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  • from: 生成門さん

    2009年03月11日 19時38分57秒

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    性同一性障害が教えること

    性同一性障害が教えること
    <補完共振>

    この世界をどう認識するのかについては、一人の人間が生きていく上で大きなテーマです。人生が順調で意気揚々としているときは世界の有様について意識しなくても、「のほほん」と生きていけますが、大きな挫折を味わったりすると、たちまち、自らの前に立ち塞がり意識させられるのが現実という厳しい世界の風です。

    世界という場合、価値観の違いから生まれてくる個人的な世界のイメージから宗教や精神的な世界、日常の常識的な俗世間、はたまた次元や宇宙という意味での世界などいろいろあります。どのような内面的世界のイメージを持とうと自由なのですが、現実に生きている世界というのがあり、それが生存を脅かすようになってくると、個人的な自由な世界観を弄んでいるだけでは済まなくなってきます。

    現在、私達は100年に一度といわれる世界的規模の大不況の最中にあります。温暖化による気候変動の嵐も風雲急を告げています。もはや、安穏として生きられる世界などどこにもないと言って良いでしょう。何も考えないで、生きていくことなど出来なくなってきたのです。もはや、目前の利益や打算だけの生きた方では、済まなくなってきたのです。違った世界に対する見方を持たなければならなくなってきたのです。この世界をどう認識するのかについて真剣に考えなければならなくなってきたのです。

    世界の有様を考えるということは、即ち自己を考えるということです。世界に対する認識とは自己の認識のことなのです。リストラという厳しい現実が切迫してきています。この現実が、どう生きるのか、どう生きるべきなのかを思い知らせてくれるのでしょう。これまで、如何にのほほんと生きてきたのかを思い知らされるでしょう。自己と真剣に向き合わねばならなくなったのです。ここでいう自己とは本当の自分とは違います。自分とは、自らの分身ですから、自我のほうの分身です。分身には自己と自我があるのです。本当の自分が自己であり、偽者の自分が自我なのです。自我は三次元の認識を持つ左脳であり、自己とは四次元の認識を持つ右脳なのです。これを突き詰めていくと、パラノ=アポロ=自他反共振とスキゾ=ディオニッソス=自他共振の図式に辿り着くでしょう。

    このような図式を、一人でゼロから考えていたのでは、とても埒が明かないでしょう。「自分とは何か」なんてこれまで考えたこともないのに、いきなり、自分の内面や自分という存在がどこから来たのか、生命はどうして出来たのか、何故、欲望があり、それが何に由来するのか、経済の仕組みや社会とどう関係するのか、平等や自由とは何かなどをすべて関係づけて考えるなんて出来ないでしょう。

    真実に近づく方法はあるのでしょうか。真実とは何かということを吟味しなければなりませんが、少なくとも、人間がこれまでの経験してきた原始・封建・近代・現代社会のあり方と知識の変遷を考えると必然的に真実が見えてくるのではないでしょうか。ただ、それらをすべて網羅して吟味することはとても出来ないでしょう。

    それに代わってできるのは、先達の考えてきた世界や自己のイメージを編集することです。科学者はみなそうしています。他人の発見した知を引用して、その上に立って論を展開するのです。このようなやり方=編集は、単なる模倣ではないので、少なくとも、それらは、如何に旨くお金を儲けるかとか、如何に旨く世渡りを上手にするとかと言ったノウハウものではないでしょう。より良い生きた方を考える上の基本となる編集的叡智といってよいでしょう。ここで、難しい宗教や哲学を論じるつもりはありません。又、そんな余裕も、力もありません。

    大事なことは先達が何を考え、何を示唆したのかと言うことです。それを天才ナビゲーター達の力を借りて、実用主義(編集的アプローチ)に徹して、解釈することです。理解した上で応用することです。四次元能がインターネットを脳の延長として駆使して、ACDサイクルを(iivP)実践するのはその応用なのです。

    四次元能は、それをシム方程式=世界解釈の方程式という形にして、その展開しています。シム方程式を解くことが、新しい世界の生き方の答えとなるでしょう。それには、沢山ある先人の知恵の中から何を選好するかが、重要となるでしょう。

    四次元能的に言えば、現象の背後にある力を認めるか認めないかが大きな分岐点になるでしょう。現象の背後にある力とはイデアであり、イデアは力ですからエネルギーです。エネルギーとは、私達の知っているエネルギーを実のエネルギーとすれば、その根源となる虚のエネルギーのことです。その根源をイデアと言っているのですが、理念とも言いますが、理念という訳語はあまり正しくないように思います。経営理念などと使われているからです。経営理念とは、「顧客満足第一」「産業報国の精神」「オンリーワン」などと言った企業のあるべき姿を表現します。言葉で表現してしまうと、どうしても、三次元世界の物質的側面、主語論理的な側面が表に出てしまうのです。そうなると、再び、その理念の背景にある何かを想定しなければならなくなるわけです。そして、生まれてきたのが、イデア=空という概念です。空とは即非ですから、イデアには対称性があるということになり、それが空であり、A=A、A=非A(i*-i)となるのです。

    こうなるとイデアとは何かと実体があるかのように問うのは困難であり、間違っているのです。イデアの正体を掴むには、主語論理から脱却したところに移動するしかないのです。イデアは、非物質的な意味で虚=空だからです。主語論理から脱却するとは、述語的ということになりますが、そこで登場したのが、複素平面やクラインの壷という四次元のイメージとして考えることが出来る思考の媒体(道具)なのです。

    四次元能が、もっとも重要と考える先達はプラトンとお釈迦様であり、それを継承する人達、乃至、同様の思考をする人達です。ですが、天才ナビゲーターの支援を受けてもプラトンのイデアや仏教の悟りを理解するのは、容易ではありません。そこで、性同一性障害について考えました。そこから、思いがけなくも、イデアの本質が見えてきました。



    男性原理と女性原理の重要性を発見したのは、仏教の影響を受けたユングですが、人間の性格(現象)の背後に原型(イデア)があると考えたプラトニストです。しかし、何でも「原型あり」といったところで、イデアはレントゲン撮影でも見ることは出来ない抽象の産物ですから、結局のところ、そんなものだろう程度の納得しか得られないでしょう。大事なことは、性同一性障害のように、それが目の前に起きているという事実があるということです。性同一性の不一致は単なる演技ではないのです。性同一性障害は、私達の誰にでも起きても不思議ではない可能性のある現象だったのです。性同一性障害は、心と体が違う力によって生起しているという事実を私達に示している証なのです。二つの別々な力があり、それが心と体を現象化させるというようなことは、現在の生理学や進化論では言っていません。ホルモンや遺伝子によって性が決定すると言うところまでです。性同一性障害は精神医学用語であり、原因はストレスやホルモン説がありますが、まだ確定されていないのです。

    女の心と男の体(その逆)を持って生まれるという事実は否定できないことなのです。この事実はユングの人間の性格(現象)の背後に原型(イデア)があるとした考えが正しいことを裏付けているとして良いのです。

    ユングは心についての原型を言っているのであり、体のことはいっていないのですが、分子生物学は遺伝子により体の性が決定されることを実証してくれているのですから、両方を合わせると、心と身体は別々に決定する力があるということになります。つまり、性同一性障害はそれ実証しているということになるわけです。

    性同一性障害が、その背景にイデアがあることを教えてくれたと同時に、何気なく起きている現象をもっと注意深く見る必要があることを教えてくれているのです。何がそうさせるのかに考えを深めるべきなのです。

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