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シムダンス「四次元能」

シムダンス「四次元能」>掲示板

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ここは自己生成の門ーーー宇宙の原理「動的作用反作用」を使って精神革命の臨床実験中!

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  • from: 生成門さん

    2012年10月31日 13時10分08秒

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    情報が消去されると必ず熱が発生する

    情報が消去されると必ず熱が発生する
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    何をやってもエントロピーは増大する
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200015602

    の続きです。

    こ こまではエネルギーを使うとエントロピーが増えるという話でした。それは私達の常識とそう変わらない内容です。しかし、これから探求するのはなんとも不思 議な現象です。それは「情報が消去されると必ず熱が発生する」というトンデモです。物忘れしても熱などでないのですから、どうも私達の実際の感じとは相容れ ません。しかし、これは現象どころではなくランダウアーの原理と呼ばれる原理なのです。マックスウェルの悪魔を招くためにもこの原理をクリアしておきま しょう。

    ランダウアーの原理
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86


    なころぐの「ランダウアーの原理」
    http://nako.cocolog-nifty.com/nakolog/2006/07/post_e46a.html

    以下、参考にしました。

    確 かに消しゴムで消すときには熱は多少は出るでしょう。それと同じことを言っているのでしょうか?この原理はコンピュータの世界で発見されたもので、その値 が小さいとしても、微々たる電流で動くコンピュータなら無視できないものとなるでしょう。この原理の教えるものは二つあります。一つは仮に将来どんなに 熱効率の良いコンピュータが現れたとしても、「消せば出る」ということです。二つ目は「情報が失われないようにすれば出ない」ということです。「情報を消さない」というのはメモリーが無限にあれば別ですが現実には難しいでしょう。それでも悪魔ならできるようなことを暗示しています。実際にこのことが現に実験で示されたのです。又、生物は情報を消さずにエントロピーを上げないでエネルギーを自前調達しているらしいのです。それを担っているのが悪魔だというわけです。この二つ目が肝心なのですが、後のお楽しみということに して先ずは「消せば出る」の方を片付けましょう。

    画像CDなどのデジタルデータをパソコンに取り込んでファイルにしても熱は出ませんが、それか ら圧縮すると熱が出るのです。何故圧縮すると熱がでるのでしょうか?圧縮というのは情報を消しているからなのですね。うーん、なかなか分かり難いですね。 ガラガラの電車では熱が出ませんが、満員電車に閉じ込められた大変な熱がでますよね。それと同じと考えましょう。その出る熱は「定数×温度×状態数」と定 式化されています。状態数というのが分かり難いですが、ガラガラ電車の空間にいる人の配置の組み合わせと考えるとよいでしょう。当然ですが、組み合わせの 数が大きければ大きいほど出る熱の量は大きくなります。出る熱の量は状態数で決まるのですから、その中の情報の内容では決まらないということに注意してく ださい。

    どんなデータであれ、消されるものものこるものもエントロピーの前では平等なのですね。捨てるゴミと貴重品を区別しているのは人 間の都合であり、圧縮されるデータも人間の都合で決めているのです。データを情報と読み替えておきます。情報を消すと熱が出ると言いましたが、熱とはエネ ルギーのことですので、情報はエネルギーである言えるのです。そして情報には貧富の差はないということです。

    「寿司詰めにすると熱が出る」、「暗記は熱が出る」などというランダウアー風の川柳ができそうですが、そんなこと以上に重要なことへ話は展開するのです。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月31日 13時01分53秒

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    何をやってもエントロピーは増大する

    何をやってもエントロピーは増大する
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    綺麗にしても必ず汚れてしまうのが法則
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200015602
    の続きです。

    ここで自分の部屋だけのことを考えればエントロピーを下げることはできますが、ゴミ処理を考えるとそうはいきません。地球も同じです。

    エントロピーと地球環境問題
    http://www3.kcn.ne.jp/~nepenthe/miscellaneous_notes/entropy.html

    以下、要約しました。

    スチール缶のリサイクルで25%の省エネをしても、その処理に為にエネルギーを使っています。クリーンエネルギーといわれている太陽エネルギーを見てみましょう。確かに太陽電池で発電すると、何らの物質も発生しませんからクリーンに見えます。しかし、太陽電池は発電効率がすこぶる悪く、電力を使ってそれより少ない電力を発電しているに過ぎません。結果エントロピーは増大します。燃料電池はどうでしょう。燃料の水素はどこから持ってくるのでしょうか? 結局,水や石油などからエネルギーを使って、水素を取り出しているわけです。つまりエネルギーを使ってエネルギーを生み出しているわけです。結果やはりエントロピーは増大します。経済活動をすることは二酸化炭素(他の温室発生ガス)を発生させることであり、エントロピーの増大に直結するのです。
    ―――
    まあ、何をやってもエントロピーは増大するのですね。そこでパソコンの話です。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月31日 12時52分36秒

