鳩山氏がアジア共同体構想とかなんとか正しい名称は忘れたが、しきりに言っていました。
　ＴＰＰはその具体的な行動の一里塚なので、本当にアジアの共同体を考えているならば、日本は率先して、リーダーシップをとって当たるべきだと思っています。
　実現に当たっては日本のみならず各国もそれぞれの問題があるでしょうが、それを乗り越え各自で、またお互いに協力し解決してこそ本当のアジア・環太平洋の連携ができると考えています。
　アジアでリーダーシップを取るべきときに自国内の都合で内向きになっていては置いてきぼりになりかねません。　
　韓国は工業国になっていますが、基本は農業国であってＦＴＡの締結に当たっても大変な農家の反対運動がおこりましたが、それを解決して各国とのＦＴＡを次々と進めています。
　グローバル化、ボーダレス化の中にあって真剣に、かつ前向きの取り組みをしてもらいたものです。すでに通信も金融なども自由化されて、国際間の垣根がなくなりつつる今日、本当に全産業、経済・生活にわたり国際化を考えねばならない時代になっています。
　言うばかりで具体的な話になると逃げ腰ではどの国も相手にしてくれないでしょうから。