震災・津波で被害を受けた地域、電力不足で困っている関東はそれどころではありませんし、電力の消費を控えるため電力や不足している救援物資を使うイベントは難しいかもしれません。

　しかし、西日本などではイベントは普段通り、もしくはそれ以上にやってもらってその機会に東北への義捐金・援助金を募る活動を行ってもらいたいと思います。

　府県・市町村が併せて募金活動をすれば募金をする方も安心してできますし、自治体としても面目が立つように思えるのですが。
　また、イベントの収益の幾分かを寄付することもできるでしょう。。(街中で主催者のわからない募金活動やネットを使った募金は信用できないものがよくあります)

　いつもだとやっていないチャリティ・イベントなどでも市町村が音頭をとってにぎやかにやればよいと思います。
　音楽家や俳優のチャリティ・コンサートでもお通夜のような演奏・演技をやるわけではないので。

　私の故郷の九度山町では今年の真田祭(５月５日)を東北の震災・津波のため自粛する・中止することになったと聞いて、内心馬鹿なことをと思っています。
　中止することによって東北にも自分たちの街にも損にはなっても得にはなりません。

　中心になる真田庵では年に一度の寄付・お布施が入らなく、困っているそうですし、東北には真田幸村の関係で姉妹都市もあるそうですが(こけれも中止の理由だそうですが)、この機会を利用して祭りの参加者に寄付を募ったり、お布施の幾分かを義捐金として寄付できれば、街としても真田案(寺)としても面目もたち、東北のためにも、もともとの目的の自らの町興しのためにもなると思っています。

　もともと何もない田舎町ですので真田祭が地域の一大イベントで町興しのためにもなっていて、周辺市町村との交流にも役立っているものなのです。

　いやはやもったいない機会を逃すことになると思うと何を考えているのか悔しくも思う次第です。