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    綺麗にしても必ず汚れてしまうのが法則

    綺麗にしても必ず汚れてしまうのが法則
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    マックスウェルの悪魔を内部観測=三角錐の文脈で語れるか?
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200015584

    の続きです。

    横道にそれましたので、「マックスウェルの悪魔」に戻りましょう。

    「記憶の消去というツケを支払うまでの間はマクスウェルの悪魔を働かせることができる。」と言っているのですが、何のことかさっぱりわかりません。これを理解するにはシラードのエンジンの説明が必要なのですが長くなりますので省略します。

    シラードのエンジン
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94


    替わりにパソコンの振舞で代用します。「記憶の消去」などというのがでてくるのですから分からなくなくなるのが当然です。パソコンにはメモリーがありますが、このメモリーに情報を記憶しておく必要があります。最近ではパソコンの速度が低下するとクリーニングしてくれるソフトがあったりして便利になりましたが、そんな特別な場合だけでなくても、パソコンの作業領域では頻繁にしかも自動で「記憶の消去」をやっているのです。どんな領域であっても書きこみがあって更新があるのですね。上書きする場合と、除去する場合とがありますが、いずれにしても「記憶の消去」であることには変わりがありません。

    重要な事はメモリーが消去されるときには必ずエネルギーが消費されるということです。エネルギーが消費されるとエントロピー(乱雑さ)が上昇します。記号 S を用いるとS=klogWとなります。乱雑さ=定数*状態の数としておきます。何故、エネルギーが消費されるとエントロピー(乱雑さ)が上昇するのでしょうか?

    あなたの部屋は汚れていませんか?それがエントロピーです。毎朝掃除して綺麗にしても必ず汚れてしまうのです。このように綺麗から汚くなります。何故汚れるのかですが、それはあなたが動いたからです。仕事をすると汚れますよね。暖房のためにストーブを使えば部屋は暖かくなりますが空気は汚れますよね。それはエネルギーを消費したからなのですね。

    これを逆にするのは大変です。汚れた部屋を綺麗にするには、掃除をしなければなりません。確かに部屋は綺麗になります。エントロピーも下がりました。しかしです。そのゴミはどこに行くのでしょうか?これがゴミ問題です。ゴミを処理するために莫大なエネルギーを消費しているのですね。あなたの「掃除する」という努力を含めてエネルギーを消費した結果、トータルとしてエントロピーは上がっているのです。このように必ず汚れに向かうという方向性を持っている傾向のことをエントロピー法則と言います。エントロピー法則は環境問題で考えるともっと良く分かるでしょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月31日 12時39分46秒

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    マックスウェルの悪魔を内部観測=三角錐の文脈で語れるか?

    マックスウェルの悪魔を内部観測=三角錐の文脈で語れるか?
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    悪魔は存在する
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200015563

    の続きです。

    マクスウェルの悪魔というのは分かりやすい喩えでいうとすると何なのでしょうかね。結局のところ交通整理のお巡りさんなのではないでしょうかね。或いは、小さな豆を拾って選り分ける作業のことなのではないでしょうか?現代はオートメーションの時代ですからリンゴでも魚でも何でも選別してしまいますし、偽札だってしかりです。つまり、自動認識の世界なのですね。たまたま、選別する対象があまりにも小さいというだけなのですね。しかし、そのミクロであるが故にミクロな事情があるというわけなのです。どんな事情があるというのでしょうか?それは必要に応じて見ていくとして、「マクスウェルの悪魔」の説明に面白い下りがありました。

    現実の世界とマクスウェルの悪魔
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94

    記憶を消去するときにエントロピーが増大するということは記憶を行なうこと(状態の間に相関をもつこと)のできる存在ならば、記憶の消去というツケを支払うまでの間は、短期間なら実際にマクスウェルの悪魔を働かせることができる可能性を示唆している。細胞内などの生命システムではこのような仕組みが有効に利用されていることが考えられる。

