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続 哲学〜真理〜探求について

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  • from: yeshangさん

    2012年05月21日 11時46分57秒

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    記憶の階層構造について(一考察)

     脳の記憶の階層をコンピュータの記憶装置の階層をもとに考えることがあります。

     コンピュータでは、(CPU-)-レジスタ、
    -キャッシュメモリー、
    -主記憶装置(パソコンではDRAM)、
    -ハードディスク装置、
    -ネットワークサーバー(インターネット)
    となっていてCPUから遠ざかるほど低速大容量になります。逆にCPUに近い記憶装置は高速で記憶容量は小さくなります。

     脳では、情報処理域(CPU)、思考域(キャッシュ・主記憶)、脳全体、そして書籍やノート・インターネットなどの外部の情報媒体と階層があると考えます。

     この場合も情報処理域(CPU)から離れるほど低速で大容量になります。辞書一冊でも大変な情報量です。覚えきれません。

     物事を考える場合、主テーマ・今思っていること・考えていることについてはすぐにあれこれ考えていますが、ちょっと思い出さねばならないことにぶつかると少し時間がかかりますし、遠い記憶はしばらく思い出すのに時間がかかります。さらに書籍やインターネットで調べたり確認するとなると本を取り出したりパソコンを立ち上げたり、検索にさらに時間がかかります。

     主記憶装置に一般使われているDRAMは電気が通じている間は記憶が保持されますが、電源が切れると記憶は消えてしまいます。DRAMは徐々に記憶が消えていくのでリフレッシュと言って記憶が消えない前に通電して記憶を保っています。ですから電源を切れば記憶は消えてしまいます。人も死ねば(電源がオフになれば)魂は残っても記憶はなくなるでしょう。私も出生前の記憶はありません。勿論ハードディスクに相当する脳全体も死ねば血液が流れなくなり、腐って記憶は完全に消滅します。

     ハードディスクも経年劣化で10年、数10年もすれば記憶はあやしくなります。やはりいったん読みだして書きなおす必要があるでしょう。

     人間もいつも思っていることは記憶が絶えず書きなおされていてしっかりしているのですが、10年、20年もたつと記憶はあやしくなります。忘れかけている中学時代の理科、社会、数学でも復習すれば記憶は蘇ります。―「人間は忘れる動物である。忘れる以上に覚えなければならない」とは昔の旺文社の豆単(辞書)の言葉。忘れたことは思い出し、その上に新しいことを覚える。―

     さて、人間は脳全体で考えているようで実は一般には主記憶装置を中心に、そこにあるデータだけで考えていることが多いのではないでしょうか? ですから思考に行き詰った時はリフレッシュ、気分転換して考え直す、別の回答・糸口はないか脳全体から情報を手繰り寄せることをします。

     ハードディスクでは読み込みの早い部分と遅い部分があります。ヘッドに近いところは早いのですが遠いところはヘッド移動時間がかかります。また、ディスクの中心部へ行くほどヘッドの移動時間がかかり、昔は記憶があやしくなりました。

     さて、主記憶だけで物事を考えていると限られた情報・データだけですから考えは堂々巡り、ループ、強い思い込み、いわゆる発展性のない考えに陥りがちです。
     そのためには一度主記憶の情報を吐き出して新しい情報を読みこむ必要が出てきます。

     人間の場合、私は、このために考えていることを書き出すことをお勧めしています。頭の中で考えているだけでは同じことばかりをあれやこれやとかんがえていることに陥るからです。
     いったん紙やパソコン上に書き出すとそれ以外の新しい考えや物事に気づくことになるからです。

     ですから書く、書き出すという作業は物事を考える上で非常に大切だと考えているわけです。

     特に、紙に書くことはそのテーマ、思考の経緯がいつも目に触れる、手元にあることから非常に有効と思います。

     日頃から考えていることを紙に書く・書いておく、想った事はすぐに紙に書き留める習慣は大切だと思います。
     以前にも書きましたが、その習慣をつけるのに私はちょっと贅沢な、お気に入りのペン・万年筆を持っています。ペンは数千円から一万円程度の複合ペンを4本、万年筆は数千円から五万円ほどのを7本。気分や使い心地・すぐの手元にあるなしで使い分けています。同じペンでもその日の気分・体調や天候、インクの残量で書き心地が違うのです。

     面白いアイデアや、普段の考え、困っていることや悩みなど、書き出してみると案外項目として少ないものなのです。そしてそれを、それをもとに考えを巡らすとなんともつまらないものだと思うことも多いのです。特に困っていることや悩みなどは書き出せば3項目ぐらいで終わってしまいます。何だこんなことで悩んでいたのかと改めて思いなおすことが多々あります。

     逆に本当によい考えやアイデアは次から次へと新しい考えが出てきて枝葉末節までどんどん膨らんでいきます。ちょうどマインドマップを書くように。

     紙に書いて整理すればもうすこし整然と書けるのでしょうが、取りあえず思いつくことをだらだらと列挙しました。
     機会があればもう少し整理して書きなおします。

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コメント: 全1件

from: 沙羅(Sarah)さん

2012年05月21日 17時25分30秒

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「Re:記憶の階層構造について(一考察)」
こんにちは

 人間の場合、私は、このために考えていることを書き出すことをお勧めしています。頭の中で考えているだけでは同じことばかりをあれやこれやとかんがえていることに陥るからです。 >  いったん紙やパソコン上に書き出すとそれ以外の新しい考えや物事に気づくことになるからです。 > >  ですから書く、書き出すという作業は物事を考える上で非常に大切だと考えているわけです。 > >  特に、紙に書くことはそのテーマ、思考の経緯がいつも目に触れる、手元にあることから非常に有効と思います。 > >  日頃から考えていることを紙に書く・書いておく、想った事はすぐに紙に書き留める習慣は大切だと思います。


よくわかります。

この「 書く」 という行為は 他者へのコミュニケートはじまりでしょう、、、と思います。

プロの作家の人達も 延べていますが、

ひとり言に しろ、 何か 文章を、自分で 書く、、という事は、

書く文字を、 受信しながら、思考を、未来に 展開するつながりを 記していると言います。

考えを 組み立てるのに、書く、、という 行為は、大事なんだと思うのです。

表記上は、 過ぎ去った過去の 思い出を 書いているのですが、

近い未来、あるいは、遠い未来へ 展開させる 縁起 が 生じている時があると思います。時間の存在しない 世界から観ると、

何故?

その時、その事を 書き 留める自分がいるのか?

と因果探しを、わたしの場合しているようなんですね。

文筆家 が、記号によって、自分の 述べたい事を、普遍的に 伝える コミュンケートを、職業にするという事は、

やはり、書くという行為は、他者との 共同社会で必要なのだと思います。日常
相手に 返事を 書く、、という目的だけに、 書く、、、という行為に いたるのではなく、

能動的に、 何かを 自己表現する、、という事なんだと思うのです。

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