石垣牛はたしかにおいしい。



　特にﾋﾚｽﾃｰｷは最高である。



　今夜の夕食代は、ふたりで12800円。



　半分以上はｽﾃｰｷ代。



　毎晩のようにｺﾝﾋﾞﾆ弁当で滞在費を節約していたのにひと晩でﾊﾟｧｰ。



　それでも毎晩、ﾊﾟｧｰｯと使ってしまうよりいいか。



　今回はﾏｲﾚｰｼﾞで飛行機代はかかっていないし、おいしい、楽しいが優先である。

　只今、石垣牛を食している。



　宿泊ﾎﾃﾙの周りを探索中に見つけた石垣牛の専門店。



　当然ながらお高いが、なかなかいける味である。



　ぜったい石垣牛はおすすめ。



　私個人としては松阪牛よりおいしい、と思う。

　石垣島に来て今日で五日目である。



　暑さにはすぐに慣れ島に住み着いてしまったかのような毎日。



　上げ膳据え膳で楽をさせていただいている。

　朝8時、ﾎﾃﾙを出発。



　さて今日はどこに行こうかと話した矢先、ｽｺｰﾙ。



　雨はすぐ止むと予測し、島の西側の海岸線を走っていると雨雲が海の上を移動していた。



　黒い雲の下は雨の線がありｽﾋﾟｰﾄﾞは速い。



　あの雨雲が来るのかと見ていると、突然竜巻が発生。



　ﾀｯﾁﾀﾞｳﾝはなかったが、竜巻は太くなったり細くなったりしながら西から東へ動いていた。

　今日も晴れの朝である。



　しかし、ここ数日晴れているのは午前中だけ。




　昼頃になると怪しい積乱雲があちこちの空に現れる。



　そして小雨が降りだす、かと思えば分厚い雲のすき間から夏の太陽が顔をだす。



　そんな石垣島である。

　そういえば昨夜の居酒屋でも島人と間違えられた。


　どこの島からきたのか、会計のときに聞かれた。



　他の居酒屋では石垣島の人、あるいは沖縄本島、そして沖縄の数ある離島。



　どこの人か、店の人同士話すらしい。



　沖縄の人ではないと言うとみな驚く。



　ことば、態度、顔立ち、肌の色、理由はいろいろらしいが目立つ客だと口を揃えて話している。



　これで本当に石垣島に住んでしまったら、いったいどうなってしまうのか。

　農道を車で動けば小さなｶｴﾙが横切る。



　車を下りてｶｴﾙを撮影する。



　排水路を覗けばたくさんの種類のﾄﾝﾎﾞを撮影。



　水田を覗けば、たくさんのｼｷﾞやﾁﾄﾞﾘが渡りの疲れを癒し、餌をとる。



　とにかく、それなりに忙しい一日だった。

　朝のうちは晴れていたが、積乱雲がみるみるうちに大きくなり時々、雨を降らせている。



　毎日、遊ぶだけだから多少雨が降っても気にならない。



　呑気なものである。

　北日本から西日本までのｹﾞﾘﾗ的大雨。



　本州ではとんでもないことになっているようだが、こちら石垣島では毎晩、ｽｺｰﾙかある程度。



　今日も日中は晴れる予報である。

　夏休みのﾋﾞｼﾞﾈｽﾎﾃﾙは未だ満室である。



　石垣島三日目、今日は洗濯の日。



　しかし、6台あるｺｲﾝﾗﾝﾄﾞﾘｰは何時間も使用中で、待ち時間も長い。



　着替えは三日目分しか持ってきていない。



　今夜洗濯しなければ明日からの着るものすべてに困る。



　ひたすらｺｲﾝﾗﾝﾄﾞﾘｰが空くのを待っている。