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続 哲学〜真理〜探求について

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from: yeshangさん

2013年03月15日 19時30分55秒

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般若心経私的解釈

般若心経の私なりの解釈です。明日は私の法事があって、その場でレジュメを配って話そうと思っていたのですが、そうならなかったので、皆に配ってもらうことにし

般若心経の私なりの解釈です。
 明日は私の法事があって、その場でレジュメを配って話そうと思っていたのですが、そうならなかったので、皆に配ってもらうことにしました。そのレジュメの解説です。(レジュメは、ここにはありませんが、皆に配った上で簡単に解説するようにしたものです)

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 般若心経解釈 (般若心経とは「智慧の真理を知る肝心な教え」-中村元)

 心経の最初、「観自在菩薩より度一切苦厄」は結論、そして最後の、「故説般若波羅蜜多呪から菩提薩婆訶」は心経全体の総括としての真言です。
この最初と最後の部分が心経で最も大切な所です。
 心経を一通り読み下し文で読むと大きく5つの部分になります。

「観自在菩薩~度一切苦厄」まで
「舎利子 色不異空~以無所得故」まで
「菩提薩埵 依般若波羅蜜多故~得阿耨多羅三ミャク三菩提」まで
「故知般若波羅蜜多
是大神呪~真実不虚」まで
「故説般若波羅蜜多故呪~真言の部分まで

 1 の「観自在菩薩~度一切苦厄」では、「観自在菩薩は般若波羅蜜多を行って、すべては空であると認識し、一切の苦厄を離れることができた」となっていて般若波羅蜜多を行うことによりこの般若心経の内容が、悟りの知恵が身に着く、体感・実感し、理解できると述べています。
2 は、「色(物質や肉体)は空と異ならず、空も色と異ならない。色だけでなく受想行識も同じく空であり、空は受想行識である」と述べて、以下に続くすべての事柄、世の中すべての事柄はすべて空であり、空だからそれらがあると述べています。
具体的に、別紙に示す五蘊も一八界も四諦も十二支縁起も同様であると。
3 では、菩薩は般若波羅蜜多によるから自由自在、涅槃の境地に至ることができ、過去・現在・未来の仏も般若波羅蜜多により涅槃に至ったと述べています。
4 では心経は最高の比べるものなき経であって一切の苦を除き、真実そのものであると述べています。
5 に、最後の締めくくりとして、心経を総括して最も大切な真言を述べています。

この最後に示される真言の解釈は様々ありますが、訳してしまうと本当の義が薄められて、ちょうど水や空気のように無くては生きていかれないのにその有難味が気づかないようになるので、ここでは訳していません。
 要するに、この心経を理解し、この真言を唱えることによりみんなが彼岸に、涅槃に至ることができる、そして至ったということを言っています。

ここまでで、すでに理解したと思いますか、最初の1に述べているように深く般若波羅蜜多を行うことにより、真実の知恵を身につけ、最後の真言により彼岸に至れる、至ったということになります。途中は空の説明、それにより涅槃に至ること、そしてこの教えは最上のものであることを述べています。

それでは、行ずべき般若波羅蜜多とは何かとなり、これがこの世にあるものにとって一番大切な所ですが、それは八正道であり、六波羅蜜であると言われています。
八正道は最後の頁に載せていますが、余りにも当たり前すぎて、実は、それが大切なのですが、もう少し解りやすくするために2ページに六波羅蜜を載せています。
これを行うことにより、般若心経・真実の智慧を理解し、実感し、体得できるということです。摩 訶般若波羅蜜です。
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以上私の解釈ですが、更に研究を重ねることとします。

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from: 沙羅(Sarah)さん

2013年03月17日 08時06分46秒

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般若波羅蜜多心の般若波羅蜜多はサンスクリットの「プラジュニャー、パーラーミーター」の音写語ですね。

音写語は外国のカタカナ表記に当たるので、漢字は表音文字としてさんすくりっとの音を表記するために用いられているだけなので、漢字の字面から意味を 知るのは難しいですね。

プラジュ二ャーの意味は智慧 ですが、世間的な智恵ではなく、世間的な智恵を超越した仏の智慧でしょう。

波羅蜜多は、パーラーミーターの意味は完成ですね。他の経典では、到彼岸と意訳されています。この語が、彼岸<パーラム>に、「イター<到る事>」の合成語だとすると、
以上の二つを訳すと、「プらジュニャー、パーラーミーター」はとりあえず「智慧の完成」と訳す事も出来るでしょうし、智慧の彼岸に到る、、ということも可能でしょう。

最後の 般若波羅蜜多心の心ですが、原語は「フリダヤ」これは心と訳すのだけど、原意は、心臓 これも世間的に訳す心臓ではなく、中心になるものとか精髄を含む 意味でしょう。

と思いましたが、どうも 読んでいるとなにか?引っかかりますね。観自在菩薩と舎利子の会話ですが、、、この心、フリダヤの存在がすごく重要だと思うのですね。智慧というと、知識に近いですが、心は、感じるとか思うという事ですから、智恵とは違うのですよね。

しかし、心 フリダヤは、智慧に大変関与しながら 実践すると思うのです。自由自在に観る観自在菩薩の 智慧はむしろ、心があちこちの立場から観れる、、という意味だと思うのです。何故なら、他者を感じる、他者が思っている事を感じるのは、フリダヤであり智恵ではないからです。

マントラ< 真言>の 訳が彼岸に到るとやくされると、なんとなく、天国にいける智慧みたいに思う人が沢山いるのではないかしら?彼岸と訳すと、なんだか目的になってしまって、般若心経を読むと、彼岸<あの世>に到るみたいに導かないかしら?

と気になるのですが、そういう意味で、やはり智慧の完成に到る、、という訳の方が、私は好むのですが、どちらにしても、フリダヤ<心>の訳もそれ以上に 重要に思えます。












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