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from: Dr. Slipさん
2025/09/14 10:09:07
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フリー・ルポライターの裕子(7)、裕子契約成立、第2次世界大戦の戦場巡り
ウイルミントンへの招待 北ビルマから帰ってみたら、国際時空間管理会社からの契約採用通知が届いていたの。なんでも、時空間フリー・ルポライターに内定されたんだって。早速USノースカロライナのウイルミントンまで出頭するようにって書いてあったわ。よっぽどなことがないとテレポーションは禁じられてるので、飛行機で行くことにしたわ。先ずワシントンDCのダレス空港まで飛んで、ミッドウエー・エアラインのプロペラ機に乗り換えて、ダーラム経由でたどり着いたわ。そして指定されたケープ・フェー河のX地点へ行ったわ。裕子は高3の時、大型バイクで1度訪ねたことがあるのよ。そこには第2次大戦に使われた戦艦ノースカロライナが当時の外観のままで係留されているんだわ。この戦艦の前で、国際時空間管理会社の北米支社長のMr.ウォーレンが待っていたわ。そして、裕子の北ビルマのルポを読ませてもらったけど、短時間の仕事としては良くできてるし、あのハグの下りはぐっと来た、って言ってくれたわ。そして、「裕子君はまだ学生だから取り敢えず1年契約としておく。北ビルマのボブを専属の時空間パイロットとして君に付けるから、思う存分第2次世界大戦のルポを取って来てくれたまえ。」だって。・・・・・・・そして、ボブと再会したわ。ついこの間別れたばっかりだけど、何だか変に懐かしかったわ。戦艦ノースカロライナの艦尾のカタパルト上に搭載されてる水上偵察機・キングフィッシャーが今回の時空航機なんだって。ボブは、今度こそは精度高く裕子を送ってやるって言ったわ。多分、第2次世界大戦の真っただ中で着地した途端に弾に当たって死んじゃうかもしれんけど、なんて怖いことを言うのよ。
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