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  • from: 旅クマさん

    2013年06月16日 21時05分23秒

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    『Caravaggioと羅馬の休日』17




    さて、ここはVatican正面横の門で、スイス兵が護っています。
    法王直々の兵で、法王関係を中心に守っているんですが、ここもその領分なのか?まぁ、一応英語は通じました。



    右側の壁は、Vaticanの一部で、左側はまぁ、官僚の建物のようで、広場に並べられていた椅子も、レッカー車みたいなもので、大量に出し入れされてました。



    Necropolis(死者の都)ツアー参加は、一日250人まで、事前予約必須で、決められた時間に、ここで集合と定められてました。ツアーの他の参加者は、ほぼアメリカ人のクルーズ客でした。ここでツアーの切符を買い、ガイドを待ちます。


    実はここからは【撮影禁止】ということで、撮れませんでした。21世紀の技術で防備していますが、階段を下りて、指紋管理(ガイド)のドアを開けると、主祭壇の真下、12メートル下が、2千年前の世界になります。

    http://www.vatican.va/various/basiliche/necropoli/scavi_english.html

    詳しくはこのサイト通りの説明が、ツアー最初の10分間行われます。参加したツアーは英語だったので、要所要所をクマ母に和訳し、古代世界に進むと、急に湿度が上がり、気温が上がってくるんですね。

    古代の富豪のそれぞれの霊廟が、通路に並んでいるそうで、床にはモザイクがかなり鮮明に残っており、区画ごとに土が取り除かれています。通路には空の石棺、柱が残り、古代の墓の入り口もあります。川に向かって地面が下がっていくので、高低差はありました。さすがに全てを掘ってしまうと、Vaticanの中央部が陥没するので、掘らないそうです。



    この地下世界の発掘を命じたのは1937年の法王で、Necropolis(ペテロ君の骨入れ)に一番近い位置に、お棺が置いてあります。どうやらそれが遺言だったらしい・・・・

    主祭壇の真下に位置する所に、「鑑定の結果、2千年前に足首を切られ、ネロ王に処刑された70代男性の骨が見つかった」という報告書が上がっており、それが多分イエスの第一の弟子ペテロであろう・・・・と言う事になっています。その骨は柱で直視出来ないようにされているのですが、真上の礼拝堂からは、見下ろせる位置にあります。その礼拝堂で結婚式だの葬式だのをしたい・・・・という事なので、このツアーに参加すると、見られます。

    今回、わざわざローマに行ったのは、Caravaggioの絵画巡りと、このVatican Necropolisのツアー参加だったので、目的達成♪であります。

    ただ、この地下世界のツアーは、場所が場所なので、勝手にうろつけないようにされています。あと、宗教は問われませんでした。それにしても、Vaticanの地下世界って、やはり地中海といおうか、中東に近い雰囲気だな~、と思いました。

    ペテロ君の骨とされるものは、黒い壺らしきものに入っています。発掘を始めた法王の墓を通り過ぎて、階段を上がったら、そこはシスティーナ礼拝堂に程近い位置の、Vaticanの堂内でした。

    さすがに、この日は朝っぱらからずっとVatican市国内を歩き回ったので、Vaticanの壁の外に戻り、お店を見ながら、地下鉄でTerminiに戻りました。

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