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  • from: 生成門さん

    2008年05月31日 14時33分25秒

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    温暖化は精神の問題


    温暖化は精神の問題

    温暖化の問題が何故難しいのかを実感しておきましょう。人類が飢餓や危機を乗り越えて来た背景には英知がありました。この英知があったからこそ地球で繁栄しているのです。しかし、今はその反動が来ているのです。英知そのものが告発されようとしているのです。この告発されるべき英知とは何かを考えてみましょう。

    英知を叡智、知能といってもよいですし、精神の働きといってもよいでしょう。いろいろな英知がありますが、その基本を抑えておくことにします。

    繁栄をもたらした英知の中で重要な位置を占めるのは、なんといっても飢餓や危機から逃れるための英知でしょう。安心安全を得るための英知、快適さと便利さを得るための英知も重要です。

    これらの英知は収蔵されるという意味では文化と読んでもいいでしょう。文化とは英知を蓄積伝承するためのものであり、妄想で狂気の沙汰にさせないようにする装置、即ち、人を規制し、呪縛する精神装置ともいえます。

    つまり、人類は英知を文化として装置化したのです。装置というのは機械的な意味があるので気に入らないという人は「仕組み」と言い換えても構わないでしょう。

    この仕組みは変幻自在です。それは学校であり、教育であり、規律であり、経済であり、組織であり、主義であり、国であり、企業であり、株主であり、政治であり、その他何にでもなるのです。この仕組みは二重構造となっているのです。現象面からいうと表層的であり、歴史の観点からいうと深層的です。いずれにしても装置ですから、帰属する精神(愛社、愛国精神、芸術等)を作り出すために規制管理するのです。

    次に、この英知は文明を発達させるためにも貢献してきたのです。新たな英知を醸成育成するために装置化され、科学的精神を規制管理する方向に働いたのです。では、これらの英知は一体どのような姿をしているでしょうか。

    人が外界と触れあう時の原点に遡って考えてみることにしましょう。私達は外界をどのような世界として見ているのでしょうか。常識的には外界の世界は、私達の心とは独立してあると思っているはずです。見たり、聞いたり、感じたりする日常的な風景の世界がそのまま、真実としてあると確信しているはずです。そのような確信がなかったら、薄氷を踏む思いで過ごさなければならないでしょうから、確信を持って生きる方が「都合がいい」のです。

    しかし、その確信はただしいのでしょうか。実は、これが怪しいのです。私達の現にある実世界は、実は私達が勝手に作り出したのです。私達が信じている世界はそのように思うと「都合がいい」ということでしかないのです。

    英知の働きをまとめておきます。

    一、外界を「都合がいい」虚構として解釈します。
    二、虚構を「現実にある」と思わせます。
    三、虚構は装置化(仕組化)されます。

    英知には欠陥もあります。とんでもない解釈をしても、それで都合が悪くなければよいとして、装置を介して信じさせてしまうことです。かつて人類は、地球は平らだと思っていたのですし、天体が地球を廻っていると思っていました。活動の範囲が小さな時はそれでも良かったのですが、稼動の範囲が広がってきたら不都合が生じために修正されたのです。

    現在、人類はグローバリズムが示すように、活動範囲が地球規模になりました。その結果、生産消費廃棄の行動が環境に悪影響を及ぼすことになったのです。そして成長の限界を超えてしまったのです。「都合がいい」から「都合がわるい」へと移りつつあるのが現状なのです。ここまできたら、天動説を地動説に転換した時のように、これまでの世界観を修正するか、他の世界観と置換されなければならないのです。

    それには、先ず、私達の抱いている世界の姿は想像の産物でしかないということを受容しなければなりません。正しいとか間違いとは関係ないのです。そのような解釈が生きるのに「都合がいい」というだけのことなのであす。現実とはその程度のものであると認めることなのです。

    現実という世界は人間が「都合がいい」と解釈をした一つの見方、虚構にすぎないことを生物から学ぶべきなのです。鳥は電磁波を使って方角を知るといいます。鳥の世界観というものがあるとすれば、それは人間のそれとはかなり違うものでしょう。どんな動物も外界を都合良く切り取り獲物を獲得したり、危険を察知して逃げるという行動をします。生物には獲物や危険という事態を察知する独自の仕組みがあるということを意味します。植物やウイルスも同じです。その中でも動物の仕組みは高度です。感覚器間を通じて外界の情報を取り込んで、その外界のものが何であるかを認識する脳の神経系の働きの総体があります。この総体を情報解釈する仕組みと呼んでも構わないでしょう。

    鳥の場合は電磁波という外界の信号を、情報として方向探査に使い世界を解釈しているわけです。人間には電磁波を方向探査に使う能力はありませんが、それに代わる外界の解釈という柔軟な仕方をする英知があります。しかし、鳥と人間の解釈のどっちが正しいというものではありません。どちらの解釈も都合がいいから生残ってきたに過ぎないのです。それが進化の本質です。

    現実の世界は外界の解釈であり、虚構にしかすぎないことを人間社会の場合を例にとり示しておきます。先ず、風景に対する解釈です。誰でも経験することですが、同じ景色を見ても感動しない時と特別な感動に襲われる時があるでしょう。心の有り様によって同じものが違って見えるのです。外界が心に関係なくあるならば、いつでも同じでなければなりません。この例は、外界にある現実という名の世界が如何に移ろい易いものであるかという証拠です。

    もう一つの例は虹に対する解釈です。虹の色は何色に見えるのかという問題を出して見ます。誰でも七色と答えるでしょう。それはそう見えるのだから正しいです。しかし、五色、三色と答えても正しいのです。実際そう答える民族がいるのです。これが何を意味しているのかはもうお分かりであですよね。民族の生活の条件によって外界の見え方が違うということです。日本人で虹が七色に見えない人はいないと思います。いたとすると健常者とはみなされなくなるでしょう。しかし、七色に見えるのが絶対正しいのではありません。それは文化であり精神装置の仕業なのです。

    さて、外界の見え方が精神装置による虚構であり、それを現実として、一つの正しい世界観であると思わせるのも精神装置の仕業なのです。精神装置が一つの虚構を採用するかどうかの基準は、その地方、国、民族の「生きるのに都合がいい」という暗黙の合意なのです。一旦採用されても「不都合」ならば、それは捨て去るか、修正されなければならないのです。これまでも悪習慣や信仰などの観念は、捨てさられ修正されてきました。

    温暖化は、これまでの世界観がグローバリズム以前のものであることを警告しているのです。もう、捨てさるべき時にきていると言っているのです。

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