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  • from: ぽっぽさん

    2019年12月07日 17時22分35秒

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    続き!!  砂漠ぅ~! ダム湖ぉ~!

    下のトピックに・・・
    >さて、一休憩しながら録画の消化を・・・!
    >ってことで2本の録画を見ましたし、一つエピソードもありますが長くなりますので「次のトピックに続く」でございます (☆▽☆)
    と書きましたので2つの録画のご紹介とちょっとしたエピソードを・・・

    【2本の録画から・・・】 2本とも「砂漠の国」でございます o(^-^)o
    休憩しながら2本の録画を消化しましたヨ!

    英雄たちの選択スペシャル ローマ帝国vs.驚異の砂漠都市> ナバテア王国(現在のヨルダン辺りになった古代王国)
    ナバテア王国」は紀元前2世紀頃からアラビア半島付け根当たり(今のヨルダン)で栄えた小国で、西には「エジプト」「ローマ帝国」東には「パルティア王国」に囲まれていました。
    ナバテアの都市「ペトラ」は「映画・インディージョーンズ(ハリソン・フォード主演)」のロケで使われました。

    番組紹介をネットでは・・・
    『番組史上初!ついに世界へ!2千年前、アラビアの砂漠に超大国ローマ帝国を翻弄し、奇跡の繁栄を遂げた幻の王国があった。
    その驚きの都を徹底取材、サバイバル戦略に迫る。

    驚異の砂漠都市の名はぺトラ。
    東西文明が交差する場所で、貴重な品々の交易によってあふれる富を生んだ。
    高さ数十メートルの壮麗な巨岩建築があり、世界遺産となっている。

    ぺトラはその豊かさゆえに、ローマ皇帝や、エジプト女王クレオパトラに狙われながらも、巧みに生き抜いていく。
    そのサバイバル戦略とは?またペトラには砂漠にもかかわらず大きなプールがあった。高度な水の技術とは?最新研究で魅惑の都市の全貌に迫る。』
    とあります。

    「超大国ローマ帝国を翻弄し、奇跡の繁栄を遂げた幻の王国~」とありますが、小国が生き抜くには巧みな外交などに卓越していたようです。
    番組ゲストの方は「昔の日本の対馬藩や琉球みたい」とおっしゃっていました。

    また、「大きなプール」とありますが、高度な治水事業で遠くの水源から岩場に沿って水を引いていたようで、今でもヨルダンの人々はその時の用水などを使っているようです。

    アナザーストーリー 巨大遺跡引っ越し大作戦>  エジプトのアブ・シンベル神殿
    アスワン・ハイ・ダム建設によるダム湖に水没するということで、アブ・シンベル神殿の引っ越しが「ユネスコ世界遺産」のきっかけとなったようです。

    当番組をネット検索しますと・・・
    『1960年代、エジプトでナイル川流域にアスワン・ハイ・ダムの建設計画が持ち上がったが、このダムが完成すると、ヌビア遺跡が水没する危機が懸念された。

    これを受けて、ユネスコが、ヌビア水没遺跡救済キャンペーンを開始。
    世界の60ヶ国の援助により、技術支援、考古学調査支援などが行われた。

    これがきっかけとなり、開発から歴史的価値のある遺跡、建築物、自然等を国際的な組織運営で守ろうという機運がうまれ、1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会で世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)が満場一致で成立

    1975年、20ヶ国が条約を締結し、正式に発効した。ヌビア遺跡群も1979年、文化遺産として登録された。』
    とありました。

    ちょっと長くなりますが番組紹介の補足をしますと、番組では3人の方を取り上げていました。

    一人はスエーデン人の若き「ダム建設会社の技師」で、会社が「アブシンベル神殿の引っ越し」の工事を請け負うことになり、その若き技術者が現地に派遣され各国の技術と協力で無事に移転させました。

    アブシンベル神殿移転には「フランス案:神殿の周りを堤防で囲こう」「イタリア案:ジャッキで持ち上げる」「イギリス案:水没したアブシンベル神殿とする」などがもちあがりましたが、どの案もイマイチだったようです。

    そこで、スエーデンの若き技師が考えたのが「神殿をブロックに切り分けて移転させる」という方法でしたが、当然エジプトなどの考古学者からは猛反対だったようです。
    しかし結局この案が採用されました。

    「もろい砂岩で出来ている神殿」を切り刻むためには「人力によるノコギリ」で切る方法が取られまして、ノコギリは特殊な歯を持つものをスエーデンで考え、切る職人はイタリアの大理石を切る職人が抜擢されました。
    1千個余りに切り刻んだブロックを運搬するのはドイツの運搬機を使用・・・
    などなど各国の協力で移転が成功したということです。