    ―――

    ミクロな世界にはミクロな世界の言語と文脈があります。それを理解するだけでも大変なのですが、なんとかそれを仏陀の微笑で四次元能の文脈に翻訳して見ようと思います。もちろん、SF能(科学的ファンタジー)と割り切ってください。SF能の最大の得意技は圏の方法(圏法:変換・置換・マッピングなど述語的メタファのよる水平思考)です。

    変換は圏法(圏の舞い)
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111950291

    では、早速、圏の舞いをやってみましょう。

    仏陀の微笑を三角錐(の媒介項)としたのですが、「マックスウェルの悪魔」が「内部観測者」なら三角錐(の主体)=仏陀となり、内部観測=三角錐の文脈で語れます。やはり、こちらの土俵で勝負しないと勝ち目がありません。どういうわけなのでしょうね。サッカーや野球でもアウエーでは不利だと言いますね。こうした勝負事を内部観測=三角錐の文脈で語ってみたいものです。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月31日 12時29分11秒

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    悪魔は存在する 

    悪魔は存在する 
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    クオータニオンは回る
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200013413

    の続きです。

    モナドとしての物は「自ら動く」精神を持っているという例を取り上げます。ミクロの世界には「マックスウェルの悪魔」が棲んでいるようなのですが、実はこれが「魂の正体」なのではないかというのが今回の話しです。


    東京大学・中央大学の共同研究により、世界で初めて情報をエネルギーへ変換することに成功したニュースがあります。これが内部観測=モナド=主体=陰陽論的生成=生命=三角錐が単なる妄想ではないことを示してくれそうです。

    世界初「情報をエネルギーへ変換することに成功」
    http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/news/contents_j.html?suffix=k&mode=top&topics=12513

    19世紀から150年もの間議論されてきた、「マックスウェルの悪魔」と呼ばれる科学史上の重要な概念があります。今回、サブミクロンスケールでの極めて精密な加工技術と、リアルタイムでの正確な制御システムを組み合わせ、これまで理論上の存在であった「マックスウェルの悪魔」を、世界で初めて実験 により実現しました。これにより、観察から得た「情報」を用いて「エネルギー」を取り出すこと、すなわち「情報をエネルギーへ変換できること」を実証しま した。

    ―――

    「マックスウェルの悪魔」を「内部観測者」と見立てると、何故「情報をエネルギーへ変換できる」かが見えてくるような気がします。情報をエネルギーへ変換できたということは凄いことを意味しているのですね。何故かというと、情報というのは非物質であり、何かの対象(index)があってそれを記号化(symbol)したものなのですね。一方、エネルギーは物質現象であって、それが内部観測(主体)によって結びついた(initial)のですから、仏陀の微笑み=三角錐ができているということになります。「マックスウェルの悪魔」とは「仏陀」のことなのですね。悪魔という言葉のイメージが悪いですけでね。いずれにしても、非物質(情報)から物質現象が生成されたということは、気功や鍼灸などを含む東洋の医学などの正当性を支援する結果になるのではないでしょうか?

    ただ、本研究は、「マクロな悪魔」(コンピュータや測定装置など)が「ミクロな粒子」を制御して情報をエネルギーに変換することに成功したということであって本当の悪魔を利用したのではないということです。今後の課題として、情報を自ら処理するような「ミクロな悪魔」、自律的に動くナノデバイスを作ることであると研究者自身が述べているようにミクロな悪魔を捕まえるのは大変なのだろうと思います。なんと言っても悪魔が住んでいる場所は「開かずの間」ですからね。自律的に動くナノデバイスについては研究者に期待して四次元能の探求は先を急ぎましょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月30日 07時47分40秒

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    クオータニオンは回る

    クオータニオンは回る
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    三角錐モナドは内部観測モナドであり「自ら動く」
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200013397

    の続きです

    モナドはイデアであり、「自ら動く」と言います。内部観測論者も物が「自ら動く」と言います。物が自ら動く精神を持っていると言いましたが、その実際の例を取り上げます。動物の細胞が自律的に集まって器官をつくっているというのです。

    動物の細胞は自律的に集まって器官をつくっていた。
    巧妙な仕組みの謎が明らかに!
    ~再生医療への応用期待~
    http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/1127/

    動物の発生では、分化に伴い細胞が動くことで近づいたり離れたりして細胞の集団をつくります。しかし、細胞が集合し、その集合体を維持しようとする場合には、個々の細胞が勝手に移動してしまうと都合が悪くなります。したがって、細胞は、いつ動き、だれと結合し、その後、動かなくなるのか等を遺伝子に組み込まれたプログラムによって適宜判断していると考えられます。
    (中略)
    左脳は論理的、右脳は直感的思考を行うなど、生物のからだに左右差があることは良く知られています。実は、この左右差は、発生過程に厳密に制御されています。ゼブラフィッシュのKV細胞には、シリアと呼ばれる短い繊毛があり ます(図2、緑色で染色されたもの)。そのシリアを反時計まわりに回転させることで、ノード流と呼ばれる水流をつくり、その流れに乗って右と左にシグナルの差を作り出しているのです。

