8時48分配信 モーニングスター

　新興市場はＩＰＯ（新規上場）銘柄の大活況展開を背景に新興市場の雰囲気が改善してきている。マザーズ指数は１１月２６日に一時８９７ポイントまで上昇。売買代金も増加に転じて、一時期の指数低調、売買代金低迷という状況は脱した。ただ、売買代金の増加はＩＰＯ銘柄のみの活況によるもので、それが沈静化すると売買ボリュームはダウン。腰の弱さを露呈してしまった。今週末に上場したアライドアーキテクツ <6081> は大人気となったものの、来週の上場銘柄は２案件とまだ少ない。ＩＰＯを軸とした師走相場を期待するには、やや心もとない状況となっている。

　今週の新興市場は前週２２日に上場したじげん <3679> などの残り香によってなんとか雰囲気を保とうとしていたが、後半にかけてガス欠に。東証１部市場が米国株高や為替市場の円安を背景に上値を追っていることとは対照的。日経平均株価が年初来高値を更新しているのに対してマザーズ指数は５月の年初来高値どころか、直近１０月高値も更新できずにいる。

　立ち直りの雰囲気が腰折れとなったのは、ＩＰＯの熱気が既存市場の主力銘柄に飛び火しなかったため。サイバーエージェント <4751> は高値圏で頑強な値動きを続けているものの売買代金は膨らまず、ＩＰＯ銘柄の人気に刺激を受けたのは一部テーマ株。東証１部への市場変更を発表した楽天 <4755> の人気も他の主力株には広がっていない。新興市場に滞在する資金は「あくまで短期物色」にこだわっているようだ。

　来週も初値形成を持ち越したアライドアキ、また３日上場予定のライドオン・エクスプレス <6082> の初値形成後の動きに注目しておきたい。また、そのアライドアキの株主であるアイスタイル <3660> や、９日上場予定のホットリンク <3680> の株主であるオプト <2389銘柄情報

【2389】(株)オプト関連ニュース銘柄別掲示板ポートフォリオに追加

> とシナジーマーケティング（シナジーＭ） <3859> など、直近ＩＰＯ銘柄のほかにＩＰＯ関連銘柄も短期資金の流入先となる可能性がある。（小泉健太）

提供：モーニングスター社

2時00分配信 時事通信

　【ロンドン時事】28日のロンドン外国為替市場は、良好なユーロ圏の経済指標をながめ円売り・ユーロ買いが進展、円は2009年6月5日以来約4年6カ月ぶりに1ユーロ＝139円台まで下落した。午後4時現在は同139円00～10銭と前日午後4時（138円55～65銭）比45銭の円安・ユーロ高。
　また対ドルでも1ドル＝102円台前半で軟調に推移した。同時刻現在は1ドル＝102円15～25銭と、前日午後4時（102円05～15銭）比10銭の円安・ドル高。
　6年ぶり高値をつけた日経平均株価や堅調なユーロ圏の経済指標を眺め、序盤から対ユーロを中心に円安が加速。その後、感謝祭に伴う米国市場の休場で市場参加者も少なく、円売りも一服する格好となったが、買い戻す動きは限定的だった。
　市場では、急速な円安進行に警戒感もくすぶるが、「節目となる水準を次々に抜けたことで円安方向に勢いが付いている」（市場筋）との指摘も。来週末6日には市場が注目する米雇用統計が発表されるが、ある邦銀関係者は「雇用統計前に5月22日につけた（2008年10月以来の対ドルの安値）103円74銭を試しに行く可能性がある」との見方を示していた。
　このほか、午後4時現在のユーロの対ドル相場は1ユーロ＝1．3595～3605ドル（前日午後4時は1．3570～3580ドル）。
　他の欧州通貨はポンドが1ポンド＝1．6340～6350ドル（1．6270～6280ドル）、スイス・フランが1ドル＝0．9060～9070フラン（0．9080～9090フラン）。（了）

8時08分 フィスコ

　【北京時事】中国の秦剛報道局長は27日、東シナ海での防空識別圏設定に対しオーストラリアのビショップ外相が反対する声明を出したことについて、「中国側にとやかく言うのは完全に間違っており、受け入れない」と豪側に強い抗議を申し入れ、「強烈な不満」を伝えたことを明らかにした。　

