◆ダウ平均：11559.95 +20.70 +0.18 ％
◆NASDAQ：2576.11 +14.00 +0.55 ％
◆S&P500：1212.92 +2.84 +0.23 ％

　米株式相場は小幅続伸。連邦公開市場委員会（FOMC）議事録の内容を受け、追加の金融緩和政策への期待が高まった。ダウ平均は前日比20.70ドル高の11559.95ドルで終了した。
　ダウ平均は売りが先行。8月消費者信頼感指数の結果が予想を下回ったことが嫌気され、一時109.86ドル安の11429.39ドルまで下落した。
米連邦準備理事会（FRB）が30日に公表した8月9日の連邦公開市場委員会（FOMC）議事録では、「金利時間軸の条件に具体的な物価・失業率を協議」と、政策金利見通しを失業水準などに結びつける異例の措置が含まれた。また、FRBが保有する債券ポートフォリオのうち、短めの債券を売却し、長めの債券を購入する、「オペレーションツイスト」と呼ばれる政策も検討されたことが明らかになり、追加の金融緩和政策への期待から一時90.82ドル高の11630.07ドルまで上昇した。
　個別ではロシアのロスネフチと探査事業で提携することを発表したエクソンモービルは小幅高。豪資源会社のマッカーサーを買収合意したピーボディーエナジーも小幅に買われた。


提供元：株式会社T&Cフィナンシャルテクノロジーズ