3時53分配信 フィスコ

27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、97円75銭から96円99銭へ下落し97円10銭で引けた。米国債務上限問題、米国とその同盟国が国際連合安全保障理事会（国連安保理）の支持なく、市民への化学兵器使用疑惑が浮上したシリアに対する報復攻撃に早くて29日木曜にも突入する可能性がでてきたため、ドル売りに拍車がかかった。その後、予想を上回った米国の8月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業を受けた買い、オプション絡みの買いに下げ止まった。_NEW_LINE__
ユーロ・ドルは、1.3328ドルから1.3399ドルまで上昇し1.3390ドルで引けた。欧米金利差の拡大に伴う買いが継続。ユーロ・円は、株式相場動向に連動し129円86銭まで下落後、130円50銭へ反発。

ポンド・ドルは、1.5482ドルまで下落後、1.5556ドルへ反発。ドル・スイスは、0.9227フランから0.9172フランまで下落した。

[経済指標]・米・6月S&P/ケース・シラー住宅価格指数：前年比+12.07％（予想：+12.10％、5月：+12.20←+12.17％）
・米・8月消費者信頼感指数：81.5（予想：79.0、7月：81.0←80.3）
・米・8月リッチモンド連銀製造業指数：14（予想：0、7月：-11）

《KY》