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from: eriyaさん
2015/04/12 13:24:55
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米ドル
(ブルームバーグ):10日のニューヨーク外国為替市場では、ドルがユーロに対して上昇。週間では2011年以来の大幅高となった。米金融当局が利上げを検討する一方、欧州中央銀行(ECB)などは刺激策を強化していることが背景。
ドルの動きを示す指数 は3週ぶり高水準に上昇。米国で年内に利上げが実施されるとの観測が広がった。リッチモンド連銀のラッカー総裁は、最近の経済データにみられる弱さは一時的なものである可能性が高いとして、6月の利上げ開始への支持は変わってないと述べた。来週発表される3月の小売売上高は増加が予想されている。
アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「依然として年内の利上げ開始の方が2016年の開始よりもずっと可能性の高いシナリオだ。よってその見方が為替の動きにも多少影響したかもしれない」と分析。その上で「向こう1、2週間の経済データは、より重要になる」と加えた。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで前日比0.5%高の1ユーロ=1.0604ドル。前週末比では3.3%高となった。
ドルは対円では0.3%安の1ドル=120円22銭。週間では1.1%高。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数 は0.2%上げて1204.23。週間では1.8%上げた。
ドルの動き
商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ユーロに対してドル上昇を見込む持ち高は8日時点で差し引き21万5258枚と、前週達した過去最高の22万6560枚からやや減ったものの、依然高い水準にある。
ドルは今週、主要16通貨の大半に対して上昇。10日は2通貨を除く全てに対して値上がりした。対ポンドでは1ポンド=1.4587ドルと、5年ぶり高値を付けた。
8日に公表された3月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、一部が6月の利上げを支持した一方、利上げは年後半が適切と主張した参加者もいた。また2人は16年まで利上げを待つべきだとの見解を示した。
シティグループの主要10通貨(G10)戦略の米州責任者、リチャード・コチノス氏は「ドルへの回帰が市場の主要なトレンドになっているようだ」とし、「米金融当局者の間では、米経済に見られる弱さはすぐに過ぎ去るという認識が出てきているようだ」と続けた。
ドルは前週末、雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことを手掛かりに1カ月ぶり安値に下落した。
経済指標見通し
来週発表される3月の小売売上高は増加が予想されている。またコアの消費者物価指数(CPI)は前年比で1.7%上昇と見込まれている。
ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、エリック・ビロリア氏は「今見られるドルの強さは、経済と金融政策の基調的な動きを表している」とし、「米経済は現在、ソフトパッチ(一時的な軟化局面)を経験しているが、年内は堅調さが予想されており、金融当局は政策正常化を予定通り進めるとみられる」と述べた-
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