「Re:臓器移植」
> 今、国会で議論されていますね
> 家族の希望を聞いて
> 本人を含む
>
脳死の問題と心停止の問題、
家族の承認の問題と本人の承諾の問題
これに、社会的医療の問題（個人の選択には思い問題ですが）
相手の命の問題、

これだけを議論して、概略が出来るのですね。
自分の子供が温かいのに、返事をしない、眠ったままである。
この状態で、脳死と判定される場合が多いですが、
家族にとって、体が温かい状態は、「生きているのですね」。
このことに対して、今臓器移植しないと、外国に行くか、死を選択するかというような判断を迫られます。
家族にとってどちらも凄い負担になります。

臓器移植の選択は、自分の体をどの時点で捨てるかどうかの判断になるのですね。
それで、「ドナーカードを持って欲しい」という議論が出てきます。
家族の臓器移植の承認は、それだけ、大きな重荷なのですね。

脳死から復活することは無いから、脳死と判定されたら、
移植を可能にするといったような単純な判断にはならないのですね。また、臓器は脳死の状態で移植する方が成功率が高いのですね。

片方に命を欲しがる人がいる。片方でまだ温かいという人がいる。
実に厳しい選択です。
脳死になってからは、自分で判断は出来ません。
故に＜「ドナーカード」を持とう＞それが、
この問題を解決する一つの道でしょうね。