最終更新:11月27日(水)16時17分

-NY速報　ドル円は一時102円台2013/11/27

ドル円が102円台に上昇。今年5月以来。 USD/JPY　102.03

4時54分配信 フィスコ

26日のニューヨーク外為市場でドル・円は101円65銭まで上昇後101円18銭へ反落し101円20銭で引けた。予想を上振れ5年ぶりの高水準に達した米国10月住宅建設許可件数、2006年2月以来で最大の伸びとなった9月S&Pケース・シラー住宅価格指数を好感したドル買いが一時優勢となったが、予想を下振れた米国の11月消費者信頼感指数を嫌気したドル売りに反落。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3521ドルから1.3575ドルまで上昇し1.3575ドルで引けた。欧米金利差の拡大に伴う買いが再燃した。ユーロ・円は137円54銭から137円17銭へ下落。ポンド・ドルは1.6139ドルへ下落後、1.6218ドルへ反発。ドル・スイスは、0.9111フランから0.9063フランへ下落した。_NEW_LINE_
[経済指標」・米・10月住宅建設許可件数：103.4万戸、前月比+6.2％（予想：10月93万戸、9月97.4万戸）_NEW_LINE__・米・9月S&Pケース・シラー住宅価格指数：前年比+13.29％（予想：+13.00％、8月：+12.80％←+12.82％）_NEW_LINE__・米・9月住宅価格指数(連邦住宅金融局)：前月比+0.3％（予想：+0.4％、8月：+0.4％←+0.3％）_NEW_LINE__・米・11月消費者信頼感指数：70.4（予想：72.6、10月：72.4←71.2）_NEW_LINE__・米・11月リッチモンド連銀製造業指数：13（予想：4、10月：1）_NEW_LINE_
《KY》

2013/11/26

＊住宅建設許可件数（10月）22:30
結果　1034千件
予想　930千件　
前回　974千件

＊住宅建設許可件数（9月）22:30
結果　974千件
予想　N/A　
前回　926千件

６６７円で、買ってみました。

6時34分配信 サーチナ

■すでに運営するホテルとのシナジー効果など期待



　邸宅挙式のベストブライダル <2418> は25日の大引け後、JR品川駅（東京都）から徒歩1分にあるストリングスホテル東京インターコンチネンタル（東京都港区港南・品川イーストワンタワー26Fから32F）の運営に関する事業をセントラル・ホテルズ（東京都千代田区）から2014年1月1日付けで譲り受けると発表。同時に、ホテル事業を重要な事業戦略の一つとして位置付けており、同ホテルの経営管理等に対応する特定子会社（資本金が親会社の100分の10以上）のベストグローバルを設立するとした。

　ベストブライダルグループは、すでにホテルインターコンチネンタル東京ベイなどを運営。発表によると、譲受け部門の資産は11億4800万円（賃借権6億1300万円、固定資産及び棚卸資産5億3500万円）、負債は無し。同ホテルは新幹線口からも直結しており、また、羽田空港へのアクセスの良さもあり、宿泊部門を中心に今後の高い成長が見込まれるほか、すでに運営するホテルとのとの将来的なシナジー効果も期待される。

　業績は好調で、この第3四半期（1～9月）の売上高は前年同期比8．4％増加、営業利益は同11．8％増加。業績に与える影響は今後計画の進捗とあわせて継続的に開示するとした。株価は5月に993円の年初来高値があり、その後は8月に910円の戻り高値をつけた後700円前後で売買をこなし、25日の終値は663円（6円高）。通期の予想1株利益は87円91銭としたため、株価はPER7倍台。同業のテイクアンドギヴ・ニーズ <4331> の16倍前後との比較では割安感が強い。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Media－IR）

17時02分配信 チャートブック（株探ニュース）

日経平均株価
始値　　15504.78
高値　　15619.13(15:00)
安値　　15469.87(09:40)
大引け　15619.13(前日比 +237.14 、 +1.54％ )
変動幅　149.26

売買高　　25億3156万株(東証1部概算)
売買代金　2兆2569億円 (東証1部概算)

■本日のポイント

　１．日経平均は237円高と大幅に3日続伸し、高値引け
　２．米株高、1ドル＝101円台後半への円安進行を好感
　３．精密機器、電気機器、輸送用機器など主力輸出関連株が買われる
　４．ソフトバンク、ファストリ、ファナックなど寄与度の高い銘柄が買われ、指数を押し上げる

■東京市場概況

　前週末の米国市場では、量的緩和の長期化観測を支えに買いが優勢となり、ダウは54ドル高と続伸し、最高値を連日で更新。

　週明けの東京市場では、日経平均は237円高と大幅に3日続伸。高値引けとなり、約半年ぶりに終値で1万5600円台を回復した。

　最高値更新が続く米株高、1ドル＝101円台後半への円安の進行が好感され、ニコン <7731> など精密機器、パイオニア <6773> など電気機器、ホンダ <7267> といった輸送用機器など主力輸出関連株を中心に買いが広がった。

