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  • from: ぽっぽさん

    2023年09月28日 13時29分11秒

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    AIと私たち1

    皆さん、こんにちはァ~!
    BGMはユーチューブで午前中は「クラシック」を聴いていましたが今は「ジャズ・ボサノバ」に変っています。
    まずはお耳ですが、昨夜~今(午後1時15分過ぎ)の「虫の音」はやはり「やや元気かなぁ?」って感じでございます。
    他の3人様は静かにしてくれています o(^-^)o

    ふーたんは今日「同期会」があるってことで、午前10時過ぎに駅前まで送りました。
    午前中は溜まっていますお隣からの新聞記事の内、「AIと私たち」を読み終えました。

    先ほど「一人でポツンと昼食(一軒家ではありませぬゥ! o(^-^)o)」をしまして、今はふーたんがセットしてくれましたコーヒー豆をやかんにお湯を沸かして点てました。

    【AIと私たち1 本質を理解する】  西垣 通(とおる)氏(東京大学名誉教授)
    お隣からの新聞記事の「AIと私たち」は、5日分で9名が意見を述べていますが、目に留まりました「2つの記事(8月下旬)」をご紹介いたしますネ!
    (P.S.:このトピックが長くなりましたので1・2と2回に分けます)

    ー 半世紀にわたってコンピューターに携わり、1980年代の「第2次AIブーム」を技術者として体験した情報学者の西垣氏に、人知を超えるAIは誕生するのか、私たちはどうAIと付き合えばよいのか。 <インタビュー記事> ー
    = 人知の代わりには決してなりません 日本の焦りに心配 =
    ▲AIが人間の知性を超える「シンギュラティー<技術的特異点>」を迎える日はくるのか?▼
    ・それ<シンギュラティ―>が2045年に訪れるなど議論が世界中で盛んだが少し冷静になろう。
    機械が人間のような知性を持つ日は来ないし、人間と同様のことができる「汎用AI」も出現しないと思っていいる。
    ・いま期待されている「ChatGPT」のような対話型の生成AIは重要で、使いようによっては人類の役に立つ。
    ただし、人間の知性の代わりには決してならない。
    そうしたAIの本質を理解しないまま、ただただ「乗り遅れるな」と活用にのめり込む日本の風潮が心配だ。  <「明治維新」時みたいですよね!>

    ▲これまで、人類とAIとはどのように進んできたか?▼
    ・<今回のブームは>AIブームは、1950~60年代の第1次、<19>80年代の第2次に続く3度目だ。
    第1次の中心は機械的な自動推論によって正解を導き出す事だったか、活用はせいぜい「ゲーム」「パズル」程度だった。
    ・第2次は、法律家や医師といった専門家の代わりに「現実的推論」をしようとさまざまな「エキスパートシステム」が開発されたがあまり利用されなかった。
    ・現在のブームはこれまでと大きく違い、「正しさ」よりも大量のデータを統計処理し「確率の高い解」を求めることに重点が置かれている。

    ▲「正しいこと」が最優先されないのか?▼
    ・正確さより一般ユーザーが容易にアクセスできることを優先させている。
    質問に対し、言葉の意味を理解せずに確率計算を行い、もっともらしく易しい文章で答えることで、商業的な成功をねらう。
    ・一般の人々に「AIは間違えない」といった信頼が残っていれば、正しくない情報が拡散してしまう危険が大きいことを指摘しておきたい。

    ▲これからの日本はどうAIと生きていけばよいか?▼
    ・世界はインターネットからあらゆる社会分野や産業に変化をおよぼし、データが巨万の富に結びつく「アテンションエコノミー(関心経済)」の時代に入った。
    ・そのため、AIを操作できる一部のエリートや限られた企業が人々を巧みに誘導し、富を独占でくるようになる。
    そうなると格差がひろがり、社会不安が増してゆく。
    ・現在の日本は、生成AIの経済効果で後れを取りたくないと、米国にひたすら追従している国だとみられているが、その米国では、ネット文明のもとで「社会的分断」が広がっている。
    ・ロシアや中国などの国々は、国家権力が国内をコントロールしつつ、米国の大手IT企業による覇権を抑え込もうと画策している。
    ・ヨーロッパは、人権や個人情報保護を尊重する立場からAIを警戒し、その活用に一定の「国際規制」を加えようと模索している。
    ・日本はこうした状況を踏まえてアジアの一員として「ルールづくり」を提唱してはどうかと思う。
    大切なのはAIの本質を理解することだ。
    ・シリコンバレーのスタンフォード大学で客員研究員として派遣されたが、AIに関する楽天的な議論を聞き一種の違和感を覚えるようになり、帰国後も興味や疑問がどんどん大きくなっていった。

