皆さん、今晩は・・・！　　　固い事を書かせて頂きますがお許しを・・・

我が国の節目になります「安全保障関連法（安保法）」が今日の午前０時をもって「施行」されました。　　
（つまり、「安保法」が使える事になりました）

３月２２日のここ「たんぽぽ」のトピックに・・・
＞　さて、このたんぽぽでは思想信条宗教政治についてはあまり触れない事にしては居るのですが・・・
＞　今の安倍内閣は「現在の日本国憲法（平和憲法）」の第９条などを捻じ曲げて我が国を再び「軍事国家」にしようとしています。
と書きました。

また、２０１５年２月１２日の「なんくる～」には・・・
＞　私共国民が望んでいなくても「安倍内閣」は「集団的自衛権」を行使し「有志連合」の一員として、たとえ「人道的支援」とは云え戦争の片棒を担ぐようです。
＞　（それならば、「安倍と取り巻きだけで行け！」と云いたくなります。　くどいですが先の参議院選挙で自公へ投票した多くの国民の責任でありますヨ！）
とも書きました。

そして、今日の登山中で仲間とも話題になりました。
私は「１９６０年・７０年の安保」を経験している世代です。
日米安全保障条約（安保）は１０年と言う長い効力を持ちますが、効力が切れる十年目と云う「節目」にどちらかの国が「やめた」と云えば効力は無くなります。

しかし、現実は両国ともやめたと云わないので、現在は「７０年の安保がそのまま継続されている」と云う状況なんです。

このような状況下において、今回の「安全保障関連法」が施行されたと云う事は、結局「米軍の直接の手足になった（属軍）」と云う事なんです。

平らく申しますと、米軍と云う悪ガキのボスが居て相手からの仕返しはボスがやっていたのですが、今後は仲間が殴られた時「お前もやってやれ（仕返し）」と我が国に命令されれば「殴り返す（仕返しをする＝集団的自衛権の行使）」と云う事なんです。

この集団的自衛は、我が国に直接の利害が及ばなくてもなんです。
結局「米軍の片棒を担ぐ」って事なんです。

今までの我が国は「我が国の平和憲法の第９条（戦争の放棄）に反する」と云う事で相手を殴るなど「手出し」は一切しませんでした。
しかし、今回の「安保法施行」で「ボス＝アメリカがやれ！」と云えば「相手を殴る」事になってしまうのです。

我が国の自衛隊は「米軍の下に置かれた軍隊」と化してしまったという、私が昨年から縷々申し上げていました「我が国の危険」が現実となってしまったという事です。

今日の登山相手は元キャリアで私はノンキャリアでしたので、立場は真逆なんですが、こと「安保法施行」に関しましては全くベクトルが一致（意見が合った）でございます。

仲間も私も、「与党であります公〇党にチョッと期待」していました。
と申しますのは、あの党は宗教団体が母体なので「宗教は人を救うためにあるので、戦争をするためではない」と云う「人道的・宗教的観点」から安倍内閣を「諫（いさ）める役割」をして呉れるのではないかと・・・

ところで、皆さんはＴＶの「報道ステーション」をご覧になられますか？
現司会者は今月で降ろされてしまいますよね。
安倍政権は「報道の自由・言論の自由」も奪おうとしています。

これはまさに戦時中の「報道統制」に他ならないと私は思います。
「言論の自由」は憲法で保障されているのですが、それに規制を掛けると云う事は「憲法違反」であります。

このようにして我が国は段々「軍国化」されてしまいます。
私共の子供達、その子供達・・・
日本が今後も「平和で安全で豊かな国」であり続けることを切に願います。

この事をここ（たんぽぽ）に「書こうか？　どうしようか？」と今日の登山中ずーっど考えていたのですが、「安保法施行」と云う大きな節目に当たりやはり私の勝手なる意見を述べさせていただきました。

なお、この文書は考えていた事を一気に書き殴りましたので「誤字脱字など」お許しください。