4時58分配信 フィスコ

6日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、102円71銭から103円17銭へ上昇し102円95銭で引けた。米国の前週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し昨年11月末以来で最低となったことを好感したドル買いが強まった。_NEW_LINE_
ユーロ・ドルは、1.3735ドルから1.3873ドルへ上昇し1.3860ドルで引けた。欧州中央銀行（ECB）が定例理事会で政策金利の据え置きを決定したほか、14年度の成長見通しを上方修正したこと、ドラギECB総裁の会見での発言「ECBは証券市場プログラム(SMP)に絡む不胎化措置を打ち切る理由を見出さなかった」「インフレは16年10-12月期に1.7％まで加速」を受けて追加緩和観測が後退し、ユーロのショートカバーが加速。ユーロ・円は、株高に連れた買いや欧日金利差の縮小観測が後退し141円19銭から142円92銭へ上昇した。_NEW_LINE_
ポンド・ドルは、1.6686ドルから1.6778ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.8879フランから、0.8795 フランへ下落した。_NEW_LINE__ _NEW_LINE_
[経済指標]・米・前週分新規失業保険申請件数：32.3万件（予想：33.6万件、前回：34.9万件←34.8万件）_NEW_LINE__ ・失業保険継続受給者数：290.7万人（予想：297万人、前回：291.5万人←296.4万人）_NEW_LINE__ ・米・10-12月期非農業部門労働生産性確定値：前期比年率+1.8％（予想：+2.2％、速報値：+3.2％）_NEW_LINE__ ・米・1月製造業受注指数：前月比-0.7％（予想：-0.5％、12月：-2.0％←-1.5％）_NEW_LINE__ 《KY》