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  • from: ぽっぽさん

    2024年03月23日 14時41分43秒

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    ガザとジェノサイド!

    下のトピックに・・・
    >本来この下の続けようと思っておりました「ガザとジェノサイド」は、このトピックが長くなりましたので次回といたします。
    と書きましたので、ここで書かせて頂きます。

    【ガザとジェノサイド!】 やはり登山リーダーからの3月上旬の新聞記事でございます。
    ー イスラエルのガザ地区への攻撃が「ジェノサイド(集団殺害)」かどうかをめぐり、「国際司法裁判所(JCJ)」で裁判が続いている。
    暫定措置命令が出た後もスづく戦闘は、とめられるのか。 ー

    = ICJ判断 革命的な進歩 =  オーナ・ハサウェイ氏(国際法学者:米国イエール大学教授)
    ・「国際司法裁判所(ICJ)」は<2024年>1月、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルに対し、暫定措置として、ジェノサイド行為を防ぐ「全ての手段」を講じることになると命じた
    ・昨年<2023年>末、オランダ・ハーグのICJに、ジェノサイド条約上の義務に反するとして訴えたのはガザから遠く離れた「南アフリカ」だった。
    ・なぜ南アフリカがイスラエルを訴えることが出来たかというと、これは比較的、最近になって認められつつある非常に重要な概念を裁判所が認め、採用したからだ。
    エルガオムネス義務」と呼ばれる概念で、ジェノサイド条約では直接被害を受けている国だけでなく、文字どおり「全ての当事者(=エルガオムネス:ラテン語)」に対して条約の締約国は義務を負っているという考え方だ。
    ・これは人類にとって非常な進歩だ。
    これによって長い間実現されてこなかった国際人権法の目指す状態に向けて、革命的な進歩をもたらす可能緒性があるからだ。
    ・どんなにイスラエルに対して厳しい命令や判決が出されても、それを実現させる段階では国連安全保障理事会で米国という常任理事国が「拒否権」を行使するのが国際政治の現実だ。
    <ここでも「安保常任理事国の拒否権」ですか! うんざりです!
    国連には「三権分離」はないのでしょうか?>
    ・それでも、ICJという世界規模の裁判所に問題を提起して、世界中の注目を集め判断を仰ぐことができるのは、法の支配にとって革命的なことだ。
    いま世界の国々がどう行動するかが問われている。
    <これでは、単なる「希望的観測」に過ぎませんよね! 
    国際司法裁判所の権限を強くする必要がありませんか?
    同様に我が国の自民党国会議員の「政策審議会」みたいですねェ!>

    = 国際的連帯 希望示す命令 =  根岸陽太氏(国際法学者・西南学院大准教授)
    ・ICJによる暫定措置命令によって、直ぐにガザの人々の苦しみが終わるとは残念ながら期待できないが、国際法の果たしうる役割を伝え、「世界法廷」としての存在感を示したと思う。
    ・ガザの人々が最もか渇望していたはずの「戦闘の即時停止」は盛り込まれなかったが、いま起きている状況が「ジェノサイド」である見込みが高いという判断を異例の早さ<場合によっては10年以上かかるが提訴から1カ月以内に暫定措置を出した>で示したことは非常に重いものだ。
    ・また、南アフリカという長く「アパルトヘイト(人種隔離)」政策に人々が苦しめられていた国による提訴が、今回の問題を根本から設定しなおしたことも重要だ。
    ・<南アフリカの>問題提起により、植民地だった歴史を持つ国々が南アフリカに賛意を示している。
    イスラエルを支持してきた米国などの国々も無視することのできない事態だ。
    日本はジェノサイド条約の当事国にはなっていないが、当然ジェノサイドを許さない立場を取っている。
    ・ICJや国際法の世界では国内の裁判所のように、その判断が強制力をもって実現することが担保されていない。   <情けないですねぇ!>
    また、国際法と一口にいっても、たとえば「拒否権」を認め、大国の行動を支えてしまっているのも確かに国際法だ。
    <やはり「拒否権」ですか! いったい「国連」ってどのような権限があるのでしょうかねぇ!?>
    ・しかし、今回のICJの判断は、国際法がさまざまな現存する問題を乗り越えるための国際的な市民の連帯に役立つ道具にもなりうるのだという希望をしめしたのではないか。
    <単に「希望」だけですか・・・フッ!とため息でございます>

