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続 哲学〜真理〜探求について

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  • from: 沙羅(Sarah)さん

    2013年02月14日 23時29分30秒

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    聖 バレンタイン




    2月14日

    こんにちは
    昔、と言っても若い頃の話ですが、まだパソコンや携帯など 出回っていない頃
    日本人夫婦が
    フランスのノルマンディー地方に旅行した 紀行文を読んだのです。わたしは独身で20歳代
    その内容は、
    ある日、日本人旅行者が、フランスのノルマンディー地方で、気持ちの良い海辺のレストランを見つけ食事をする。という内容だったんですね。
    記憶を辿ってみます。
    予約をあらかじめ入れておいた。レストランに、案内されたテーブルに着き食事をしだした。

    回りは満席で、「予約しておいて良かったね?」と二人で話しながら食事を楽しんでいたのだ。

    フト座った席の前の二人がけのテーブルは、リザーブという札が置かれていて、そのテーブルだけが、空席だったのだ。
    一人、ギャルソンが来て、テーブルの上の蝋燭に 火を灯し、厨房に戻っていった。

    あぁぁ、もう直ぐお客さんが来る。食事をする準備がされているのだった。

    その日は、天気は良く、真っ青な海の前で自分達の旅行のハプニングを話しながら、前菜、メインデッシュ二人で楽しんでいた。

    時が経ち、食事の中頃になっても、その火が灯されたテーブルには誰も来ない。
    気になりだした。

    日本人旅行者は、それから、何故か?この空席の存在が気になって、仕方がなくなってきた。
    「どんな人達が来るのかしら?」と
    話しながら食べていたのに、
    とうとう食事のデザートの頃になっても そのテーブルにリザーブしたお客さんは来なかった。

    食事が終わり、お会計のレセプションに行き、堪り兼ねて聞いてみた。

    「あの~?僕達の座ったテーブルの前のテーブルは、リザーブされてなかったんですか?一番場所が、海に近くて良い席なのに、、、」と聞いた。
    レセプションの人は、
    「イエ、お食事されに来てましたよ」と、応えたと言う。
    話しは、今は、アメリカ住む、男性が
    毎年その日になると、「いつものテーブルを予約して欲しい」と電話が入るそうだ。
    その男性は 奥さんと
    長い間ノルマンディに住み、奥さんの誕生日になるとそのレストランで食事をし、そのテーブルで毎年食事をされていたそうなのです。

    奥さんが数年前に他界され、子供はアメリカに住み、自分も、高齢になりアメリカに住むようになったそうなのですが、毎年、奥さんの誕生日になると、アメリカから予約が入る。そして「いつもの席をお願いする、、、、、」と予約するご主人。

    この紀行文を読み、ヨーロッパという大陸に 行ってみたいと思ったのですよね。
    思うのですけど、ヨーロッパもあの頃の
    良い雰囲気は、残念な事にあまり感じられなくなって、市場主義優先、人々は唯物的なものにしか価値を見ず、皮相なオートマチックな世界(便利な世界と謳う)の中で暮らし、自分の事だけで精一杯。
    そのような世界的にジワジワ蔓延する他者の存在と自分の存在の間には、記号を不必要とする感情交流が出来る層がある事を感じる事、共感や体感する事、が出来なくなったのでしょうね。
    個々人が閉鎖的な世界しか自分の
    生きれる世界しか創れなくなる。日本だけでなく、世界中に広がる、人間が病む心理的、精神的な問題が横たわっているように感じます。

    愛が育つ土壌を創る、、、、愛が根づく、土壌を 創らずして、どうしてその土地が繁栄するのでしょうか?、、、、、

    そういう思いを昨今強く感じます。

    きっとその紀行文を書かれた日本人夫婦は、その話を聞かされた経験、、多分、そのような場所に行くようになっていたんでしょうね。

    そして、心が和む。今もその日本人夫婦は愛情深い素敵な夫婦で居る事でしょうね。

    今日は、西洋では、
    聖バレンタインデーの日なんです。
    地球上に住む、全ての人達の 心やすらぐ愛を願い、、、、、、 セント、バレンタイン!



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