     FGFシグナルを阻害したゼブラフィッシュ胚では、KV前駆細胞のクラスターが分散してしまい(図2右)、KVの 形成不全、シリアの形成異常が引き起こされます(図3右上)。この状況では、ノード流が発生せずに、左右差情報の伝達がかく乱されるために、心臓のループが逆になるなどの異常が観察されています(図3右下)。この結果から、KV前駆細胞のクラスター形成は、その後に続く、KVの立体構造の構築と機能の獲得に重要な役割があることが示唆されます。
    ―――
    ここで取り上げた細胞はモナドであることの典型ですが、発生を生成と言い換えるとそのまま内部観測論=陰陽的生成論=モナド=細胞という図式が絵描けます。上の説明に「プログラムによって適宜判断して」とありますが、これはまさに内部観測論的表現です。あたかも主体があるかのような擬人的な主体ではなく、細胞(遺伝子)そのものが主体であるという説明です。更に「左右差は、発生過程に厳密に制御されています。」とありますが、これなどはまさしく陰陽的生成そのものです。左脳は論理的、右脳は直感的思考を行うなど、生物のからだに左右差があることは良く知られていますが、この短いテキストに内部観測的生成原理があることを伺わせます。

    もっと注目すべき下りがあります。それは「シリアを反時計まわりに回転させることで、ノード流と呼ばれる水流をつくり、その流れに乗って右と左にシグナルの差を作り出しているのです。」というところです。ここの「回転させる」が注目点です。回転させると言えばクオータニオンです。つまり、細胞にはクオータニオンが活躍しているということが言えるのではないでしょうか?ここから発想していくとモナドには主体と呼ばれる生成(発生)プログラムがあり、そこにクオータニオンが組み込まれているということになります。内部観測論の図式を更に拡大して=陰陽的生成論=モナド=細胞=主体=プログラム(アルゴリズム)=クオータニオンという展望が見えてきたように思えます。展望が単なる妄想にならないように探求を続けましょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月30日 07時32分41秒

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    三角錐モナドは内部観測モナドであり「自ら動く」

    三角錐モナドは内部観測モナドであり「自ら動く」
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    三項+相互作用を駆使できるならクォータナリアンと呼んでも良い
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200008275

    の続きです。

    モナドはイデアであり、「自ら動く」と言います。内部観測論者も物が「自ら動く」と言います。物が自ら動くなら精神を持っていると言います。仏教でも「万物に魂がある」と言います。モナドは心をモデルにしていますので、「自ら動く」と言ってもおかしくはないのですが、内部観測論はモナドや仏教(特に華厳経:この世界は物事が相互に関係し重なりあっている)と同じことを言っているのです。物がモナドであるなら内部観測をガウス平面やPS三角錐で解釈できるでしょう。既に、内部観測はPS三角錐であると言いましたので、その意味で内部観測論の知見はPS三角錐の深化に役立てることができるでしょう。

    内部観測とは三角錐のことである
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111136713


    内部観測論は科学のカテゴリーに入ると思いますが、それなのにどうしてモナロジーや仏教と近いのでしょうか?「万物に魂がある」あるという点から考えると科学のカテゴリーからは逸脱しているからです。

    そもそも、科学的というのは客観的と同じ意味であり、物が動くからと言って、そこに主体者(主感)がいるはずがありません。物には主体性(精神性)などなく、全て他の力が作用して動がされているのであって自動詞などで表現されることはないのです。「お茶が沸く」など言いますが、それは、物にも心があるという仏教の精神を持った日本人の心がそう言わせているのであって、科学者なら「お茶を沸かす」と言うでしょう。

    「お茶が沸く」という場合、お茶に心があるなら、湧いたり、湧かなかったりしても不思議ではありませんが、科学においては法則があり、繰り返し起きることが必要になります。必ず、こうすればこうなるという物質的因果があります。


    「お茶を沸かす」と表現するということからわかるように「お茶が沸く」という因果を支配しているのは「お茶を沸かす」人の意思に委ねられているのです。つまり、お茶がかってに沸くわけではありません。「お茶が沸く」という現象には、お茶という主体が一切関与していなのです。

