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from: ぽっぽさん
2024/05/11 14:22:40
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ヒトはなぜ歌うのか
皆さん、こんにちわァ~!o(^◇^)o
今日は暑くなりそうですね。
BGM、今は珍しく無音でございます!
さて今日のことは別のトピックと致しまして、題名の「ヒトはなぜ歌うのか」を。。。
先日のTV番組ですが、音楽に関することかな?と興味を持ちましたので録画して置きました。
【ヒトはなぜ歌うのか】
NHKTV番組の「FRONTIERS ヒトはなぜ歌うのか」でございます。
番組紹介をネットでは・・・
『認知症でもなぜか消えない音楽記憶。
その謎を解く鍵はアフリカ熱帯雨林に住む音楽の民・バカ族の暮らしにあった。
太古の昔に獲得した、私たちの脳と音楽の密接な関係とは?
認知症で自分の名前すら忘れてしまっても、なぜか「音楽記憶」だけは消えない不思議。
その謎を解く鍵を握るのはアフリカ熱帯雨林に住む狩猟採集民・バカ族。
「言語よりも音楽」によるコミュニケーションが暮らしの中心にあるという。
森の中で歌い踊るバカ族の豊潤な音楽シーンをたっぷりと紹介。
太古の昔に獲得した私たちの脳と音楽の密接な関係とは!?
最先端の脳科学、音楽人類学など多面的なアプローチで「音楽の起源」に迫る。』
・・・とあります。
でも、上記では「ナンノコッチャ?」でしょうねぇ。
そこで「ぽっぽ脳学者兼音楽家」が分かりやすく(ホンマカイナ)ご紹介を。。。 o(^-^)o
= MUSIC MEMORY NETOWRK =
・「サイキ・ルイ女史(ノースイースタン大学・音楽脳科学准教授)」によりますと、「認知症と音楽記憶の関係」がわかりはじめていて、その鍵は「MUSIC MEMORY NETOWRK」だそうです。
下のイラストをご覧ください、「人間の脳」でございます。
「音を聞くし聴覚野(赤色の領域)」と「快感物質を出す報酬系(青色)」を「記憶の領域をつなぐネットワーク(緑色)」でつながっているとのことです。
・音楽のリズムが聞こえてきますと脳内ではいろんなビートになります。
音楽は「時間を軸(時間軸)」に展開しますが、その「時間軸」に存在するのが「リズム(ビート)」です。
「音の間隔の違い」によっていろんなビートになります。
・ビートが繰り返されますと脳の「予測機能」が働きだしまして、「次にどんなビートが来るのか」と「予測」し始めます。
ビート以外に「メロディー展開」など、音楽は予測アイテムがいっぱいです。
そのすべて<ビートやメロディー>が「報酬系」を刺激します。
・でも、時には「予測」が裏切られることもあり、脳は「予測の複雑さ」を喜んで「より大きな報酬」を感じます。
= バカ族 = いつも集団で「歌」を歌っているアフリカの民族です。
・「バカ族」をネットでは・・・
『「バカ族」は、アフリカ中部のカメルーンのほか、コンゴ共和国や中央アフリカ共和国などの熱帯雨林に暮らす狩猟採集民です。
一説によると「バ=人」「カ=葉っぱ」で、森の民という意味だとか。
国によって呼び方が異なり、以前は「ピグミー」といわれていましたが、蔑称にあたるということで、現在は「バカ族」などと呼ばれています』・・・とあります。
・「シムハ・アロム氏(民族音楽楽のパイオニア・フランス)」は、特に注目したのは「バカ族」「バヤカ族」で、「10~20万年前の人類に近いDNA(下のアフリカ地図)」を持つと考えられています。
・いつも集団で「歌」を歌っていますが、「ポリリズム」と言いまして「3拍子・4拍子」などが混在しています。
これに「シンコペーション(音の強弱をつけること)」が加わり、さらに歌う人の声の高さの違いが「完全4度」となっているとのことです。
<後述いたします。
番組では「バカ族」が日常生活に音楽が深くかかわっている動画を紹介していますがここでは省略いたします>
= 内側前頭前野 = 脳の前部にあります。
・<話題がサイキ・ルイ女史の「高齢者」や「認知症」に関することに戻りまして>音楽によって高齢者の脳機能が向上する結論が出ました。
特に「内側前頭前野」の働きが活性化されていました。
「内側前頭前野」はヒトの脳で特に発達した重要な場所で、<オーケストラ演奏>他の人が今どんな気持ちでどう演奏しようとしているか考えますが、その時「内側前頭前野」が働きます。
しかし、「内側前頭前野」は年齢と共に衰えやすい場所で、特に「認知症」で損傷してしまう場所の一つです。 <ショックでございますゥ~!>
・音楽によって「内側前頭前野」を活性化できるということは、「認知症の治療法の発達」に大いに役立つはずです。
・バカ族は和音の「完全4度」を使っていることと「ポリリズム(違ったリズムを同時に奏でることで、バカ族では4拍子の歌と3拍子の歌を一緒に歌っている)」ことを紹介しています。
<「バカ族」の音楽を分析してピアノで弾く動画がありますが省略いたします>
・<ポリリズムで一度に違ったリズムを聞いた脳は>予測が複雑になると脳は喜びます。
つまり「報酬系」が活性化します。
そして大量の報酬物質が体を動かす「運動野」にまで働きかけますので、<バカ族のように>思わず踊りだしたくなるのです。
<そして>一緒に体を動かすことは同じ体験の共有で、社会的動物のヒトにとって「報酬」を感じる行動です。
・ヒトにとって社会的につながることはとても重要で、ヒトが音楽を手にしたのは進化上の「適応」だったと思います。
= 音楽による高齢者の脳機能向上 =
・「サイキ・ルイ女史」は、「<ご自分の研究から>ヒトはビート予測の能力を持って生まれると確信しました」「音楽によって高齢者の脳機能が向上するという結論が出ました」「特に”内側前頭前野”の働きが活性化されていました」と言っています。
そして「認知症の治療法の開発に大いに役立つはずです」とおっしゃっています。
・「ヘンキャン・ホーニング氏(オランダ・アムステルダム大学音楽認知学教授)」は「音楽によって”内側前頭前野”を活性化できるということは、認知症でも音楽記憶が残り続ける理由として、”記憶のこぶ”と云う興味深い脳の現象があります」と言っています。
・「<記憶のこぶは>思春期に聞いた音楽がその人にとって特別な曲として、強く記憶に焼き付くという現象です」、<そしてそれは>「報酬系が最も活動するのが思春期だからと考えられます」とおっしゃっています。
・動画には「若年性アルツハイマーの男性(71歳)」が若い頃の歌を歌い「歌詞はすべて覚えている」「若い頃に戻った<気がする>」旨のことを言っていました。
<これが「記憶のこぶ」だと思います。
ちなみに私のその時代はやはり「ビートルズ」「ベンチャーズ」でございました o(^-^)o>
・・・とありました。
番組には出てまいりませんでしたが「前頭前野」のイラストを・・・
(下は無料イラストからの「前頭前野」ですが、残念ながら「内側前頭前野」のイラストはありませんでした)
余談でございますが「ポリリズム」は毎年夏祭りの子どもたちの太鼓練習でもやらせていますヨ!o(^◇^)o
結構レベルが高いでしょ! へへへ!\(^◇^)/>
さて、皆さんにとりまして「音楽」はどのような存在でしょうか?
私の場合は「潤滑油」のような・・・!?-
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