新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

新規登録(無料)

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

メモ

メモ>掲示板

公開 メンバー数:8人

チャットに入る

サークルに参加する

サークル内の発言を検索する

新しいトピックを立てる

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: eriyaさん

    2011年05月31日 17時44分06秒

    icon

    東京午後


     午後になるとドル売りの動きは一服。ドルストレートは午前中に急伸してつけた高値から水準を下げた。一方で円売りは継続。株価の上昇や投信に関連したフローや思惑が下支えとなり、ドル円は足もとのレンジ上限をしっかり上抜けてきた。
     ドル円・クロス円は上昇幅を拡大。ドル円は、投信に関連した邦銀による買いオーダーが下値を支えるなか、日経平均株価が一時190円超の大幅高となったことも好感して底堅い推移が継続。海外勢が徐々に参入してくる時間帯になって、ムーディーズによる日本の格付け見通し引き下げが材料として蒸し返された感もあって、上方向への動きを強めた。足もとのレンジ上限として意識されていた81円前半をしっかり上回って、東京電力福島第1原子力発電所の4号機建屋付近で爆発音が聞こえたとの報道で円売りが強まり、一時81.74円まで上昇した。またクロス円も上昇幅を拡大。ユーロ円は一時117.69円まで買われて5日以来の高値を示現。ポンド円は135.08円、豪ドル円は87.44円までそれぞれ上値を伸ばし、NZドル円は年初来高値をさらに更新して67.38円まで上昇した。ドル円やクロス円の底堅さの背景には、本邦証券会社より本日販売された投信の販売額およそ780億円分のうち、一部の円売りフローが、本日のロンドン・フィキシング(日本時間午前0時)などで出るとの話しが市場で聞かれていたことや、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の銘柄入れ替えにともなう円売りへの思惑が引き続き根強かったこともあったようだ。
     一方でドルストレートはまちまちな推移。ユーロドルは1.43ドル後半、ポンドドルは1.65ドル半ば、NZドル/ドルは0.82ドル半ばで、下押しも限定的な底堅い推移が続いた一方、豪ドル/ドルやドルスイスフラン(CHF)は重い動きに。豪ドル/ドルは、引き続き対NZドルで売りが優勢となって、豪ドル/NZドルで1.2965NZドルまで豪ドル売り・NZドル買いに傾いたことが重しとなった。対ドルで1.0757ドルを高値に1.07ドル前後まで下押した。ドルCHFは、発表されたスイス1-3月期GDPが前期比・前年比でともに市場予想を大きく下回る結果となったことが嫌気されて、0.8540CHFまでCHF売りが進み、午前中に対ドルで強含んだ値幅を帳消しにする格好となった。
     この後はユーロ圏5月消費者物価指数(HICP)の発表に注目したい。今年に入って、ECBが目標とする年+2%を上回る状態が続いており、結果が上振れることとなれば、7月以降の利上げの期待も高まりそう。ドル円は目先のレンジを上抜けたことで目線が上がるかたちとなっており、90日移動平均線が位置する82.11円前後を視野に入れた展開も想定できる。
     16時30分現在、ドル円は81.66円、ユーロドルは1.4398ドル、ユーロ円は117.58円で推移。


    提供元:株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ

    • コメントする

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • 拍手する

      サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件