「Re:やぁやぁ、さくら(=ﾟωﾟ)ﾉ」

アルチュール・ランボー、１５歳のときの詩。
とてもかめきちなんぞには書けるシロモノではない。
これは冒頭の一部分で、詩はもっともっと長いのである。

目にはいるのは、脱ぎ捨てた喪服ばっかり。
さすような冬の北風、戸口に嘆き
陰気な息吹部屋いっぱいに送り込む。
部屋の様子に何かしら、足りないものがあるような・・・。
ああ、そうか？ここにいる幼い二人の者たちは、母がないのか？
爽やかな微笑みを見せる、ほこらしい瞳の色の、母がないのか？
ははそばの母なる人は、作や、忘れでもしたこととか
しみじみとひとり静かに、消えかかる灰かき立てて
火づくろいするわざも
いとし子の眠りの上に毛布や布団高々と重ねることも？
「ごめんね！」と、ひと言告げて、逝く前に、
明け方の冷え込みに、すきまもる寒風に
あらかじめ備えることもせなんだか？・・・
――――とんでもない！世の母の願いは一つ、
子のためのぬくとい褥
枝に揺られる美しい小鳥のように身をよせあって
純白の夢結ぶまどかな熟睡用意する
柔らかな塒以外に何の希いがまた在ろう！


天才ランボー、１９歳にて筆を折り、３７歳マルセイユに死す。

「Re:こどもたちのお年玉」

こどもたちのお年玉って
なんですか。

何をもらったのかなぁ

かめきちさんの創作ですか。

妖精の国のお話みたいに感じました。

続きはどうなるのでしょ。

部屋の中は物陰でいっぱい。

二人の子供たちのわびしげなおとなしやかなささやきが聞こえるばかり。

垂れ長の白カーテンの揺れ動く裾のあたりで
醒めきらぬ夢の重さに二人の額もうなだれがち。

戸外では、寒そうに、小鳥らが、目白押し、

灰色のそらのもと、彼らの翼も重たそう。

雲霧の供ぞろい、いかめしい青陽の新年は雪白の裳裾長々ひきずって

泣きながら笑ったり、寒さに震える声あげて歌ってみたり。

Arthur Rimbaud