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  • from: eriyaさん

    2011年12月27日 19時49分18秒

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    為替フォーキャスターの見方 三井住友銀行山下氏②

     2012年1-3月に一段のユーロ円の円高進行およびリスク回避の高まりを予想する理由は、国債大量償還を迎えて欧州ソブリン問題がいよいよイタリアやスペインといった周辺大国にも拡大していくリスクが高まり、また欧州銀の資本増強の必要から公的資金注入やEU/IMFによる支援を必要とするケースが出る可能性が出てくるのが1-3月だからである(4-6月にも影響を引き摺る可能性あり)。欧州景気は2011年10-12月からリセッション入り(一部の国では7-9月から既にリセッション入り)となり、また、欧州各国の格下げも予告されている。欧州危機は複雑さを増してくる。

     問題は、イタリアやスペインがギリシャ等のように金融支援を求めた場合に、現行のEFSFでは規模が不足するが、規模の拡大方法・対応方法が未定なこと、また、銀行への公的資金が必要な場合に財政再建との両立は困難なこと、更にその場合にEFSFでカバーできない可能性もあること、である。これに対して、EFSFの規模拡大が可能になったり、IMFが支援体制を確立すれば(新興国によるIMFへの出資を含む)、マーケットの不安は相当に収まることになる。1-3月は混乱の極みとなるが、支援の枠組みを作る必要に迫られ、それによって金融市場は次第に安定に向かう、という展開を予想する。
     2012年には欧州銀の資本増強の必要に起因するグローバルなクレジットクランチ(信用収縮)と新興国を含むグローバルな景気減速の可能性、を指摘しておきたいが、そうしたグローバルな波及によって、欧州ソブリン問題はマーケットにとって第一の焦点ではなくなり、その時点で為替市場ではユーロは底を打つと予想する。なお、欧州の構造的な問題は残存し、改革が奏功するには何年もかかるが、2012年についてもユーロの崩壊は予想していない。(続く)


    提供元:株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ

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