〇日本語で言ってよ。
　外来語のそれにはもっと幅のある意味合いが含まれるのは知ってますが、
　ほとんど下のような意味合いで使われてますよね
・「リスクヘッジ」＝「責任逃れ」
・「カスタマー」＝「顧客」
・「サステナビリティ」＝「持続性」「継続性」
・「インタラクティブ」＝「双方向」
・「ホスピタリティ」＝「おもてなし」
・「メリット、デメリット」＝「損得勘定」


〇デジタルサイトやアプリの（すっごく小さく＆大量に書いてある）利用規約における常套文言（ほぼ間違いなく入ってます）。こんな規約、意味あります？
・この規約はなんら事前に会員に通告することなく、または承諾を得ることなく変更されることがある
・変更後に当サイト（当アプリ）を利用した場合、その変更を承認したこととする

「希望の歴史」（ルトガー・ブレグマン著　文藝春秋　上・下2巻 各￥1,980税込み）です（すみません、最新刊ではありません。2021年7月邦訳発売のものです）。

昔や今、世界中で起こったこと起こっていることへの「なぜ？」という問いの答え、自分の中にあるなんかモヤモアしていることへのピント合わせ、そんな感じです。
決して難しい内容でもプロパガンダ的な事でもありませんし、文章も読み易いです。それでいて、上記のような感想を持ちました。大切な部分に付箋を貼っていったら付箋だらけになってしまいました。。。
早く文庫本にならないかなあ

戦争は、いつも為政者が自らの富と権力の拡大のために始める。
またその為政者をそそのかすのは常にその富と権力を持つ者達。
そしてそういった者たちは絶対に戦場には行かぬ。
市井の民は誰もが戦争など望まぬ中、
ただ煽られ騙され踊らされ、死地に赴く。

戦争を始める為政者は直ちに辞めさせよ。
その為政者をそそのかす者たちからは富と権力を取り上げよ。

「ハイドパーク覚書」って皆さんご存じでした？
それがコピーとはいえ広島の原爆資料館に展示されているとのこと。
1944年（昭和19年）9月18日にアメリカ・ニューヨーク州のハイドパークで行われたフランクリン・ルーズベルト米大統領とウィンストン・チャーチル英首相の会談内容の記録。その中の一節に原爆投下に関する両首脳の明確な方針合意がはっきり明記されています。
１，原爆が使えるようになったら「日本人」（日本軍ではない）に使おう
２，降伏するまで何度でも繰り返し使うと警告しよう

私は60年以上の間、全くこの事（そういう資料があり展示されていること、そういう内容であること）を知りませんでした。
なぜこういった事を学校で教えないのでしょうか。
国がしないのであれば国民が自らしていきましょう。
「おかしいこと」や「知られていないこと」など、
もっともっとたくさんあるのでしょうね。