何かあるたびに中国、韓国は「歴史認識を」と言ってくるが、私には何を言っているのかさっぱり解りません。

　一体歴史認識とは何を認識するのか?
　ひところは南京攻略のことか朝鮮の慰安婦問題のことかともありましたが、こんなことは戦争では当たり前のことで、当時の世界は力の弱いものが悪い、そのため日本は今後は戦争はしないと宣言しているのですが。

　最近は、どうも竹島や尖閣のことが歴史認識にもとるというようなニュアンスにも聞こえます。

　日本では日本史、世界史を中高等学校からしっかり教えていますし、それをもとに高校・大学入試も行っていますが、とてもその教育内容・入試問題に間違いがあるようには思えません。

　たしかに、歴史については「間違いだらけの・・」だとか「本当は・・」といった古代、中世、近世の歴史を覆すような書籍が多々ありますが、それはそれでどうでもいいのですが・・・。

　中国、朝鮮の言う歴史認識とは一体何なのかはっきりさせていただきたい。でないとわけがわからないままの繰り返しになります。

　そして、そう言われるたびに日本から何の反論もないのも問題です。
　いつもいい加減にしているから繰り返し中国、朝鮮が国内問題をすり替えて日本に矛先を向けてくるのでしょう。

歯舞、色丹、択捉、国後の四島。

　ソ連の時代からロシアになっても自体は進んでいません。却ってロシアの実行支配が強固になってきています。
　一時は歯舞、色丹は返してもとのソ連の話があったのですが。
　すでに、択捉、国後の実態を見れば住んでいるロシア人をないがしろにして話は出来ませんし、戦後７０年近くになっては時効になりつつあります。

　しかし、日本、北海道、元住民は虫にも出来ません。

　私の考えとしては、小さく、ロシアに価値のない歯舞、色丹は無条件で返還してもらうこととして、国後、択捉は日本とロシアの共同領有地にすれば如何なものか、当面の話としてですが。

　ロシアも日本も共有の地域として双方ビザもパスポートもなしに出入りできる、両国民が自由に使用できる土地、地域にして、両国の管理下で開発・発展を計画してはと思うのです。

　いずれ日本に全面的に返還されることを思ってのことですが、返されなくてもいいではないか。このような共同・協力・友好的な地域が出来てもいいのではないかと思うのです。

　その結果は中国、韓国との尖閣等の将来の解決策にもつながるではと思います。
　どちらも取られては困るし、譲るのも国のメンツにかかわる話です。
　
　特に、尖閣問題は武力衝突になることは絶対に避けるべきですし、許されませんから。
　中国国内では無責任な身勝手なツぃットも出ているようですが、武力衝突の実態を知らない若者が今の中国の実態だと思います。

牛肉、オレンジ自由化で思い出すのは、オレンジです。

　当時、オレンジが自由化すれば日本のミカン「八朔」農家は全滅するとの政府の大々的な話により、わが故郷・親戚の八朔農家も政府の指導に従い少しばかりの補助金をもらって山全体の八朔の木を伐採しました。

　しかし、オレンジの影響はほとんどなく、八朔の価格も安定しています。逆にそれなり以上の価格が続いています。競争相手がなくなって続けていた農家は一人勝ちです。(政府の言うことの反対をやっていれば儲かるとの言葉が横行しました)
　政府の方針に従った農家は一時金だけでその後の収入が途絶えて苦労しているのが現状です。

　一方、わが故郷の町は柿の生産も盛んで(九度山町)、知る人ぞ知る柿の産地であり、その味と品質を誇っています。そして、農家の中で、プランド柿としての取り組みも進められています。

　TPP出問題になるのは農産物、特に米とこんにゃく芋だけぐらいでしょう。
　意欲のある農家の目を摘み取ることなく、農業・漁業・林業そして日用品に至るまで品質、サイン、オリジナリティなどで世界に飛躍するためにはTPPは日本の生きる道と考えています。

