私は、原発の再開を提案するものです。

　まず福島の原発被災は何が大きな原因か?　地震か津波かが明らかにされていません。
　そして最悪のベント(炉内の下圧のための排気)での浄化装置が無かったことが周辺に核物質を撒き散らしました。千葉県柏市でも危険なところがあり、松戸市(川を隔てて東京)も除染対象のところがあります。
　しかし、ベントをしなければ原子炉の爆発、関東一円への汚染の拡大、茨城県周辺は人の住めないところになったでしょう。
　
　現在の原発については、津波か地震か解らない状況では、東日本大震災を教訓にした安全対策が出来るかが、原発の再稼働のカギになると考えています。

　まずは最悪を想定してベントのろ過設備(ビル程度の大きさといわれています)を設置することでしょう。

　そして、地震・津波を想定した安全性を担保すべきです。

　東日本大震災での福島原発被災はいい教訓です。その教訓をもとに電力各社は真摯に取り組むべきです。
　何十万年前の活断層よりも、数十年のうちに起こるといわれる南海地震、東南海地震などに耐えられるかというのが現実的な検討事項と思います。

　地質学者のああでもないこうでもない、一部の人の「原発反対」の声に左右されることなく、政府・電力会社は現実的な結論を出すべきです。

　原発の停止は国民生活に直接間接に大きな影響を及ぼしています。
　国際収支も影響を受けていて、このまま赤字が続けば、日本国債にも関連して、とんでもない国家の破滅にもつながりかねません。

　政府も電力各社も国民もそれを理解して、原発最下位を真剣に考えるべきです。