　円売り、日本株買いの好循環を受け、リスクオンの買いが勢いを取り戻す中、日経平均は先物主導で上げ幅を広げた。利益確定売りや証券優遇税制の廃止を睨んだ売り物をこなして、5月23日の年初来高値1万5627円(終値ベース)にあと8円まで肉薄した。

　東証33業種のうち上昇は31業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)保険業、(3)精密機器、(4)電気機器、(5)パルプ・紙。一方、下落したのは(1)その他金融業、(2)海運業の2業種のみだった。

　個別材料では、グループ会社が「NAVERまとめ」に写真素材を提供するアマナＨＤ <2402> [東証Ｍ]、東証1部に指定替えとなるＷＤＢＨＤ <2475> [東証２]、通期経常益を11％上方修正し、配当も6円増額したミタチ産業 <3321> 、メリルリンチ日本証券が目標株価を1050円→1260円に増額したパナソニック <6752> 、三菱UFJ証が「強気」に格上げしたミツミ <6767> 、11月の売上高が2.5％増と堅調だった西松屋チェ <7545> 、スマホアプリを活用したサービス事業に参入すると報じられた菱洋エレク <8068> 、エース証券と経営統合する丸八証券 <8700> [ＪＱ]、「ムーミン」のテーマパーク立ち上げに向けて合弁会社を設立するフィンテック <8789> [東証Ｍ]、三菱UFJ証が目標株価を7500円→9500円に増額したソフトバンク <9984> などが上昇。

　一方、公募増資と株式売り出しの実施を発表したｅｎｉｓｈ <3667> [東証Ｍ]とＪパイル <5288> 、売り出しや自社株処分を発表した静ガス <9543> などが安い。

　東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ミタチ産業 <3321> 、(2)アクリティブ <8423> 、(3)ミツミ <6767> 、(4)岩谷産 <8088> 、(5)新日無 <6911> 、(6)保土谷 <4112> 、(7)化工機 <6331> 、(8)キムラタン <8107> 、(9)パイオニア <6773> 、(10)パナＩＳ <4283> 。

　値下がり率上位10傑は(1)Ｊパイル <5288> 、(2)日本ＭＤＭ <7600> 、(3)熊谷組 <1861> 、(4)チタン <4098> 、(5)ボルテージ <3639> 、(6)住友電設 <1949> 、(7)浅沼組 <1852> 、(8)日本トリム <6788> 、(9)大豊建 <1822> 、(10)静ガス <9543> 。

【大引け】

　日経平均は前日比237.41円(1.54%)高の1万5619.13円。ＴＯＰＩＸは前日比11.04(0.88%)高の1259.61。出来高は概算で25億3156万株。値上がり銘柄数は1209、値下がり銘柄数は427となった。日経ジャスダック平均は1963.26円(3.73円高)。

［2013年11月25日］
(「株探」編集部)

7時48分配信 チャートブック（株探ニュース）

★は本日の株価動向が特に注目されるニュース銘柄です！

●【好材料】

★★アマナＨＤ <2402> [東証Ｍ]
グループでストックフォト事業を手掛けるアマナイメージズがLINEと業務提携し、LINEの運営サイト「NAVERまとめ」に写真素材を提供。「NAVERまとめ」は月間21億8000万ページビュー、6100万ユニークユーザーを超える「まとめサイト」の代表格。

★★ＷＤＢＨＤ <2475> [東証２]
東証が12月13日付で市場1部に指定替えすると発表。東証1部への指定替えを記念し、期末に6円の記念配当を実施。年間配当は16円→22円に。同時に、公募による自己株式の売り出し19万1000株、既存株主による48万3000株の売り出しに加え、オーバーアロットメントによる売り出しに伴う10万株の自社株処分を実施すると発表。売り出し株数は最大77万4000株で発行済み株式数の約7.7％におよぶ規模に。

★★ユーグレナ <2931> [東証Ｍ]
14年前半に化粧品に本格参入。ミドリムス成分を活用、自社ブランドで商品化。

★★ミタチ産業 <3321>
13年11月上期の連結経常利益を3.2億円→5億円に53.8％上方修正。従来の28.9％減益予想から一転して9.4％増益見通しとなった。工作機械向け組み付けの受注不振をアミューズメント分野向けの販売好調で補ったことが寄与。利益構造改革が奏功したうえ、想定外の債権回収があったことも利益を押し上げた。上期の増額分を大きく下回る形で、通期の経常利益も6.3億円→7億円に11.1％上方修正。減益率が23.1％減→14.5％減に縮小する見通しとなった。業績の上振れに伴い、年間配当を14円→20円(前期は14円)に大幅増額修正した。

