内田洋行<8057.T>
　急伸。２８日引け後、今７月期第３四半期累計（昨年８月－今年４月）の連結決算を発表。同時に通期の業績予想を上方修正した。売上高を従来予想の１３００億円から１３８０億円（前期比８．８％増）、経常利益を同１０億円から１２億円（前期３億５７００万円の赤字）に増額。

　花王<4452.T>
　９日ぶり反発。メリル日本証が３１日付モーニングサマリーで投資評価を「中立」から「買い」に引き上げ、それが好感された。目標株価は２５００円継続。

　山善<8051.T>
　４００円台を回復。５月２８日付株式新聞で取り上げたことをきっかけに続騰。工作機械や環境機器需要の増加で事業環境が好転している。

　ユーシン精機<6482.T>
　３日続伸。５月３１日付株式新聞では米アップルの多機能情報端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」関連銘柄として紹介した。

　フジＨＤ<4676.T>
　３日続伸。野村証では５月２８付で投資判断を「２」（中立）から「１」（強気）に格上げ。テレビ広告需要の改善などで「業績は本格的に回復局面を迎えつつある」と。

　ＨＩＳ<9603.T>
　５月２８日、今１０月期の連結営業利益を７８億円から７１．５億円に下方修正すると発表。アジア方面の廉価商品への需要集中、４月のアイスランドでの火山噴火による航空規制などが響く。株価は朝方もたついたが、続伸。

　沢井製薬<4555.T>
　大幅高で３日続伸。５月１８日の高値７６６０円を上回り、上場来高値を更新。５月２８日に、同業の日医工<4541.OS> が仏製薬最大手のサノフィ・アベンティスとの資本・業務提携を発表したことで、同社にも外資参入や再編への思惑が波及し、買いが集まった。

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［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社