日本の貿易赤字がここのところ慢性的に続いています。経常収支も赤字に転落。

　日本は貿易立国の国であり、狭い国土に１億２千万を超す人口は貿易なしには生きていけません。
　皮を斬らせて肉を切る、肉を切らせて骨を斬る覚悟でないと、TPP、開国に遅れるばかりでなく、じり貧に陥るでしょう。
　その時待っているのは国内物価の急激な上昇と、世界から相手にされなくなることによるハイパーインフレです。

北朝鮮は地下資源の豊富な国であり、日本、韓国と中国の間にある今は本来非常に経済発展に恵まれた国であります。

　そして南の韓国・北の朝鮮は南の農業(今は工業ですが)と北の鉱業・工業が合わさって発展する朝鮮半島になっていたのですが、南北分断して北朝鮮は今のみじめな国になっています。
　今、北朝鮮は世界の援助国として、一人よがりの軍事国として誠に困った国になっていますが、核実験をしたとはいえ、なんとも困った国なのですが、つぶすわけにはいかない国です。
　今、つぶれれば中国・韓国に及ぼす影響は非常なものですから。

　４０年数は中国もそうでした。そのときつぶれれば大挙して難民が日本、韓国、台湾になだれ込むと危惧していました。今はその心配はないですが、日本にいる不良中国人のことが日本で問題です。　

　私の提案としては、まずは生かさず殺さず出来るだけ北朝鮮内に閉じ込めておくことだと考えますが、このような国はアフリカ大陸には沢山あります。

　アジアでもつい最近まではラオス、カンボジア、ミャンマーなどありましたが今は急速に開放されつつあるのを見ると時間をかけて見ざるを得ないかとの感じです。

中国の人民解放軍は国軍か? 共産党の軍隊か?

　昔から議論されていることです。

　人民解放軍は共産党の軍隊であり、共産党の一党独裁なので国の軍隊でもあるのですが。
例えてみれば、日本の自衛隊は自民党の軍隊であり、国家防衛の軍隊でもある。決して民主党他の軍隊ではない。あくまで自民党の配下の軍隊と言ったようなものです。

　これは、戦前の日本軍を思わせられます。日本軍は天皇の軍隊であり、かつ日本を守る軍隊でもある。

　そのため、天皇に直結していることから内閣その他の権力には左右されない、されてはならないとの認識がありました。
　その結果、軍事と政治が分断され、お互いの疎通はなく、軍が独自に軍事展開することを許しました。

　今の中国を見ると、その恐れを多分に孕んでいます。
さきの中国軍艦船によるレーダー照射でも国務院外務省は「よくわからない。関係部門に聞いてくれ」との発言。

　解放軍は国会・内閣に相当する立法・行政機関から独立しているので、かつての戦前の日本軍のように暴走することを恐れます。

20数年前、会社の定年近い国際部の先輩の話です。
　長く中南米を担当していて、住み心地もいいし、物価も安く、以前は定年後はそこに定住しようかと考えいたそうですが、その頃になって環境破壊が進み、大気汚染もすさまじく、とても住めないとこぼしていました。

　今、中国はそのような状況です。私も20数年前は中国北京をセカンドライフの拠点にしたいと思っていましたが、とても住めそうではありません。
　しかも、その他の公害、農薬やまがい物・偽物の横行なども日増しにひどくなっているので、住むつもりは消えたものの何とかならないものか心配しています。

　気流に乗って大気汚染の日本への拡散も無視できなくなっていますし。

現場艦船の安易な考え、やってもわからないだろう、試しにやってみたい、やったら相手はどう出るだろうかといったような問題かもしれない。

　しかし、中国人は、いつも
　「笑ってごまかせ自分の失敗、滅茶苦茶ののしれ他人の失敗」　
　「失敗したのはおれの責任じゃない」　相手の落ち度に原因を転嫁できないか必死になる。
　「わからないときは相手のせいにして、絶対に自分の非は認めない」　以前にあった毒入り餃子事件にみるように
　「うまくいかないのは誰かが妨害、画策しているせいだ」　国内問題を外国の陰謀と見る

　このあたりを踏まえてかかる必要があります。