長崎でしたので、ぺコロスさんのお母様のことを心配しました。詳細はまだわかりませんが、どうも大丈夫だったようです。亡くなられた方や関係者の方にはお悔み申し上げますが、このような事故があると思わずドキッとしてしまいます。充分な防災設備がなかったことが指摘されていますが、この手の施設の経済事情もある程度察しますので、何とも申しがたいです。悪いと言われれば悪いのでしょうが、仕方がないと言えば言えなくもないと思えます。あるいは先日は無許可の施設の経営が非社会的組織によるものだった、という事件もありました。国から補助があるので、施設の経営は儲かる、という方もいます。まだ読んでいませんが、「サービス付き高齢者向け住宅経営成功の秘訣」という本を買ってきました。利益がでなければもちろん産業として成り立ちませんので儲ける、という発想に反対はしません。むしろ、理念だけで行われている福祉があればその方が疑問です。男性福祉職員の寿退社という話も聞きます。労働に値する対価を与えなければいけないし、被介護者の負担や財政の負担も下げなくてはいけません。でも、このような矛盾点にこそ興味をもつのが経営者という人種です。きっと、なんらかの打開策が見つけられると思います。何にしろ、痛ましい事件でした。ぺコロスさんの映画は夏に公開されるそうです。楽しみにしています。