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  • from: 生成門さん

    2008年05月31日 18時47分44秒

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    原自我の発生


    原自我の発生

    原言語により妄想が洪水のごとく生み出されるようになりましたが、その原言語と原意識の裏切りで洪水は治まったのです。原意識は妄想を封じこめに成功してからは、その区別する力を拡大していきました。区別する能力とは分別する意識とイコールです。現代の言葉で言えば、分別とは差異を感じ、差異を認識する意識です。自と他の区別を意識的にできる能力です。意識的にというのが重要ですね。

    動物との違いがここにあります。差異の敏感さが、神経の使い方とか、他に対する支配、配慮など、より進んだ関係の現れになっています。例えば、差異の意識は動物に向かえば飼育となりのすが、植物なら栽培、森ならば開墾、他人なら交際、支配となっていくでしょう。

    この区別する原意識が、他を対象として見立てることができるようになってはじめて自と他の区別が出来たといえるのです。サルは鏡に写った自分の姿を自分であるとは認識できません。犬も同様です。水に写った自分の姿を見て吠えるのです。それで口にくわえた肉を落してしまうのです。これが原意識のあるなしの違いです。この原意識が原自我であるといってもいいでしょう。

    原自我は対象を噛み砕きます。現代風に言えば、分析、還元するという意識であり、筋を通すなどという論理的思考の源泉になったということは容易に想像出来るでしょう。この原自我が古代自我、中世自我を経由して近代自我となるまではそんなに時間はかかっていないのです。

    話は現代に飛びます。

    左脳の発達、即ち言語機能の発達が妄想を転じて論理的思考を経由して、単なる思いつきを想像や仮説まで高め科学や芸術が生まれました。そして、科学は文明を、芸術は文化を育んだのです。しかし、ここには大きな問題が潜んでいたのです。

    言語の発達は自我と論理的思考を生み、そのお陰で文明が栄えました。それはそれで現生人としては成功だったのですが、それに伴って食料事情が良くなったので劇的に人口が増え、悲劇を生み出していくことになるのです。当然、土地を巡っての争いが起きます。追い出された方は新天地を求めて流浪の旅を強いられたであろうことは容易に推測できます。

    こうして人類は世界に彼方此方に移動をして住み着いたのです。その過程で何が起きたのかは歴史を紐解けば分かる事です。ここで問題にされなければならないのは、言語の機能と連動して生まれた自我意識がどのようなものなのかということです。

    そして、自我意識と同じようにして科学的思考は生まれました。その人類の英知が何故告発されなければならなくなったのかということです。それらの事を考えていかなければならないのです。

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