6時43分配信 時事通信

【シドニー時事】13日のシドニー外国為替市場の円相場は午前8時半現在、1米ドル＝102円70～80銭（前日のニューヨーク市場午後5時時点は102円71～81銭）で始まった。株安や中国経済をめぐる不透明感を眺め、リスク回避の円買いが先行している。
豪ドルは横ばい。対米ドルが1豪ドル＝0．8985～8995米ドル（前日のシドニー市場午前8時半時点は0．8970～8980米ドル）、対円が92円30～40銭（同92円35～45銭）で取引された。
豪統計局は13日午前11時半（日本時間同日午前9時半）に2月雇用統計を発表する。市場予想は失業率が前月と横ばいの6．0％、就業者数が1万8000人増。
ニュージーランド・ドルは上伸。対米ドルが1NZドル＝0．8515～8525米ドル（同0．8465～8475米ドル）、対円が87円50～60銭（同87円15～25銭）で取引された。
NZ準備銀行（中央銀行）は13日朝、政策金利を0．25％引き上げ、2．75％に改定した。利上げは市場予想通りだったが、金利上昇期待からか、NZドル買いが誘われている。
ユーロは堅調。対米ドルが1ユーロ＝1．3900～3910米ドル（同1．3855～3865米ドル）、対円が142円85～95銭（同142円65～75銭）となった。（了）