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シムダンス「四次元能」

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  • from: 生成門さん

    2008年06月24日 18時23分06秒

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    起死回生の思考はないのでしょうか 


    四次元能で度々引用している四次元のイメージ(隠喩)図です。
    http://www.d-b.ne.jp/exist/
    EXISTENCEから引用しました。

    起死回生の思考はないのでしょうか。

    「悟り」とは、何を意味しているのでしょうか。日常の何気ない会話でも、悟ったようだねとかいいます。その場合は冗談が多いのですが、それでも常識的な仕草や思考を超越した何かを指している事は間違いないと思います。しかし、それが何かというと不明なままです。生成門的解釈でいくと、悟りとは自我を解体し本来の自己になることをいいます。自我とは左脳に支配された思考、精神のことであり、物質的欲望を満たすことを優先する世界観です。左脳に支配された思考、精神とは、主語論理、形式論理、三段論法、因果律を基礎とするものです。常識、科学的知識、一神教の宗教、近代文明を生み出した最大の力です。本来の自己とは、右脳の活性化した思考、精神であり、述語論理、即非論理、因縁論法、共振共生を基礎とするものであり、芸術、直感的叡智、多神教の宗教、東洋文明を生み出した最大の力です。

    詳しくは、下記西洋と東洋の違いを参照してください。
    http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100068833227

    さて、悟りが自我を解体し本来の自己になることなら、本家、道元の悟りと生成門の悟りとは違うのでしょうか。仏教自体が自我の解体、物欲の消滅ということを言明していますので、同じことを意味していると思うのですが、悟りの内容ということになると抽象的な言葉が羅列するだけで良く分からないのが現実です。仏教全般に言えることなのですが、色即是空であるとか、無無無無無無であるといいます。つまり、現実を否定するのです。ただそれだけで後は、修行ということになります。説法にしても、現代風に言えば、いいことをしなさいとか、欲をなくせとかいうだけです。「わかっちゃいるけど、やめられない」という歌がありますが、その通りです。それに対する答がないのです。その為にはどうすればいいのかというシナリオがないような気がします。無いというと問題ですので有効では無いとしておきましょう。時代は益々混沌としてきており、それに対して何ら力がないように思えるのです。つい最近に起きた宗教的事件はその象徴です。望みがあるとすれば禅です。これも難しいのですが、現代的にアレンジできれば有効になると思うのです。但し、今のままでは使えないと思います。「喝」で終ってしまうからです。悟りは不立文字ですから、無であるとなり前進が出来ないのです。正直いって、なんとかならないものかと思います。道元も現成公案というテキストを残すに当って苦心惨憺して瞑想してたはずです。いきなり、現成公案を書いたとは思えないのです。ああでもない、こうでもないと考えて捻り出したと思うのです。

    私達にとって重要なことは、その思考のプロセスです。どのように思考して、どのような結論にたどりついたのかが知りたいのです。それが記述されていないのです。書かれているのは結論だけです。途中がすっぽり抜けているのです。他の仏教教典も同様です。四次元能シムダンスが重要視しているのは、脳の働きであり思考のプロセスです。そのことが分かれば悟りへの道が開けると思っているのです。残念なことに先達の思考のプロセスが残されていないのです。口答ではいろいろと話していたと思うのですが残っていないのです。

    しかし、今日では、文化人類学、言語学、進化論、分子生物学、精神病理学、哲学等のお陰で人間の思考と気質の関係や行動との関係が分かるようになってきました。資本主義と精神分裂症のことを明らかにしたのは哲学でした。主語論理と述語論理が脳と関係していることや、人間にはパラノとスキゾがいてその思考や気質が異なることが指摘されたのです。又、禅論理のような特殊な思考は、分裂症的思考と似ていることが判明しました。また、そのような思考は人種によっては常識であることも分ってきたのです。正常と異常の識別は絶対的では無いのです。価値観は文化圏で異なることが明白となってきたのです。視野を広く取ると常識だと思っていたことが反転してしまう世界があることを人類学が示したのです。パラノが多い民族では、スキゾは異常視されます。これが精神病理学で指摘されました。遺伝的には異常ではないのですが、混血等で思考の気質の違う者が紛れ込んだことで、文化風土・習慣が異なっていることが認識されないまま、生活したり、ビジネスをしたりするために事件が起きています。国際化が始まった当初は、これをカルチャーショックなどと呼んでいました。現在でも外国から相撲等の力士がやってきて日本の文化に無理に従わされるので、トラブルが起きることがあります。その根底には気質が絡んでいるのです。それを躾の問題にしてしまうので、これから大きな禍根が残ると思います。