    = 大量殺人 止めるのが先決 =  竹内進一氏(国際政治学・東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター教授)
    ・ガザでのイスラエルの行為について、ICJがどんな判断を下そうとも、それに過度にとらわれず、人道上の被害を抑制するために国際社会は行動すべきだ。
    南アフリカの提訴の意図は、ガザの人道危機を止めることにある。
    ・国際法上のジェノサイドの規定自体、条約を作る過程でその対象から「政治的集団」が抜け落ちるなど妥協の産物だった。
    国際法上のジェノサイドの定義に合致するか否かにかかわらず、いま起きているのは疑いもなく「大量殺人」で、イスラエルは免罪されない
    ・最近、「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)」になぞらえて、イスラエルを批判した「ルラン大統領(ブラジル)」に対し、「ネタニヤフ首相(イスラエル)」は「ホロコーストを矮小化するものだ」と反発した。
    ジェノサイド研究の発展の契機は「ナチスドイツのよるホロコーストとほかの犯罪を比較できるのか」という問題提起にあった。
    ・ホロコーストはとてつもない犯罪だが、それに類する経験を人類は繰り返してきた。20世紀最後半の「ルワンダ」や「ボスニア・ヘルツェゴビナ」、紛争末期の「スレブレニッア虐殺」などいくつもある。
    ・悲惨を繰り返さないために、ホロコーストとの共通性や差異を比較することが重要だ。
    イスラエルがすさまじい暴力を行使する背景には、恐怖があると思う。
    私が専門とするルワンダの場合も、少数民族辻を差別し続けた多数派民族フツの政権が、内戦の中でツチ人が政権把握したら自分たちが同じことをやれる、という恐怖感を抱いたことがジェノサイドの背景にあった。
    長年パレスチナの人々を差別し、抑圧してきたことをイスラエルがよくわかっているからこそ、ハマスの襲撃が恐怖感を高め、過剰な暴力を行使しているように感じる。
    <この件に関しましては、下のトピックの『侵略を経験したロシアでは「欧州は隙を見せれば襲いかかってくる」という「被害者意識」が根強い。』にも通じるのではないでしょうか?
    結局「人間の性(さが)」ではないでしょうかねぇ!?>
    ・ジェノサイド研究でわかったのは、普通の人が通常では考えられない残虐行為に走ってしまうことだ。
    関東大震災の朝鮮人虐殺も一例だが、差別してきたものの「恐怖感」が普通の日本人にあったと考えられる<ので>、日本の過去から学ぶことも多い。
    ・いま日本政府はイスラエルの行為を黙認する側に立っているが、現状を変えるための外交努力を尽くす責任があるのではないか。
    <「どのような方向の外交努力か」が問題ではないでしょうか?>

    ホロコースト」につきましては、2023年12月22日のトピック「ホロコーストの呪縛」でイスラエルがホロコーストにこだわる理由などを書かせて頂きました。

    何度も出てまいります「ホロコースト」についてネット検索しますと・・・
    『「ホロコースト(ドイツ語: Holocaust、英語: The Holocaust、フランス語: La Shoah、イディッシュ語: חורבן אייראפע‎、ヘブライ語: השואה‎)」とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツがドイツ国内や占領地でユダヤ人などに対して組織的に行った絶滅政策・大量虐殺を指す。
    当時ヨーロッパにいたユダヤ人の3分の2にあたる約600万人が犠牲となった。』

    ホロコーストとは?
    「ホロコースト(1933 年~1945 年)」とは、ナチスドイツ政権とその同盟国および協力者による、ヨーロッパのユダヤ人約 600 万人に対する国ぐるみの組織的な迫害および虐殺行為のことです。
    米国国立ホロコースト記念博物館は、ホロコーストが行われた期間を 1933 年から1945 年と定めています。
    ホロコーストの時代はアドルフ・ヒトラーとナチ党がドイツで政権を握った 1933 年 1 月に始まり、第二次世界大戦で連合国側がナチスドイツを破った 1945 年 5 月に終わります。
    時々、ホロコーストはヘブライ語で「大惨事」を意味する「ショーア」と呼ばれることもあります。

    ナチスはドイツで権力を握ると、ただちに大量虐殺を実行し始めたわけではありません。
    しかし、ナチスはすぐに政府を利用して、ユダヤ人を標的にし、ドイツ社会から排斥し始めました。
    その他の反ユダヤ人措置として、ナチスドイツ政権はドイツのユダヤ人を狙い、差別的な法律を制定し、組織的な暴力を振いました。
    このナチスによるユダヤ人迫害は、1933 年から 1945 年にかけて過激化の一途を辿り、それが、ナチスの指導者たちが「ユダヤ人問題の最終的解決」と呼ぶ計画に発展しました。
    この「最終的解決」とは、ヨーロッパのユダヤ人を組織的かつ体系的に、大量に虐殺することでした。
    ナチスドイツ政権はに1941 年から 1945 年にかけて、この大量虐殺を実行しました。

    ナチスがユダヤ人を狙ったのは、彼らが過激な反ユダヤ主義者だったからです。
    これは、ナチスがユダヤ人に偏見や憎悪を抱いていたことを意味します。
    事実反ユダヤ主義はナチスのイデオロギーにおける基本的な教義であり、彼らの世界観の基盤をなすものでした。

    ナチスはなぜユダヤ人をねらったか?
    ナチスはドイツの社会、経済、政治、文化の諸問題はユダヤ人のせいだというと偽りを唱え、とりわけ、第一次世界大戦(1914 年~1918 年)の敗北についてユダヤ人を責めました
    そのようなナチスの主張を受け入れたドイツ人もいました。
    敗戦とそれに続いた経済的、政治的危機への憤りがドイツ社会における反ユダヤ主義の台頭に寄与したのです。
    ワイマール共和国(1918 年~1933 年)の下でのドイツの不安定な国情が、共産主義への恐れや大恐慌の経済的ショックによって、より多くのドイツ人が反ユダヤ主義を含め、ナチスの思想を受け入れるようになりました。』
    などとあります。

    人類って情けない動物ですよね。
    人が人を「傷つけたり殺す」・・・なんということでしょうか!
    それこそ「汝、悔い改めよ」でございます。

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