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  • from: ☆(⌒杰⌒) AMA-G'ですさん

    2009年08月06日 18時28分51秒

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    息子と酒を飲むのが親父の幸せ


    親父と飲むことの意味…
    ★(⌒杰⌒) AMA-G'です

    前回、実家で年老いた親父とワンカップを
    飲んだ話を書いたが、
    上戸の息子が実父または義父と酒を飲むことの意義について考えたい。

    自分自身も二人の息子を持つ父親として
    息子達と酒を飲む、というイメージは悪くない。
    どころか、究極の親子像という気がする。

    さらに、
    もしそれが娘であっても、
    これまた、至高のひとときである、と言える。

    ワシの酒遍歴は
    小学校時代に
    毎晩、キリンビールの大瓶を一本空ける
    親父の晩酌に付き合って
    親父が飲み残しのコップの底にのこった
    ビールの泡を舐めることから始まった。

    その後、
    中学の頃には、亡母が当時毎年漬けていた
    梅酒を、こっそりではなくけっこうおおっぴらに
    飲んだことに続く。

    もちろん、原酒そのままではなく
    水で薄めて氷を落としてなのだが。
    *ありゃ、30度数くらいのホワイトリカーで
    漬けているんだかんね。

    水割りだから公認なのか、
    田舎ゆえ、梅酒などは酒の範疇には入らず
    ちょっとした健康飲料の認識だったのかは
    親に聞いてみないとわからんが、
    中学生のワシは夕飯時にそれを飲んでも
    怒られた記憶がまったくない。

    ともあれ、
    その後、高校時代になれば
    時に友達の家に集まって、
    角やらオールドやらを水割りで飲むようになる。

    小遣いが潤沢にあったわけではないから
    夏休みのバイト代から支出したり
    同学年の酒屋の息子に
    家から酒をちょろまかしてこさせたりして
    けっこう頻繁に酒盛りをするようになっていた。

    と、ここらあたりの歳までは
    親父と飲むことはなく
    表面的にはこっそりと
    隠れて飲んでいたのだが
    (妙な言い回しだが、知られてはいてもあくまで
    内緒で飲んでたので)
    やがて、大学に進学させてもらい
    たまに帰省すると、
    ようやく、親父や亡兄たちと
    公式に酒を酌み交わすようになる。

    ワシの酒遍歴がグラデーションのように
    ビールの残り泡→薄い梅酒→隠れ飲み→公式飲み
    という推移で来たためか、
    親父達と酒を飲むことに「いよいよ解禁!」のような
    感動はない。

    その点、我が息子達との場合は
    カミさんが厳しいので、
    未成年での飲酒などは厳禁。

    当然、息子達も家で飲むことはおろか
    外での集まりでも、カミさんから
    きつく釘をさされていた。

    近年、未成年の飲酒は
    四、五十年前と比べて
    明らかに社会秩序を乱す事件に発展するため
    制限が加えられるのは仕方がないかもしらん。

    ワシの飲酒歴について、カミさんは、
    〝そんな子供の頃から飲んでるから病気になるんだ〟
    と、バッサリと糾弾されている。
    それが、晩酌全面禁止などの強制執行に至らないのは幸いだ。

    そういう意味では、
    成人した息子達が堂々と飲めることになった時の
    親父としての感慨は、けっこう深いものがあるんじゃないだろか。

    ところで、
    この夏の、お盆の帰省では久しぶりに
    カミさんの実家の義理の親父と飲もうと思っている。

    ちょっといい純米酒を購い、
    恐らくは、義理の母が用意してくれるだろう
    手料理を肴に、その美味い酒を酌み交わすのは
    とても楽しみなことだ。

    改めて、自分と二人の親父たちが
    上戸であることを嬉しく思う。

    この時期、
    酒の肴には事欠かない。

    塩をなめなめ、なんてことはいわないが、
    それほど高級にものでなくても
    美味い酒であれば十分に楽しめる。

    冷や奴はいいね。
    少しひんやりした夜なら湯豆腐だってOK。
    茄子やトマトなども焼きやぶつ切りの塩ふりだけで
    十分美味い。

    ポテトサラダなんて意外と酒に合うよね。
    いわゆる〝お総菜系〟はたいてい日本酒にぴったり。
    ちょいと材料に工夫をした雪花菜なんて
    ぜいたくの極みさ。

    大阪・京都にいたころ、町の食堂には
    ショーウインドウに総菜の一品料理をずらりと並べ、
    好きなものを取って食べられるシステムがあった。

    あちらでは珍しくないのだろうが
    居酒屋のカウンターなどでも
    大ぶりの器にたっぷりの総菜持って
    客が好きずきに注文するなんて
    実にぜいたくでいいよね。

    割烹料理や創作料理なんていうのより
    いろんな総菜が少しづつ沢山並んでいる方が
    ワシには、なにより幸せな光景に思えて仕方ない。

    閑話休題……
    知られたアスリート親子や役者親子が
    ビールのCMで、差しつ差されつで
    肉親ならではの親しげな会話を交わす場面がある。

    親子酒交流で絵になるのは
    ビールや燗酒が一般的なイメージだが、
    互いに飲むものはなんでもいい。

    日本酒よりはチューハイ流行で
    果汁プラスのカクテル様の焼酎なら
    飲めるという若い人も少なくない。

    ワシらからすると
    あんな甘ったるいものは焼酎でもなんでもない、
    という以前に、なんだか悪酔いしてしまいそうな
    チューハイだが、
    息子達が好きなら、互いに別物で飲めばいい。

    昨日今日、飲み始めた息子と
    ちびまる子やカツオたちと同じ頃から
    ちょろちょろ舐めていたおやぢの
    足並みが合わせられるわけはない。

    男親は女親に比べて
    子供の小さい頃の記憶は断片的だ。
    殊勝にもワシは子供達が生まれたときの
    体重を記憶しているが
    母親の子供に関する記憶のアルバムは
    じつにリアルで詳細なので、いつも驚かされる。

    一般的に、
    女は男よりも過去の思い出が鮮明だ。
    それを大切にしているかどうかは別として
    〝よく、そんなこと覚えているな〟と
    びっくりしているのはAMA-G'だけではあるまい。

    アニメ・サザエさんで
    波平とマスオはたいてい晩酌をしている。
    あの丸いテーブルは大人4人、子供3人が使っているので
    実物はかなり大きなものだと思うが、
    もしも、社会人になったカツオが
    しばらくはまだあの家に同居していて
    親父と叔父の晩酌に仲間入りするようになったら
    さぞ楽しいだろう。

    ワカメはいい子チャンだから
    外では合コンで飲みに行っても
    親の前ではけっして飲んだりはしない。

    その頃は、中学生になっている
    タラオが、ワシのように
    梅酒を飲んでいるとは思えない。

    時に、ノリスケが磯野家に飲みにくるとすれば
    あすこの丸テーブルは一瞬にして
    男達のにぎやかな酒宴の場と化す。

    うらやましいことだ。
    そして、早く、自分のところもそうなればいい、
    と、本気で願っている。

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