    トラブルの原因はパラノは主語論理を駆使し、スキゾは述語論理を駆使することです。近代はパラノによって文明を発達させたので、パラノ文明・文化が正当なものとなっています。その結果、スキゾは異常となってしまいました。ただ、トラブルが起きるのは極端なケースであって、大概は混在、融合し、適応しています。隠れスキゾはおおいのです。それが突然、近隣トラブル、ゴミ問題等で紙面を賑わすのです。パラノは圧倒的に左脳の力です。それは近代文明を生み出しました。表にでてきたのは、形式論理、主語論理です。その結果、その本当の力であるパラノパワーは影に隠れてしまったのです。これをパラノとはいわずに西洋的思考、科学的思考、近代文明、論理、叡智、思想という言葉で代行するようになったのです。

    しかし、環境的な行き詰まりが見えた今日、その本当の姿を露出させなければなりません。ただただ、追いつき追いこせという掛け声だけで何も本質を見極めず、突っ走ってきた盲目的競争はやめるときがきたのです。思考と気質、主語論理と述語論理、パラノとスキゾ、右脳と左脳の関係が対称性を持っていることに注目しなければならないのです。物質科学の成功はパラノの勝利です。しかし、最近は事情がおかしいのです。最先端の量子力学が見たものは目を疑うようなことです。そこでは、これまでのパラのパワーの代表とさせる主語論理、因果律、科学の常識が通じないのです。その量子論が露にした宇宙の本質を象徴するのが、対称性と二項対立、不確定性原理です。量子論は対称性を重視し、物質は非物質からできたとか、ゼロポイントから物質と非物質が対生成するとか、反物質があるとかいうのです。対称性というのは、私達の日常にも沢山あります。あることはあるのですが、対称性をそれほど重要なものとしては取り扱ってこなかったのです。せいぜい幾何学模様であったり、神秘的要素としてでした。対称性は神話や諺に良くあらわれます。諺としては、逆説的に用いられます。例えば、急がば回れ、伸びんとするなら屈せよとかです。これらはパラドックスとして扱われ、日常の思考からは排除されてきました。しかし、この対称性が真理であると量子論は言明したのです。もちろんこの対称性は破れることがあります。その破れが現象として現れるのです。私達の現実の世界は非対称性の世界であるかのように見えます。宇宙レベルの時間で見れば対称性が働いています。私達の世界でも宇宙レベルの時間ではないのですが、歴史的には明治維新のように反転することがあり驚ろきます。つまり、非対称(今あることが永遠に続くと思うこと)だと思っていたことが、突然に対称性が現れるので驚くのです。それがパラドックスに見えたりするのです。生成門もここに宇宙の真理があると思っています。

    なんでも二つに分けることが得意の左脳の思考と混然一体を得意とする右脳の対称性も不思議です。整理整頓、清潔綺麗好きは躾の問題ではなく、左脳の特徴なのです。遺伝子の働きだといっても過言ではないでしょう。それが証明されることを期待しています。最近の知見では、心配遺伝子、恋愛遺伝子などが見つかったといいます。いろいろな行動を決定する遺伝子が見つかっています。すべてを遺伝子に還元することはできないにしても、犬と猫の性格の違いが明らかなように、多くの事が遺伝子による影響であるのは明らかです。

    心配遺伝子という名前の付け方は良くないのですが、ここから計画性、管理、綺麗好き、整理整頓、予測、安定願望、神経性などの傾向が推理できます。対称性を考えると、心配遺伝子が単独であるのではなく奔放遺伝子と対になっていて、それが絡み合って気質を作っていると思うのです。何故、自然は対称性に満ちていながら対称性を乱し、それが輪廻、循環するのでしょうか。これが四次元能が解決しなければならない大きなテーマです。この答を見つけるには、述語論理を本質を解明しなければならないのです。道元は、述語論理だとかパラノだとかを知らなかったので、それを指摘できなかったのは仕方がないのですが、世間とは違う思考があることを上品(野生の思考的)な形で残したことは確かです。これは道元がスキゾだったからできた所業です。道元のテキストを述語論理であると仮説すれば、禅問答も現成公案も理解できるのです。道元はスキゾだったから思考のプロセスを残さなかったのです。事実、スギゾのモンゴロイド(ナスカの地上絵、等)の大半は文字としてその思考経過を残していないのです。しかし、その痕跡、結果は残しているのです。

