専用コロカをゲット、という段取り。
実際に笹の川酒造さんに入ったのは15時40分。磐越道に乗りなおすまではあえて使わないでいたカーナビに所在地を入力していざ！となったときには16時で閉めてしまうことになっていた笹の川さんに無事に入れるか心配ではありましたが、どうにか間に合いました。
カーナビとコロプラでUPされていた詳細地図を見比べてたどりつき、いい具合に古びた建物に掲げられていた真新しい案内の紙の通りに事務所のほうに。呼び鈴を押して、というところだったものの笹の川さんの方がちょうど見えたので、きっともとは会議室だったはずの販売室に。そこでこちらの売りである粕取焼酎「豊作の秋」ともう1本のお酒を買って、スタンプとコロカをゲット。

笹の川さんを16時ぐらいに出発、今度こそ若松のホテルに。宿は若松駅前（厳密にはすぐ南側）にある駅前フジグランドホテルさん。福島市や郡山市内ではなく若松にしておいたのは地域制覇ということがありますが、系列のスーパー銭湯（お湯はもちろん温泉）に無料で入れることのほうが大きかったりして。
若松には18時過ぎに到着。雪がちらつく中で車を駐車場に入れてパルク・フェルメさせて、必要な荷物だけ出してチェックイン。スタンプとスーパー銭湯の無料券をいただいて、荷物を部屋に置いてから一風呂頂に。実は、このときにはコロカ取得の方法で勘違いをしていて福島県の専用コロカをもらわず、翌日になってから申し出てそのコロカをもらいましたがね。まぁ、いかんがね。夕食はそのスーパー銭湯のほうでいただきましたが、画像を残し損ねた！野菜炒め定食だったっけか!?いい塩梅の味付けで量的にも申し分なく、美味しくいただきました。
ホテルのお部屋のほうも通常の使用には何の支障もなく、1階には本屋さんもあるのでちょっとした暇つぶしもできますよ。
ま、強いて！あえて！物足りないところがあったとしたら朝食の量がもうちょっと欲しかった、っていうぐらい。



こちらがその朝食の和食のほう。洋食のほうもありますので、チェックインの時に選んでください。
ホテルのチェックアウトは29日の7時過ぎ。

若松からは喜多方から米沢経由で仙台に戻る…予定が、オマケがついてこれまた時間が押す展開になっちゃいました。その分は次回で書いていきます。

笹の川酒造　HP
http://www.sasanokawa.co.jp/

フジグランドホテル　HP
http://www.fujigrandhotel.co.jp/services/

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
さて、船引三春ICから普通であれば宿泊地である若松のほうに向かう…わけなんですが、コロプラーとしてはそういうわけにはいかないもの。地域制覇のためにはまず該当する場所に移動しなければいけません。
というわけで、若松とは反対方向のいわき市に向けて走りました。
雪をとりあえず掻き分けてどうにか乗用車が1台通れる程度で済ませた399号線とは違って、雪もなくスイスイ走れました。
とはいっても、もう磐越道に入った時点で13時を過ぎていて、ちょっとばかり空腹を覚えてきました。なので、阿武隈高原SAに寄って昼食を。



エゴマ豚定食、900円…だったよね？
要は生姜焼き定食なんですが、豚さんに食わせてるモノが違うだけあってお肉の食感が良かったぁ〜（*＾O＾*）

お腹を満たして再び道を進みます。
小野ICを過ぎ、いわき三和ICに入るぐらいで位置登録…ってほんとはしちゃいけないタイミングなんですけど。だって、運転中ですもん！ま、そこはブラインドタッチでこなしてます、っていうことにしておいてください(^^ゞ
そのいわき三和ICでいったん降りてすぐに乗り直し、今度こそ若松のほうへ…素直には向かいません。
まだ寄るところがあるのでした。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
南相馬の道の駅で軽く休憩をとったあとは南進できないので、とはいっても北に戻るわけにもいかず、東は海ですから西に進路をとりました。南相馬の西にあるのは飯館村。原発事故の後からマスコミで取り上げられて知られることになった地域です。剣道12号線に乗って西へ。とても放射性物質が高い濃度で降り注ぎ残っているようには感じられないぐらいに普通に見える街、でもそこに残る人はないのです。