★★Ｊパイル <5288>
14年3月期の連結経常利益を33億円→40億円に21.2％上方修正。増益率が52.3％増→84.6％増に拡大し、従来の7期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は7月に続き、2回目。主力のコンクリートパイルの受注が想定以上に伸び、売上が計画を8.2％上回ることが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、今期の年間配当を10円→12円(前期は10円)に増額修正した。同時に、400万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限78万2800株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主と自己株処分による合計131万7200株の株式売り出しを行うと発表。新株発行は発行済み株式数の約16％。

★ＵＫＣＨＤ <3156>
次世代パワーデバイスの窒化ガリウム(GaN)製パワー半導体の開発、製造、販売を手掛ける米トランスフォーム社と資本提携。トランスフォーム社の販売代理店として日本を含むアジアでGaN製パワー半導体を販売。

★セガサミー <6460>
セガが「ニコ動」と提携、スマホゲームに視聴者を誘導

★東芝 <6502>
高性能車載LSIを14年後半量産。自動運転向け睨む。

★東エレク <8035> 、ルネサス <6723> 、信越化 <4063>
同社など20社超が日米で次世代半導体の量産技術を16年度メドに共同開発へ。DRAM置き換え

★フィンテック <8789> [東証Ｍ]
「ムーミン」を主題としたテーマパークを日本に設立するため、フィンランド社と合弁会社を設立。また、ムーミンのキャラクター使用権に関するライセンス契約をスウェーデン社と締結。同時に、14年3月31日現在の株主を対象に1→100の株式分割を実施し、同時に100株の単元株制度を採用すると発表。最低投資金額は変わらない。

トヨタ紡織 <3116>
BMWからシートを初受注。樹脂骨格のEV向け

エアウォータ <4088>
リニア向け冷却装置を開発

カルナバイオ <4572> [ＪＱＧ]
12月31日現在の株主を対象に1→100の株式分割を実施し、同時に100株の単元株制度を採用する。最低投資金額は変わらない。

アールテック <4573> [ＪＱ]
網膜色素変性治療薬を希少疾病医薬品の指定申請へ

安川電 <6506>
中国で遊休風車再生、現地社に部品供給

大崎電 <6644>
英で通信ハブを240億円で受注

西松屋チェ <7545>
11月度の既存店売上高は前年比2.5％増と2ヵ月ぶりにプラス浮上。客数は0.4％減と伸び悩むが、客単価が2.9％増に。

Ａエステール <7872> [ＪＱ]
東証が29日付で同社を市場2部に指定替え。

ファミリーＭ <8028>
中国出店2.4倍、来年340店を計画

丸八証券 <8700> [ＪＱ]
エース証券と共同持ち株株会社設立により14年4月に経営統合。同社株1に対して共同持ち株会社株を0.51、エース証券1株に同1を割り当てる。

東建物 <8804>
今期営業益220億円に10億円上振れへ

ミスミＧ <9962>
10月の連結売上高は前年比32.5％増。主力の自動化事業が17％増と好調だったほか、金型部品事業が87.7％増と急拡大。

●【悪材料】

★ウチダエスコ <4699> [ＪＱ]
8-10月(1Q)経常益は14％減の2.2億円。

★静ガス <9543>
既存株主による392万9200株の売り出しと、オーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限58万9300株の自己株処分を実施する。売り出し株数は最大172万5000株で発行済み株式総数の約5.9％に相当する。売出価格は12月2日から4日までの期間に決定される。自己株式の処分による調達資金については、全額を運転資金に充当する予定。

ブックオフ <3313>
CCCが保有の同社全株(5.89％)を売却

ライトオン <7445>
11月度の既存店売上高は前年比7.6％減。平年より気温が高かったことや台風などの悪天候の影響もあり、冬物商品の販売が苦戦。全社売上高は7.6％減。

●【好悪材料が混在】

ｅｎｉｓｈ <3667> [東証Ｍ]
東証が13日付で同社を市場1部もしくは市場2部に指定替えする。また、同社は35万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限15万株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主による70万株の株式売り出しを行うと発表。新株発行は発行済み株式数の約9.4％。調達資金約12億円については、スマホアプリの開発や広告宣伝費に充てる。

［2013年11月25日］
(「株探」編集部)