    内部観測論は、こうした科学の前提を覆すのです。東洋の「お茶が沸く」という表現が真実であると考えるのです。

    内部観測論は西洋的な生命観・世界観を根底から覆すものです。その生命観・世界観とは「森羅万象はカオスから生成し流転する」という陰陽的な生成論であり、森羅万象が生命(主体)そのものであると言います。そこには潜在性の共鳴が内在しており、それが生成の契機となるというのです。これはあらゆるものには「魂が宿る」という仏教の考え方に近いと言えるでしょう。内部観測論者の提唱する東洋的生命観を陰陽的生成論ということにします。もっとも、生成は存在と対立するものとして見られますが、実際には同じ事柄(根源的な部分)を異なる面から述べているに過ぎないとも言えます。そして、「万物は流転する」「万物は一である」とも「一から万物が生まれる」と述べ、「根源的な一者」と「多くの表面的なもの」との関連を打ち出したのはヘラクレイトスであり、それをプラトンが引き継いでいるのですから、西洋にも似た様な考えがあることは忘れてはならないでしょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月27日 08時48分08秒

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    三項+相互作用を駆使できるならクォータナリアンと呼んでも良い

    三項+相互作用を駆使できるならクォータナリアンと呼んでも良い
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    クォータニオン的三項関係とは虚数i,j,kの演算規則(関係)
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200006396

    の続きです。

    実空間が存在するならわざわざ虚空間を構成する必要がないのですが、複雑系の矛盾を解消するためには虚空間が構成される必要があるのです。その理由を明らかにします。実空間より虚空間の方が、自由度が高いということです。自由度が高いから発想の自由・戦略性が高くなるでしょう。戦争の例で見たように、私達の目の前には解決すべき問題があるのです。その問題は弁証法的に部分と全体の二項の対立として捉え、統合することで矛盾というジレンマから抜け出す道もありますが、それは新たな対立をもたらします。ですから、弁証法はトリニティー(三項)ではあるでしょうが、真の三項関係になるには大きな壁があるのです。真に問題を解決できる思考はクォータニアン的三項関係だと言いました。又、これから企業で期待される人材はクォータナリアンだと言いました。では、どのようにすればクォータナリアンになれるのでしょうか?

    クォータニアンを使う人をクォータナリアン(三項+相補性)とは呼べない
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111789592

    トリニタリアンと区別するために三項+相補性で四項、即ち、クォータナリアンと称したのですが、クォータニアンを使う人を四元数主義者とは言えてもクォータナリアン(三項+相補性)とは呼べないのです。クォータニアンを使う人をクォータナリアンと呼びたいのですが、混同すると拙いのでしばらくは留保します。
    ―――
    三項+相補性だけではまだクォータナリアンとは言えないということですが、クォータニオン(四元数)p=t+xi+yj+kzの虚数i,j,kの演算規則(関係)

    i^2=j^2=k^2=-1
    ij=k,jk=i,ki=j
    ji=-k,kj=-i,ik=-j

    を相互作用と看做すと三項+相互作用ということになって、これが駆使できるならクォータナリアンと呼んでも良いでしょう。いずれにしても、部分と全体とのハザマで揺れているだけでは矛盾を解消できないで、結局、部分か全体かのどちらかに分極して弁証法的にユニタリティ(一)になってしまうのです。三項を立てるだけで直ちにクォータナリアンになれるわけではないのです。対立が表面化する会議という場ではリードするチェアマンがクォータナリアンでなければ矛盾を解消できないでしょう。現場出身者は現場の事情を優先するでしょうし、管理出身者は全体性を優先するのでしょう。そうすると会議自体が分裂してしまうのです。現場出身者であれ、管理出身者であれ、力と意思を持つベクトルマンですから、その対立はいつの時代においても弁証法的な形で対立として現れるのです。一見、話し合いとか調整という形で対立を解消したかのように見えますが、対立を解消したのではなく対立を隠蔽したのです。

    ベクトルマンの最大の弱点は空間認識に於いて実在主義ですので虚空間構成できないことです。虚空間構成できないということは複雑系の問題に適応能力に欠けるということです。ベクトルマンも部分と全体の矛盾を受け止め三項は形成するのですが、三項関係は形成するところまでにはいかないのです。ですから三角錐は形成できないのです。三角錐を形成するには三項関係が必要なのです。三項は実軸の空間であり、三項関係は虚軸の空間なのです。