こちらは飯館村役場から2㎞ぐらい南の飯樋（いいとい）の様子。ごくごく普通に見られそうな山あいの街の風景…のはずなんですが、実は普通にしてはいられない場所。生活の営みをはぎ取られた、魂の抜け殻のような、まさに殺風景を収めた瞬間。なんだかいたたまれなくなってすぐに離れました。

その後は国道399号線・288号線を経て磐越自動車道の船引三春ICへ。
まだ福島制覇のコロプラー的移動は止まりません。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
4月のうちには一度も続きを書いていなかったなぁ〜

現地の状況のほうがだんだん変わってきているので、こちらのほうも忘れないうちに進みましょう。

前回はレンタカーで仙台を出発したところまででしたね。
仙台駅からほかのレンタカー屋と比べてもちょっと離れていたマツダさんでしたが、初日の行き先のほうはこれもけっこう離れた会津若松。普通に東北道で走っていけばどうということもないものの、そこはコロプラー、対象地域（福島・宮城・岩手）全域制覇を目標にとにかく走り回りました（ま、結果から言ったら、岩手の久慈地域のみ回れませんでした）。
3月までは被災地支援と観光振興を目的として高速道路の無料化がされているのでETCを使えばもう気楽に走れます。まずは仙台南部道路の長町ICから仙台東部道路を南進、常磐自動車道の山元ICへ。進行方向左側に見える風景は津波をかぶったこともあってかのっぺらぼうのよう。
山元ICからもさらに南進、国道6号線を南相馬のほうへ。この道のあたりも津波を喰らったはずでしたが、そうは思えないごく普通に見える津法の幹線道路という感じで走っていけました。ただ、南相馬に入ってしばらくしたら道沿いにいきなり大きな漁船が！やはり津波はすごかったんだと思い知らされました。一瞬なんでそれが在るのか判らず、広告の類かと思ってしまった、それぐらい唐突に現れたのです。横たわっているのでもなく、自分の周りに水が張られたらそのまま海に戻っていきたいとでも言いたげにそこで情けない姿をさらしているように、後から思えました。
そうして南相馬の道の駅に到着。この道の駅のある交差点にはあと6.4㎞先からは原発事故の立ち入り規制地域に入ります、との看板が。そういうエリアに近づいていたことは承知で来たとはいえ、悲しさと緊張感を同時に覚えるわたし。でも、地元のみなさんからしたらある意味新たな日常の風景の一部かもしれないし、あきらめの象徴なのかもしれません。小さな立て看板ひとつ、しかし意味するところはあまりにも大きいと、いまにしたら思えます。
いまは規制の変更でこの看板もないはずですが、無くなったら終わりということでも元通りというわけでもありません。原発事故が起こった前と後では表面はともかく人の気持ちという内面は前の段階には戻れないのですから。

「Re:2012年１月　東北旅レポ」
仙台へ向かうバスの中では、というよりも普通に夜行バスではなかなか寝付けないもの。途中で休憩として停まることもありますが、そうでなくてもあまり慣れない姿勢で寝ようとするのだから当たり前か〜(^^;
ウトウトしてみたり目が覚めたら位置登録してみたり、そうこうしているうちに朝5時には福島駅前、そして6時位には終着の仙台駅前に。
荷物をトランクから出してとりあえず駅のほうに。
レンタカーを借りられるのは8時になってからだし、それまでぶらつくにはまだ早いし寒い。それに、どこをどう回っていこうか考えていなかった。
仙台駅に着いて少しばかりふらついて、3階に座れるところを見つけてそこで前日の立川で乾電池と一緒に買っていたロールケーキを喰らいながら地図とにらめっこ。こんな感じで回ろうという一応の予定を立てて、マツダレンタカーに。
コロプラの今回の企画ではウィラーさんのほかにマツダレンタカーの利用が実質的には必須のようになっていて（特にわたしのように一気にイベント条件をクリアしようとした場合には）、それまでにも（借りてでも回送の時にも）何度か乗っていたこともあって慣れていたデミオでいざ出発。
まずは南へ。福島県のほうに向かいました。28日の最終目的地は会津若松ですしね。