軽減税率の拡大は、一種のばらまきであって、社会保障への資金、財政健全化に対して逆行します。
　お金ばかり使って、軽減されても金額的に庶民個人個人では大した見返りはありません。これだけのお金があれば、様々なことに使えるはずです。しかも高額な食品、外食する人にはありがたいかもしれませんが、庶民には見返りは対してありません。

　広く薄く集めて、必要なところに重点的に使わないと、多少の痛みをこらえても、子孫に着けを回さない心構えがないととの思いがあります。
　しかも、財源の手当ても見込まれない中で、公明党も自民党も何を考えているのでしょう。
　公明党は人気取り、自民党は公明党の選挙協力の結果です。

　まあ、酒・たばこの税率アップしか残された財源ではないでしょうか。

広く薄く集めて、有効に使うのが税の基本です。

　それを、せっかく集めた２％そこいらの消費税をなしにする軽減税率は、一種のばらまきであり国民の人気取りに過ぎません。

　しかし、２％そこらでどれだけありがたみがあるか？　自分の買い物、食品関連の額をよく見てほしいと思います。
　０％になるのなら話は分かりますが、８%から１０％では家計にほとんど影響しません。

　このために、重要法案をないがしろにし、野党は蚊帳の外で、自公だけが、公明は人気取りだけ頑固とした態度で、国民は、もうどっちでもいいや!の気持ちです。

　早く決着して、本当に必要な法案にあたってもらいたいとの気持ちです。

　正直、８%でも１０%でも、今となっては大差ないではないかとの思いです。
　まあ、企業、中小小売業などが大変ですが、こうなっては、おれは知らないよ、の感じです。