    スキゾは述語思考を得意としています。しかし、そのプロセスを残せないのです。残すには主語論理が必要だからです。道元の悟りを表現した現成公案は述語論理で記述されています。だから、悟り、即ち、自我の解体には述語思考が鍵を握っているのです。道元は、主語論理も普通に使っています。正法眼蔵には、主語論理のテキストが多く見られます。こちらは座禅の仕方とか、正しいのは仏祖の誰かなど等、悟りの状態を示す周辺に、主語論理、形式論理が多いのです。だから分かりやすいのは当然です。

    哲学の分野では、ポストモダンがいいところまで私達を導いてくれました。資本主義は分裂症を作り出す。苦の原因はそこにある。だから逃げろといったのです。最近は、様々な脱常識、異常的な事態が発生しています。政治的な手法でも革新的な構造改革によるぶちこわしの薦めがもてはやされています。ファッションにしても奇抜性が受けます。テレビでも大食いのような奇抜性が受けています。こうした傾向は益々加速するでしょう。資本主義はどん欲なのです。本来自己を否定しかねない主義や思潮までも、消費の対象として呑み込んでしまうのです。まるでブラックホールのようです。すべてが記号化され、処理されるのです。現実と仮想の壁が消えつつあるのです。

    欲望は過剰となり、消費されます。そこには循環があります。クラインの壷のような閉じた空間です。この空間では精神的な充実はありえません。束の間の癒しが許されるだけです。本来、資本とはお金であり、お金とは関係ないヒーリングでさえもビジネス化されてしまうのです。こうして人は皆、本来の自分を見失うのです。

    この閉じた空間、ウロボロスのようなクラインの壷から、どうしたら逃げられるのでしょうか。ポストモダンは逃げろといったのですが、どのようにして、どこにとはいわなかったのです。それが物理的な場所を意味するのならば、そのような場所は地球のどこにもありません。グローバリズムが蔓延っていて、ジャングルの奥地まで浸透しているのです。精神的な世界があるというならば、それは宗教や神秘の世界のことでしょう。しかし、それも、最近はビジネス化されています。仏教は葬式仏教といわれるぐらいに堕落してしまいました。資本主義というのは、仮想の世界でも、呑み込んでしまうのです。もう逃げ場はないと思うしかないでしょう。

    ここでクラインの壷という四次元用語が出てきました。四次元能では極めて重要な概念です。それが資本主義はクラインの壷であるというのです。詳しくは浅田彰氏の「構造と力」を参照してください。資本主義は四次元なのでしょうか。四次元能と浅田彰氏のクラインの壷は同じことを意味しているのでしょうか。


    ポストモダン(浅田彰氏)が「外へ逃げろ」といったのですが、資本主義がブラックホールであるとするならば、中にはいったら二度と外にはでられないアリ地獄です。クラインの壷に外はないのです。私達に逃げる空間・場所はないのです。それでは、諦めるしかないのでしょうか。四次元能は諦めません。更に、資本主義は本当に分裂症を作り出したのでしょうか、と問うて見ましょう。モンゴロイドはアフリカの奥地から世界各地に何万年もかけてゆっくりと移動して散らばっていきました。彼らは資本主義が生まれてくる前から存在していたのです。分ったことは、スキゾという気質は遺伝的であるということです。それならば前からスキゾはいたことになります。資本主義によって分裂症になったわけではないのです。もともとからスキゾだったのです。ところが資本主義という怪物が現れて世界を侵食したのです。スキゾも巻き込まれてしまったのです。この資本主義というのは西洋の叡智です。西洋人といったって、もともとは、アフリカの奥地から出たモンゴロイドと同じ原生人という先祖をもつ人類です。それが今、地球規模で再会しただけのことです。出発した時はパラノスキゾだったと思うのですが、パラノとスキゾに別れで再会したということです。ですから、スキゾは生み出されたのではなく、本来の気質が露出しただけなのです。

    ブラックホールに呑み込まれた以上、この閉息した状況から逃れる術はないのでしょうか。逃げることはできないのでしょうか。しかし、それでは解決しません。諦めてしまえば人類は絶滅します。それを座して待つしかないのです。何かうまい起死回生の方法、思考はないのでしょうか。

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