「地球温暖化の話はほとんど全てウソのデタラメ」というのは言い過ぎだったかもしれません。南極の氷は現在は減少しているようですし（2016年頃には増えていたようですが）、実際に地球全体の温度は上昇している（30年間で0.3℃？）ようです。また最近の異常気象もその気温上昇のせいかもしれません（本当に原因が分かっているのならもう少しまともな予報も出来そうなものですが）。さらにCO2量も産業革命以降、特に1950年頃を境に（目立った）上昇を始め、それが人類活動のせいなのは明らかのようです。そして確かに気温の上昇とCO2量の増大には関連性があるように見えます。

それでもどうにも腑に落ちないのは温暖化の原因がその人間の出すCO2の増大のせいという部分です。ちなみに大気中のCO2の量は現在全体の約0.04%で、上記人類活動のせいで増えたのは0.01%程度とのこと。
気温を上げる要素としては温室効果の他にも海水温の上昇や大気中の水蒸気量、地球の公転軌道や地軸の傾きの周期的変動、太陽から地球に届く日射量のわずかな変化、大規模な火山噴火による成層圏エアロゾル濃度の変動などたくさんの要素があります。そして地球はそういった自然現象のもと、過去何億年ものスパンの中で何度も氷河期や間氷期を繰り返しながら来ているわけです。

私には、現在の温度上昇がそんな0.04%のCO2のせいよりも、むしろ太古からある地球の自然な気温変化の一つでしかないように思えるのです。実際CO2削減を言っている機関（IPCC）のデータでさえ、1950～1980年頃にはCO2量は増えているのに気温は下がっている（どうひいき目に見てもせいぜい横ばい）様子が見られ、その頃にはむしろ地球寒冷化騒ぎがあったくらいです。
いずれにせよ「CO2削減」をいう専門家と「ウソ」という専門家に一つひとつの色々な事象について同じ席で議論してみてほしいです。

南極大陸の氷が物凄いスピードで溶けている事、近年の豪雨災害、気温の上昇等等々、この状況をどの様に解釈すれば良いのでしょうか。

人間の体温が1度、2度上がっただけで結構苦しいものです。
3６度5分が38度や39度になると考えると。

　地球の温暖化は確かに進んでいますが、人間の体温同様2度、
3度の上昇は地球にとっても大変な変化なのでしょう。

　その大変な変化が起こることをよく知る必要があります。
　そうすればこれは大変なことだと認識できると思います。