共形変換は三人称から一人称に変換し、三人称に再構成すること
＜四次元能版エヴァンゲリオン：PS三角錐の応用＞

リニアな易占を非対称性（ノン・リニア）にする事は可能か？
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200038020

の続きです。

リニアになった易占を非対称性（ノン・リニア）戻すにはどうすればよいのでしょうか？

易占は意味の世界であり、空間を虚数化しなければクオータニオン・マトリックスとは繋がりません。単純に三角錐を作れば良いのではないのですね。

やはり、まず、やるべきことは空間の虚数化の意味をはっきりさせることですね。

探求の迷路の嵌ったのかもしれません。こういうのってジンバル・ロックしてしまったと言うのでしょうかね。スタックやロストしたとも言います。探求にはよくある事態です。めげずにジンバル・ロックやスタックから抜け出す手立てを考えましょう。先ずは易占に於ける空間の虚数化の意味をはっきりさせましょう。

こうした疑問をもったとき海舌氏の次に投稿がありました。

「ps3pyramid2」　Media Point と直交共形変換
http://blog.kaisetsu.org/?eid=813745

これまでPS理論を通読されておられる読者しか深くは分からないかもしれないが、共形変換は、三人称イメージから突然、一人称イメージに変換し、その後、三人称イメージに再構成し直しているのである　
---
「PS理論を通読している読者しか深くは分からないかもしれない」と言っていますが応用を試みている四次元能でさえ分からないのですから難題ですね。でも、共形変換が「三人称から一人称に変換し、三人称に再構成している」という下りには「はっ！」としました。何か重要な手掛かりを提示してくれているような気がするのです。分からないなりに喰らいついてみます。というのは、私達人間は、一人称からスタートして三人称を手に入れ、そして、又、一人称に戻って三人称に戻ることを繰り返しているのですね。



双六的PS三角錐ベースボールはまさに一人称→二人称→三人称の変遷を表現しています。＋１の自己が－１の自己になるのがまだ解明できていませんが、ベースボールでは次の打席では、またちゃんと＋１からスタートしています。この辺のゲーム全体を取り仕切るルールというのがまだクォータニオン・マトリックスでは表現できていないのですね。まあ、それはこれからの課題と言うことにしておきましょう。
 

一人称→二人称→三人称の関係についてはこれまでも言及してきましたので、以下を参照してください。

一人称を三人称で表現するには二人称が鍵を握っている
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111193614


認識のリサイクルモデルの応用
http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111504777
 
――

海舌氏の説明では、「三人称から一人称に変換し、三人称に再構成している」となっており、三人称が起点になっていますが、認識の記号過程はウロボロスなので、一人称→二人称→三人称一人称→二人称→三人称となりますので、それはあまり気にしなくてもよいのでしょうね。いずれにしても、一人称→二人称→三人称の「繰り返し」を共形変換で説明できるというならこれをモノにしない手はありませんね。

そこで共形変換とは何かを理解しておきましょう。

続く