ドル円はS&Pの見通し引き下げを受けて81.78円まで上昇したものの、その後は緩やかに水準を下げている。発表に対しての反応は一時的なものにとどまり、「邦銀などはまったく動いた気配がなく、海外勢の一部が円売りを入れていた程度だった」（外銀筋）との声も聞かれ、上値を伸ばす展開とはなっていない。
　クロス円も小幅に反落し、ユーロ円は120.00円を高値に119.70円前後、ポンド円も134.84円まで上昇後は134円半ばまで下押している。
　12時20分現在、ドル円は81.60円、ユーロ円は119.70円、ポンド円は134.53円で推移。


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