    = 一神教的発想が生んだ科学技術 相対化するとき =
    ▲<スタンフォード大学で客員研究員として派遣された経験から>分離融合の研究をするきっかけになったのか?▼
    ・コンピューターやAIを生んだ原理、その思想や背景、哲学などを研究してきたが、汎用AIやシンギュラリティーという発想は、「ユダヤ・キリスト教の特徴」を強く持っていると考えている。
    超絶的な唯一の神が万物を創造したという教えからは、人間以外の存在に知性が宿る可能性もあるという議論がみちびかれる。
    だから、「人間を超える知的能力を持つ機械が出現しても不思議ではない」ということになり、「早晩、技術的進歩によって人間の知性を超える機械が出現するのだ」という主張になる。   <かなり非科学的で偏った主張ですねぇ!>
    ・「神の創った宇宙には本来、論理的な秩序がある、そのありさまを正しく認知することが真理の獲得だ」というのが、西洋の伝統的な考え方だ。
    ・「はじめにロゴスありき」と聖書にあるが、ロゴスとは論理的言語、真理だ。
    コンピューターは、開発された当初から、真理を得るための機械として位置づけられていた
    ・キリスト教もユダヤ教も立派な宗教だが、他の考え方もあっていいはずだ。
    一神教的な考え方を拡張すると、脳をふくめ人体のメカニズムもすべてデータ科学で客観的に究明できることになる。
    それが「シンビュラリティー」や「汎用AI」の発想の前提だ。
    ・しかし、人間とは本来、生きるために「心の内側から周囲を主観的に観察している」存在だ。
    そもそも「知」とは、論理で万物を解釈するためというより、周囲の環境のなかで人間が生きていくための「ノウハウ」だったはずだ。
    ・日本は明治以来、欧米の科学技術を信奉して、その表面的な部分を導入し、改善してきた。
    いま、その思想的な根っこを理解すべき時をむかえている。

    ▲どのような哲学や思想が求められているのか?▼
    ・創造主がすべてを創ったという「一神教」と、AIのパラダイムを相対化する発想が求められている。
    時間について考えると、一神教的世界観のもとでは、時間は宇宙の創造から終末、つまり「最後の審判」まで一直線に流れるものとされるが、直線的に時間が流れる世界では「進歩」という概念が必要だ。
    この理念が科学技術を発展させたのは間違いないが、一方では核兵器をはじめとする残酷な武力を生み出し、開発によって地球環境を破壊したという側面もある。
    <まだあります! 新大陸などへ「宣教師」を尖峰として「侵略した」という事実です!>
    ・一方、仏教など東洋的な世界観では、時間は直線ではなく、循環的だ。
    他の生物と共生するという発想もあるので、地球環境の危機に有効に対応できる可能性がある。
    ・西洋的世界観では、要素の論理的組み合わせとして対象を分析するが、東洋的世界観では、要素同士が互いに関連し、共鳴し合うと考えるので、分析だけではなく「身体的直観」を重んじる。
    これがAIにとって難しい点であり、AIをうまく活用する際の鍵になる概念だといえる。

    と、大変難しくて「西洋の宗教」「東洋の宗教」まで出てくるとは・・・
    でも、「一神教と多神教の対比」など大変勉強になりました。
    一神教に関しましては、以前から「たんぽぽ」で書かせて頂いていますごとく、私には「疑問」でございますし、大航海時代における「ヨーロッパの侵略」は決して許されません。
    その延長上にアメリカ合衆国もあるってことなんですが、彼らは「自分は! 自分は!」と「自己主張」が強すぎるように思います。

    さて、皆さんは如何に思われますでしょうか?
    (このトピックが大変長くなりましたので、もう一つの記事は別のトピックとしますネ)

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