    二人目はエジプトの考古学者です。
    アブシンベル神殿には上記の写真のごとく大きな石像があり、真ん中の入り口から60m奥にある3体の石像には年に2度日が当たるように設計(古代エジプト人はすごい!)されていたのだが、移転後も果たして光が届くかということです。

    結果は移転前より1日遅い「2月22日」「10月22日」の30分間、見事に光を届けることが出来たとのこと・・・
    私は「うるう年は何日に日が差すのかなぁ?」と。。。\(^_^)/

    三人目もエジプト人です。
    当初持ち上がった「アスワン・ハイ・ダム建設」は当時のソ連の経済力で進められていました。
    アブ・シンベル神殿移転の莫大なる費用はとてもエジプトだけでは賄いきれず、かといって当時は「東西冷戦中」なので、西側諸国はソ連のダム建設で沈む神殿移転の費用など出す国はいませんでした。

    そこで彼がたどり着いたのが「ユネスコ」です。
    ユネスコに遺産の重要性を世界に広めてもらい、彼も各国を回って資金集めをしました。
    日本にはエジプトで「門外不出」だあった「ツタンカーメンの黄金の仮面」を、世界で初めて東京・京都・福岡(大阪や名古屋がない!)で展示して資金を寄付しました。
    彼のこうした努力が実を結んで今の「ユネスコ世界遺産」があるのです。

    また、録画では出てきませんでしたが「アスワン・ハイ・ダム」により下記のことなどが起こっているようです。
    『ナイル川は季節による流量の差が大きい。そこで、1955年、当時のエジプトのナセル大統領によって、 高さ 111m、堤頂長3.6kmという巨大なダムが計画された。
    それはソ連(当時)の援助により1960年に着工、1970年に完成した。

    貯水量は世界第3 位の大きさの 1570 億m3もあり、貯水池 (ナセル湖と命名。面積約 3240km2) の長さはエジプト領内で350km、スーダン領内で 150kmにも及ぶ。
    エジプト側にあるアスワン・ハイ・ダム発電所で年間100 億kWhの発電をするとともに、エジプトで年間 550 億<立法メートル>,スーダンで185 億<立法メートル>の水を灌漑に利用している。 

    だが、このような面ばかりではない。
    洪水時の流水に含まれる肥料効果がダム建設によって失われ、肥沃なはずだったナイルデルタの耕地にも肥料が必要になったり、またデルタの生態系を狂わせて、動植物が異常に増えたり(例えば、宿主である貝が通年生きるようなったため寄生虫である住血吸虫が増えた)、さらに、ナイル川が運んできた栄養物で繁殖していたプランクトンが少なくなり、地中海の漁業に打撃を与えていることも報告されている。』
    とあります。
    自然を破壊した代償はあまりにも大きいのではないでしょうか?

    【旧徳山村】  ダムで沈んでしまった岐阜県山奥の村でした!
    「アブ・シンベル神殿のダム湖に水没」で「ダムで水没してしまった徳山村(岐阜県の山奥です)」を思い出します。
    当時、村がダムで沈んでしまうので写真に残そうとした「増山たづ子さん」がお見えでした。
    (TVにも時々出ていましたので、ご記憶の方もお見えだと思います)

    1984年(昭和59年)8月31日朝、当日残念ながら仕事だったふーたんを駅まで送った私は、まだ小学4年生と2年生だった鬼娘(笑)と息子を「今から行く村はダムで沈んでしまう」と社会勉強のために連れて行きました。

    徳山村では川でひと泳ぎしました。
    行き当たりばったりだったので、当時民宿を営んでいました「増山たづ子宅」で昼食をさせていただいたのをきっかけに毎年のごとく増山宅にお邪魔しました。
    (下の写真は二人の子供を始めて徳山村へ連れて行った時のものです)

    今では徳山村は「要塞のような徳山ダム」の底に沈んでしまっていますし、増山さんもお亡くなりになってしまいました(T-T )
    旧徳山村の方々はどのような心境だったでしょう?
    (二人の子供は川で泳いだり増山さん宅へお邪魔したことなどを覚えているかなぁ?
    そうそう、この事などがきっかけで鬼娘が「環境学」を学んだのだったら、あの時の「社会勉強」が有益だったかな?
    下の写真は2009年5月に登山仲間と岐阜県福井県境の「冠山(かんむりやま:1257m)」へ登った後によりました「徳山ダム」です。
    増山さんがご存命だったらさぞかし悲しんだことでしょう!)

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