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  • from: 旅クマさん

    2017年11月03日 12時03分07秒

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    【巡礼道中】Basilica de Saint-Denis 4




    (@_@;)佐藤賢一氏の「双頭の鷲」を読んで以来、デュ・げクラン将軍の墓参りをしようと思っていたんですが、Saint-Denisという地区自体の評判は悪い、そのための1泊をという気にもなれないということで、今回は減便に次ぐ減便で、乗継で12時間となったのを機会に、何とか墓参りにくれば・・・・

    ナンヂャこりゃ~!!!



    階段下の一角なんですが、すぐ上が、この「史上なんたらで有名なカップル(ルイ16世とマリー・アントワネット)」でございまして、階段下が、「修繕中により、箱に収まった状態」で、思わず写真を撮りながらわなわなしてしまいました==33 またそのうちに、リベンジをしないとと思いますが、まぁ、気が長い人たちなんで、あと数年は箱の中のまんまだろうと思っています。



    こちらも、ある意味「有名なカップル」の彫像が、黒く黒く、高い位置にあります。また、ここも、絶好の位置で、ドイツ人おっさんが、望遠鏡カメラを構え、動かないもので、撮るのに苦労しました。

    サヴォイア王家の、アンリ2世と、カテリーナ・ド・メディチスで、ノストラダムスも関係していた所で、実はわたしの次の旅先でもあります。

    -

    内陣の途中を柵で仕切った上、回廊の陰陰に隠れた部分は、一旦外に出て、入場料を支払わないと、きっちりと拝観出来ない、素晴らしい仕組みになっています。ここらへんは、9-11世紀のダゴベルト王だの、プランタジネット王朝の姫さまだの、古い時代の棺です。



    この方たちは、日本ではあまり知られていないお名前なので、知りませんが、いい位置に安置され、照明が当てられ、彫刻もきちんとされている棺台に安置されているので、パチリとしました。



    フランス語(のみ)で、どこにどの王朝になっているか、一応書いてはあるんですが、薄暗い中、フランス語なんて勘弁してくれ状態です。



    個人的に一番ウギャーと思ったのは、内陣の地下のこの棺の数です。フランス革命当時、この霊廟に安置されていた、過去の王族の棺は、ほぼ開けられ、ひっくり返され、革命後集めた残滓?残骸を、きちんとこのように葬ったそうです

    ただ、救いはここは夜になると、首を抱えたマリー・アントワネットの亡霊が、彷徨っているだのなんだのという噂があるんですが、そこらへんの変な感じは受けませんでした。

    さて、薄暗い中、「ルイ王朝」探しをしていたのです。

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