4時27分配信 フィスコ

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、98円91銭から99円63銭へ上昇し99円30銭で引けた。米連邦準備制度理事会（FRB）が資産購入の縮小を見送ったことを受けた円キャリートレードに拍車がかかったこと、予想を下振れた米国の新規失業保険申請件数、2007年2月末以来の高水準となった8月中古住宅販売件数、2011年3月以来の高水準となった9月フィラデルフィア連銀業況指数を好感したドル買いが再燃した。その後、輸出の売りや株式相場の反落に連れ伸び悩んだ。_NEW_LINE__
ユーロ・ドルは、1.3569ドルまで上昇後、1.3524ドルへ軟化した。ユーロ・円は、株価動向に連動し133円99銭から134円95銭の間で上下。

ポンド・ドルは、1.6100ドルから1.6045ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9093フランから0.9126フランへ上昇した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数：30.9万件（予想：33万件、前回：29.4万件←29.2万件）
・米・4-6月期経常収支：-989億ドル（予想：-970億ドル、1-3月期：-1049億ドル←-1061億ドル）
・米・8月中古住宅販売件数：前月比+1.7％、548万戸（予想：525万戸、7月：539万戸）
・米・8月景気先行指標総合指数：前月比+0.7％（予想：+0.6％、7月：+0.5％←+0.6％）
・米・9月フィラデルフィア連銀業況指数：22.3（予想：10.3、8月：9.3）
《KY》