    シャーロック・ホームズ対官僚
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100111790342

    シャーロック・ホームズは直覚型スキゾのモデルであり、状況を包括的にとらえる傾向があるでしょう。部分と全体には完全な関連性を有し、関連があったり、なかったりという中途半端な関連性「ない」とする関係主義的認識傾向があるのです。―――

    シャーロック・ホームズは部分と全体を関係づけるのでクォータナリアンと言えるのですが、すべての人がホームズのように振舞うことができるわけではありません。そこで少しでもホームズに近づくための方法として虚空間の構成という観点から探求して行きましょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月26日 11時47分43秒

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    クォータニオン的三項関係とは虚数i,j,kの演算規則(関係)

    クォータニオン的三項関係とは虚数i,j,kの演算規則(関係)
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    弁証法三項の正反合は風と共に消える
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200006363
    の続きです。

    クォータニオン的三項関係こそが離散問題など複雑系の問題を解決できると言っても過言ではないと言いましたが、その探求はまだ著に付いたばかりです。

    勇み足的に結論を言うなら、クォータニオン的三項関係とは数学的に厳密に定義された内容そのものです。肝心なことはクォータニオン(四元数)p=t+xi+yj+kzの虚数i,j,kには次のような演算規則(関係)があるということです。

    i^2=j^2=k^2=-1
    ij=k,jk=i,ki=j
    ji=-k,kj=-i,ik=-j

    これらの関係を森羅万象に適用することが空間認識を非在として捉えることを意味するのです。これからも分かるように正反合=敵・味方の対立統合といったような単純なものではないことが伺えるのではないでしょうか?

    これを例えば福島原発の放射能汚染で離散を余儀なくされた人達の心の問題などに応用したなら正反合などの単純なものより遥かに強力な解決法を提供してくれるでしょう。しかし、今すぐに、その方法を示す前にやるべきことが五万とあります。餓死寸前なら直ぐに食べのものを出すことが必要でしょうが、そうでなければ生きるための方法を教えるべきでしょう。

    クォータニオン的三項関係による問題解決法の探求に向かいましょう。

    続く

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  • from: 生成門さん

    2012年10月26日 11時32分51秒

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    弁証法三項の正反合は風と共に消える

    弁証法三項の正反合は風と共に消える
    <四次元能版エヴァンゲリオン:内部観測と三角錐>

    現代の経営に於ける最大の課題はクォータナリアンの育成になってきた
    http://www.beach.jp/circleboard/ad00178/topic/1100200006327

    の続きです。

    弁証法は正と反と合で三項を構成していますから三角錐の候補です。しかし、弁証法は三角錐を形成でいないことをしましてみます。もし、弁証法が複雑な戦争に勝てる三項ならクォータニオンが登場する隙間はなかったでしょう。戦争では当方を正として相手を反として、相手を負かして支配することを正反合=こちら・あいて・統一と言います。つまり、正反合によって矛盾を解消するのです。このような矛盾を解消法は余りにも単純すぎるのです。支配した空間(領土)は相変わらず元の実在空間ですし、支配された人達と支配する人の二項対立は何も変わっていないのです。二項対立は保存されたままなのです。

    実在空間に依存した正反合的三項では、空間の自由度がないために三角錐を形成できないのです。離散を余儀なくされた人達を考えてみましょう。彼らは国を失ったのですが、空間の自由度がない正反合に囚われているために、数千年も経った今でも、まだ、聖地を取り戻そうとしているのです。つまり、正反合では矛盾が解消できないどころかますます対立を深めてしまうのです。対立を深める根本原因は空間の認識にあるのです。空間の認識を実在としたままで三項を並べても、それは、ただ、砂の上に三角形を書いたに過ぎないのです。風と共に消えてしまうでしょう。

    矛盾解消の真の解決法は空間の認識を非在(虚)として三項を関係づけることなのです。虚空間で三項を関係づけるということがクォータニオン的解決法の真髄なのです。「関係づける」ということの意味が「正反合」の「合」とどう違うのかを知ることがクォータニオンを正しく理解することになるでしょう。クォータニオン的三項関係を正反合=敵・味方の対立統合といった空間認識を実在としたままの関係で捉えるのは離散問題を永遠に解決できないのです。逆にいうと、クォータニオン的三項関係こそが離散問題を真に解決できると言っても過言ではないでしょう。

    クォータニオン的三項関係とは一体、どんなものなのでしょうか?

    ここしばらくはそれを探求しているのですが、まだ、著に付いたばかりです。
    続く

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