［ニューヨーク　２４日　ロイター］　国際通貨基金（ＩＭＦ）の首席エコノミスト、オリビエ・ブランシャール氏は２４日、ユーロ圏が２０１２年に緩やかなリセッション（景気後退）に陥るとの見方を示した。ＣＮＢＣテレビで述べた。

同氏は２０１２年のユーロ圏の成長率について、マイナス０．５％との見通しを示したが、「ゼロという数字が近付きやすい領域にある」とも述べた。

２０１２年の米成長率見通しは１．８％でこれまでと変わらないとした。その上で「今後１年で欧州がどのように米国に影響するか不透明な点が多い」と述べ、「減税措置が延長されたとしても、財政再建に変わりはない」との見方を示した。