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from: Dr. Slipさん 2025/10/14 05:34:39 icon フリー・ルポライターの裕子(27)、空母機動部隊と共に(6)、第2次世界大戦の戦場巡り 
 (二次攻撃隊発艦せず) 「当初の計画では二次攻撃隊まで発進させる予定だったそうよ。だから1次攻撃では即反撃力になる戦艦や航空戦力を攻撃して無力化しておいて、2次攻撃でゆっくり燃料タンク群だとかドックだとか、ロジスティック施設を攻撃する予定だったそうよ。当然みんなそのつもりで、準備していたわ。だけど、この人の一言で取り止めになっちゃったの。第1航空戦隊司令官・南雲忠一さんね。若い源田実作戦参謀は"攻撃は反復してこそ意義があるんだ"と言って食い下がったわ。山口多聞第2航空戦隊司令や淵田航空隊長も必死で抗議したわ。でも、"今までの戦果だけで十分だ、これ以上リスクを冒す必要はない、無傷で機動部隊を戻すことが後は私の最大の使命だ。"と言って、帰国へのコースを指令しちゃったの。イフシリーズで現代作家がいろいろ書いてるけど、この2次攻撃打ち切りの決断も大批判を浴びてるわ。本当はこの二次攻撃でインフラを徹底的に破壊し、戦争の継続力を徹底的に削ぐことが山本五十六の作戦の神髄だったはずなんだって。日本の戦い方にはこの後もちょくちょく出てくる現象らしいわ。現場司令が臆病風に吹かれるのか? それとも直接の戦力を潰せば十分だと考える短慮さなのか?」
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