「馬鹿なことを言うものではない」村国皇帝が言った。「その結果、満州国の多くの国民が悲惨な目に会っている。シベリアへ抑留されて強制労働を強いられた人達は死んで行ったし、中国残留孤児という悲劇も起きた。また多くの満州国の人が中国人に殺されたり、女は強姦されたりした。これらの行為は決して許すことは出来ないのだ。満州国の敵であるアメリカ、ソ連、中国、それらの国に対して、私は復讐を誓ったのだ。そのため関東軍にいた人間をひそかに組織して、日本の自衛隊を制圧することに成功した」