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  • from: ミッソーさん

    2006年11月30日 07時14分25秒

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    推理小説17

    クリスマス事件17
    「中谷君はすぐ、松本君の家族に知らせてくれ。和田君と川口君は、女の子達を部屋へ連れて行って、手当をしてくれ。僕は警察に連絡をとる」僕は部屋に鍵をかけると、携帯で110番した。僕達は二階の応接室に集まっていた。「警部さん、一体誰が清を殺したのか、一刻も早く犯人を見つけてください。こんなことをしでかすなんて、全くとんでもない奴だ」松本氏は、僕達九人の顔を一人ずつ、お前が犯人かというように睨みつけて、怒りに肩を震わせて言った。松本夫人は声を出して鳴咽していた。「ご安心ください。私共の総力を上げて、この事件にあたっていますので、犯人の逮捕は時間の問題と思われます」岡山南署の松田警部は、体に似合わないガラガラ声で言った。松本夫妻が出て行った後、松田警部は僕に気がつくと、びっくりしたような声を上げた。「黒住君じゃないか?これは驚いた。君のことは北署の原警部から、いつも聞いているよ。ぜひとも、この事件の解決に協力してくれ」

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